なんでも人生

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コナラ伐採 A-corn trees felling

2020-12-24 | 日記
隣の敷地を購入した時はコナラ原木(30-60年樹齢)が数十本あり、ほとんど伐採したが意図的(日陰用)に3本だけ残して置いた。しかし、落葉掃除が大変なのと、その下に植樹したサクランボやレモンの樹が大きくなり、日照不足になってきた。落葉が終わるのを待ってキッチンハウスの前の2本を伐採することにした。ハウスの裏にも大木が1本あるが、芯止めをしているし伐採するには大きすぎる(直径80cm)。

いつものように梯子を立てかけ上の方をロープで固定。

そして2台のチェーンソー準備。ハスクバーナーと日立工機を燃料とチェーンオイルを入れて始動確認(調子は良い)。大木を切る時、2台は用意しておいた方が良い。刃が木に挟まれて(噛んで)抜けなくなる時があり、もう一台で裏から介助(レスキュー)する必要がある。小枝切りに電動鋸も準備(これが役に立つ)。
安全帯で命綱を掛け、ハスクで木の上の方から50-60cmあたりに、向こう側から裏刃で10cm深さで切り込みを入れ、手前から裏の切り目の5cm上ぐらいから切って5cm(手で押すとぐらつく程度)残す。この方法は過去の失敗から学んだもので、以前いきなり手前から全部切り落とそうとしたら立木が縦に割れて梯子を固定しているロープも切れあわや命綱でぶら下がりそうになった。丸太の上部を押して開いた切り目にバールを突っ込みさらに開口して電動鋸(軽い)を入れ最後(ほとんど樹皮)を切り落す。その前にワイヤーで切断丸太をくくり、吊り下げ用ロープを下の枝に巻いて落下防止をしておく。切り落とした丸太はぶら下がった状態なのでロープを緩めながらそろそろ降ろす。丸太の重さで下の枝にロープからまないように巻くのもコツだ。

梯子を段々短くしてこれを繰り返す。面倒くさいが、急がば回れ安全第一だ。
丸太4本ぐらい切ったらチェーンソーの刃が外れ、日立に替えると軽くて扱いやすいが力はあまりない。一個の輪切り丸太を降ろすときロープが弛み落としてしまい下の階段を2か所壊してしまった。後日セメントで補修した。

半日で下の方のコナラを伐採完了。昼からキッチンハウスウッドデッキ横のコナラ伐採。足場は良いが、枝がいつの間にか屋根の上に伸びているので屋根の上に落ちないようにロープを掛け細かく切り落す。このコナラもウッドデッキを作る時、芯止めして日除け用として残したが、日除けシェードを設置したのでもう不要だ。同じ要領で80cmぐらい残して伐採終了。
後は丸太を薪サイズにカットだが、ハスクのチェーンを入れ直して切り始めるが、丸太が大きく刃が切れなくなり2度研ぎ直すがやはり切れは悪い。
最終的に全部切ったが、ハスクも日立チェーンソーも暇な時に一度オーバホールしよう。エンジンの調子が悪かったり、切れないチェーンソーほど作業効率は悪く、苛立つし危険度は増す。
後日、エンストした日立工機をキャブレーターと点火プラグを掃除、燃料を入れ替えたら無事始動。我が家にもう一台40cmガイドバーの中国製(14000円)があるが、これがどうしてもエンジンが掛からない。ガイドバーとソーチェーンを残して不燃ごみとして処分しよう。最初に直径60cmコナラを数本切り倒し、40cm丸太に切断したのに役に立ったが、点火プラグ、キャブレーター掃除しても始動しなかったらお手上げでお役目終了だ。
後日談、分解して不燃ごみで出そうと最後にチョークをかけリコイルスターターを引っ張ったらエンジン始動。きっと私の計画(廃棄)を聴いていたに違いない。

家内はコナラが無くなり、一番のクリスマスプレゼントだと早速落ち葉を集め、来年から楽になるのを喜んでいる。家の庭木にコナラは要らない。眺望も開けた。


世間はコロナで大騒ぎだが、我が家はコナラでドタバタのクリスマスであった。
コメント
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