なんでも人生

Whatever life is

脳梗塞 Stroke

2019-01-11 | 日記
私の身体で「ショック」なことが起きた。1月9日家内が用意した昼食を食べる時、お茶を飲むのに左手で湯飲み茶わんを掴んだところ掴んだ感覚がない。あれっと思いもう一度やっても確かに掴んでいるのにその握った感覚もお茶碗の熱さも感じない。まるでロボットアーム、しかも見るに哀れなシワシワの老人ハンド。右手で左手のひらを触ると触られた感覚がない。動くのは正常。今日は外は雪、かなり冷え込んでいるので手先の感覚が麻痺したと思い家内に事情を説明して風呂を沸かすように頼む。家内は室内はそんなに寒くないし、それはおかしい一先ず病院に行きましょうと行きつけの済生会病院に行ったが、脳神経外科は本日の診察予定がないので近くの恒星病院を紹介してくれた。
この病院は脳神経外科専門で受付で事情説明、しばらく待って医者と面談して一通りの検査となった。検査が終わり医師がMRI の脳の画像を見せ左手先の感覚神経を司る末梢血管が破れ出血して、脳梗塞だとつげられた。これこそ頭をガーンと殴られたようで、しかも即入院となった。
入院病棟ベッドに寝かされ点滴、内服投薬が始まり、看護師が次から次へやって来ていろんな手足の運動、会話、記憶、計算機能など検査する。毎回今日の日付、病院名を聞かれる。2日目の100から7を順番に引き算検査はしどろもろの冷や汗だができる。
一晩寝て、左手先を右手で触ると触られた感覚が戻っている。正常値の8割程度かな?回診医師にそのことを告げると内服投薬と点滴「ソルラクト」が効いてきたらしい。家内も入院準備用品を持参して朗報に喜んでいる。リハビリが始まったが元から運動機能に障害は感じていない。今日の豆粒大の鉄球移動検査など左手の方が速い。しかしまだ点滴は続いている。もう治った!早く退院したい。

1月12日入院3日目。
スキー事故で頭の劣化のことを冗談で書いたが、事実となってしまった。
実は気をつけなくてはならない事がいくつかあった。まず私の母を含め母方家系に何人も脳梗塞を患っている。それと私自身ここ数年定期健康診断で血圧、中性脂肪値が高く治療するように指導を受けていたが体重を落とせば正常値になると無視、しかも減量に失敗。そのつけが回ってきたのだ。
入院して1日4回ぐらい血圧測定があり、高い方が155ー175ついに今日から降圧剤アムロジピンが投薬の中に入ってきた。
いいことは点滴が24時間から朝晩2度になり自由に動き回れるようになり、シャワーも浴びれる。
1日3〜4回リハビリがあるが、健常者でも難しいことをさせられる。片足で20秒立ったり、左右交互に足を縦にピッタリくっつけて一本線の上を歩くなどふらつかずにできない。認知症検査みたいなのもある。単語5個覚えさせられ、計算を含めた問題を10ほど解いた後、先程の5個の単語は何でしたか?。3個は思い出したがあとはヒントを貰っても思い出せない。リハビリ担当(理学療法士?)に若かったら記憶しているのか聞いたら「できない人もいる」とのこと、安心するが問題作成者意地悪だ。しかしここ4ー5年の入院経験など確実に老化は進行している現実を認めた方が良い。
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