おだやかな午後
冬の陽射しを浴びながら
ベンチに座って
駅舎を眺めていました
隣で杖を持ったおじいさんが
30分くらい前から
ベンチに座っているのだけど
目を閉じて動かず座り続けていました
はじめその様子を遠くから眺めていたのだけど
まるで江ノ電から降りてくる
誰かを待っているかのようにみえて
でもそれはもう待ち人は永遠に来ないような
切ない冬の逆光を浴びているようでした
でも実際はただ疲れて休んでいただけで
僕も同じように目を閉じて
そのベンチの隣に座ってみたら
ものすごく気持ちのよい空間で
穏やかな気持ちになりました
しばらくして
おじいさんはゆっくりと立ち上がって
杖を突いて坂を下っていきました
小さな旅の断片
なにかを思うのもいいけど
なにも思わないのもいいのかもしれないなと
よくわからないけどとにかく
目を閉じて駅舎の前のベンチに座って
待っているというのが不思議と心地よく感じて
極楽寺駅に癒されてしまいました
この辺りだと一番好きな場所は
圧倒的に御霊神社だったのだけど
一気に極楽寺駅舎も好きになってしまいました
意外とすぐ近くにある極楽寺も渋くていいけど
冬の陽射しを浴びながら
ベンチに座って
駅舎を眺めていました
隣で杖を持ったおじいさんが
30分くらい前から
ベンチに座っているのだけど
目を閉じて動かず座り続けていました
はじめその様子を遠くから眺めていたのだけど
まるで江ノ電から降りてくる
誰かを待っているかのようにみえて
でもそれはもう待ち人は永遠に来ないような
切ない冬の逆光を浴びているようでした
でも実際はただ疲れて休んでいただけで
僕も同じように目を閉じて
そのベンチの隣に座ってみたら
ものすごく気持ちのよい空間で
穏やかな気持ちになりました
しばらくして
おじいさんはゆっくりと立ち上がって
杖を突いて坂を下っていきました
小さな旅の断片
なにかを思うのもいいけど
なにも思わないのもいいのかもしれないなと
よくわからないけどとにかく
目を閉じて駅舎の前のベンチに座って
待っているというのが不思議と心地よく感じて
極楽寺駅に癒されてしまいました
この辺りだと一番好きな場所は
圧倒的に御霊神社だったのだけど
一気に極楽寺駅舎も好きになってしまいました
意外とすぐ近くにある極楽寺も渋くていいけど