昨日届いた

のがこの3枚。
なんと言ってもTOTOの1991年ﾓﾝﾄﾙｰｼﾞｬｽﾞﾌｪｽﾃｨﾊﾞﾙのﾗｲﾌﾞﾋﾞﾃﾞｵ。
最近いろんな人の7~80年代のﾗｲﾌﾞCDが出てるけど、そんなのと違ってこれはｵﾌｨｼｬﾙ盤なんでしょうね、公式ｻｲﾄで紹介もされてるし。JEFF PORCAROが亡くなる直前の貴重な映像･･･とはいえｽﾃｰｼﾞｾｯﾃｨﾝｸﾞの関係であんまりJEFFのﾄﾞﾗﾐﾝｸﾞがよく見えないのが残念なんですが･･･。
最後の曲でｽﾃｰｼﾞに出演者が繰り出しての演奏ｼｰﾝ、DAVID PAICHのとなりでｼﾝｾを弾くにはGREG PHILLINGANESじゃないですか。そんなところにもﾆﾔｯとしてしまいます。

それと一緒の購入したのが2014年ﾘﾘｰｽ当時16歳のｷﾞﾀﾘｽﾄ「ANDREAS VARADY」のﾃﾞﾋﾞｭｰｱﾙﾊﾞﾑ。
これまたDAVID PAICHがﾌﾟﾛﾃﾞｭｰｽ、もちろんSTEVE LUKATHERやSTEVE PORCARO、おまけにGREG PHILLINGANESにNATHAN EAST･･･そのあたりの方々が参加する今時珍しい、かなりTOTO系のｱﾙﾊﾞﾑなのです。

も一つおまけにLARRY CARLTONの「SLEEPWALK」･･･これまたJEFFが全面参加の一枚なのです･･･って実はあんまり意識してなかったんだけど、気がつけばまたまたTOTO関係ばっかりを買ってしまっていたのでした。

今日の通勤音楽
ANOTHER SHINING DAY / 13CATS
LAST CHANCE TO DANCE TRANCE(PERHAPS) / MEDESKI MARTIN AND WOOD

先週の話

こないだの旅行記書いてたら完全にﾀｲﾐﾝｸﾞを外してしまったんだけど、一応ﾈﾀとして、もう先週末の話ですが書いときます。

先週の土曜日のこと。ｶﾐさんの趣味に付き合って六本木の二科展に。
写真はともかくねぇ、抽象的な絵画はどうもよくわかんないし上の方に貼ってある絵画もたくさんあって、それも含めてきょろきょろと見ていたらどうも頸椎間板ﾍﾙﾆｱが悪化したようでくらくらきてしまいました･･･なもので、会場内でちと休憩しつつ。

そんなこんなで喉もかわいてきたもので、なんか飲みたい!ということになり、それではということで向かったのが六本木ﾋﾙｽﾞ。期間限定でｻﾝﾄﾘｰがWORLD WHISKY FLIGHT BARを開いているのです。さすがはｱﾝﾃﾅｼｮｯﾌﾟだけに値段もﾘｰｽﾞﾅﾌﾞﾙ。ﾊｲﾎﾞｰﾙは六本木なのに400円から!
というわけで今回、今まで飲んだことがなかったｱｲﾘｯｼｭｳｲｽｷｰﾌﾗｲﾄｾｯﾄ(2種類のｱｲﾘｯｼｭｳｲｽｷｰの試飲です)をﾌﾟﾚﾓﾙをﾁｪｲｻｰに飲んでしまったりして。いい感じに楽しめました。



そうそう、六本木ﾋﾙｽﾞに移動の途中、たまたま出雲大社の東京分祀の前を通りかかりました。1週間前に出雲大社に行ったばかりの偶然に、これも何かのご縁ですよね。



そしてｶﾐさんと別れて一人横浜は関内に。
ｷﾞﾀﾘｽﾄ道下和彦ﾄﾘｵみっちー’S（道下和彦/黒瀬香菜/木下晋之介）のﾗｲﾌﾞ。



あぁやっぱりｵﾙｶﾞﾝｼﾞｬｽﾞはいいですね。毎度のことながら味わい深いｵﾙｶﾞﾝの音色と絡むｼﾞｬｼﾞｰなｷﾞﾀｰ、表情をころころ変えるﾄﾞﾗﾐﾝｸﾞを堪能。



木下ｸﾝのﾄﾞﾗﾐﾝｸﾞ、見たことないような奏法ﾊﾞﾘｴｰｼｮﾝには圧倒されました。
道下さんもﾍﾞﾀ褒めで、曰くﾄﾞﾗﾏｰに最も求められるのは曲を把握する能力なんだそうで。これ、刺さるな～。

今日の通勤音楽
THE GROOVE LAB / AMEEN SALEEM
TRICK OR TREAT / KIYO*SEN

お父さんの夏休み2016の6

今年のお父さんの夏休み、思い出の「鉄な」写真日記、ようやく最終回。

旅の最終仕上げは最後の寝台特急、出雲市から寝台特急「ｻﾝﾗｲｽﾞ出雲」で東京に戻るのです。
これが今回の最も難関だった点。とにかく台風接近のおかげで、運転するかどうかが不安で気が気ではなかった。JRの運行情報を一時間おきくらいにﾁｪｯｸしながらの行程。なんせ旅の1日目から運行情報では台風の影響により運休等が発生する可能性があります、表示がず～っと続いていたし、たとえ東京行が運行できる状況であっても翌朝に到着する下り出雲市行が運休になると、車両のやりくり関係で東京行もｾｯﾄで運休にされてしまう恐れが多分にあったものでして。とにかくそれが心配だったのです･･･。
倉吉駅でもﾊﾞｽ乗り場の事務所(ﾚﾝﾀｻｲｸﾙはなぜかﾊﾞｽ乗り場の事務所に置いてあるのです)でふと気付くとﾄﾞｱｶﾞﾗｽに張り紙が･･･見たのが裏側からだったんだけど「東京方面の夜行ﾊﾞｽは台風の影響により運休します」って書いてあるじゃないですか･･･と思って表側に回ったら、「東京」の上に「福岡」って貼ってあった･･･というｵﾁ。裏側から見たらそれがわからなかったので、あぁびっくりした。ま、福岡行は運休も仕方なかろう。

ということで、結局のところおかげさまで心配も杞憂に終わり、問題なく運行されました。ﾎﾝﾄこの夏は大阪出張の時、仙台旅行の時、そして今回と遠出しようとするととにかく台風につきまとわれていたんですけど、毎回なんとか回避できていて。日頃の行いがやっぱり良かったんでしょうね～。



乗る前にちょっと時間があったので、最後の出雲の割子そばを。
出雲市駅構内なんで、まあ駅そばに毛の生えた程度の店ではありますが、そこはやはり出雲そば、基本はおさえています。小ﾋﾞｰﾙをいただきながらの最後の出雲そば、ごちそうさまでした。



乗車してからは12時間の行程、何も食料が仕入れられなくなりますから、あらかじめ駅前のﾛｰｿﾝで酒やらつまみやら水やら茶やらｺｰﾋｰやらを買いこんで、わざわざ持ってきた保冷ﾊﾞｯｸﾞに入れて･･･と思ったら重さに耐えられずに破れてしまうというｵﾁもありつつ待ちましたよ、ｻﾝﾗｲｽﾞを。
出雲市が始発なんでそこそこ早めに入線するかと思いきや、5分くらい前でしたかね、結構ｷﾞﾘでの入線でした。あわてて写真撮ったりしてから、ｼﾝｸﾞﾙ個室の乗りこんでほっと一息。これで心配もなく帰れるのです。





もう世の中で最後の砦となってしまった寝台列車ｻﾝﾗｲｽﾞ、あとはもう、こころゆくまで乗車を楽しむだけでした。





お終い。
あと何回寝台列車には乗れるだろうか･･･。

今日の通勤音楽
CREOLEJOE BAND / JOE SAMPLE
3B / THE CHOPPERS REVOLUTION

お父さんの夏休み2016の5

今年のお父さんの夏休み、思い出の「鉄な」写真日記、更に続きます。

今回の旅、出雲も松江も今までに訪れたことがあったので、今までに行ったことないところにも、というのもあったわけです。
それが境港でもありながら、この日に訪れた倉吉もそう。

実は今回ｷﾊ126系にも乗ったことがなかったんで、それにも乗りたいな～･･･だったら間違いなく乗れるのが「ｱｸｱﾗｲﾅｰ」と「とっとりﾗｲﾅｰ」。だったらついでに今までに行ったことのない倉吉に行ってみよう、と決まった次第なのです。
ということで松江でちょいと時間を潰した後に、「ｱｸｱﾗｲﾅｰ」で米子まで、そして「とっとりﾗｲﾅｰ」で倉吉に移動したのでした。



倉吉･･･なんとなく白壁の古い街並みが残っていそうな･･･というｲﾒｰｼﾞがあったんですが、実際にそういう場所は駅から結構遠い場所にあるんですな。今回駅の観光案内所でﾚﾝﾀｻｲｸﾙを借りて、まあ15分くらいかな～と思ってたら、20分以上かかってしまいました。



このﾚﾝﾀｻｲｸﾙは500円で借りられてありがたかったんですけど、かごについてるﾌﾟﾚｰﾄが、自転車漕いでるとその風を受けてﾋﾞﾘﾋﾞﾘと凄い音がするものでして･･･観光地を走ってると音もそうだし、ﾌﾟﾚｰﾄの表示も含めて目立つこと目立つこと。なんかすれ違う人みんなにやんわりと見られましたね、ﾏｼﾞで。





で、その街並みなんですが･･･今一つ整備がされていないというか･･･。観光向けに整備された建物と、単に古びて朽ちかけたような空家がどうも混在していて、残念ながらなんとも中途半端な観光地、というのが今回訪れた印象。あまりに整備されすぎていてもどうかと思うけど、規模の違いはあれどもなんとなく地方都市に行ったらそれなりに近い雰囲気はあっちこっちにあるんじゃないかな。多分、もう一度訪れることはないかな･･･。
なぜかｱﾆﾒの萌えｷｬﾗが店から覗いていたのも不思議な感じでした。



倉吉から再びｷﾊ187の「ｽｰﾊﾟｰまつかぜ」で出雲市へ。



今日の通勤音楽
MODERN MAN / STANLEY CLARKE
LIFESTYLE / TRISTAN

お父さんの夏休み2016の4

今年のお父さんの夏休み、思い出の「鉄な」写真日記、二日目に入ります。

今回の旅の主目的の一つがこれ、「奥出雲おろち号」。
ほぼ絶滅状態に近い、臨時ながらも半ば定期的に運転されている客車列車なのです。



車両は2両、ﾄﾛｯｺ車両と普通の座席車両。だけど指定席はﾄﾛｯｺ車両で、普通車には同じ席に座れるんだとか。これだけ手間のかかる列車なのに、最大乗れるのは64名だけですか。普通列車だけに一人500円くらいの指定席料金しか収入にならないという、観光列車とはいえども採算とれるんかいな～なんて気も。



通常木次始発での運転ながら日曜日は出雲市始発に区間延長。今回はそれに合わせて日程を組んだのです。

乗って初めて知りました。
出雲市からは当然機関車が先頭で運転するんですが、宍道から木次線に入るには逆方向に走らなければなりません。どうするんだろうな～と思ったら運転手さんが客車の先頭にいるじゃないですか。しかもよく見ると運転台まである。客車に取り付けた運転台から後ろにつないだ機関車を遠隔運転するんですね、これ。初めて見ましたこんなの。
まあ普通の電車も実は似たようなものではあるんだけれど、客車は機関車が引っ張るもの、という常識からすれば新鮮に映るのでした。



本当は終点まで乗りたかったのはやまやまなれど、今後のｽｹｼﾞｭｰﾙもあって、ここは木次で下車。折り返しでｷﾊ120のﾌｧｰｽﾄﾅﾝﾊﾞｰで宍道に戻ります。





宍道から米子に向かうにあたり、時間もあったので松江で途中下車。



松江城まで行く時間もなかったので、松江駅構内の蕎麦屋で出雲そばを。駅ﾅｶとはいえなかなか本格的。今回は名物の割子ではなく釜揚げそばを注文。釜揚げというとそばを出汁につけていただくものかと思いきや、出汁をそば湯に浸かったそばに直接かけていただくとな。丁度いい薄味になるんでこれはこれでありだな、と思ったのです。

ついでに構内の土産物屋も物色。小生旅の間は音楽断ちをしているんですが、なぜか土産物屋で流れていた、そもそもこないだ初めて聴いたばかりの「MEN IN BLACK」のｴﾝﾃﾞｨﾝｸﾞﾃｰﾏ(「FORGET ME NOTS」の替え歌ですな)が流れていて、思わずそれに耳が引き寄せられてしまい、音楽聴きたいがために店の中をうろうろしてしまったのでした。

お父さんの夏休み2016の3

今年のお父さんの夏休み、思い出の「鉄な」写真日記は続きます。

出雲市に着いたのは既に17時をまわっていましたが、やはり西日本、日はまだ長い!
ということで、出雲と言えば出雲大社。ここは外せません。
だいぶ人の気配も減った出雲大社にお参りしてきました。
人生3回目の出雲大社。思えば23年ぶりなのです。
既にもう以前の記憶が･･･こんな雰囲気だったのかな～。





･･･お参りしていて気付いたんだけど、通常神社って2礼2拍手1礼だと思ってたんだけど、4拍手をしている人達が･･･どうも外国人っぽかったんで、なんだかようわからんで手ぇ叩いてるんだね～なんて醒めた見方をしていたんですが･･･帰って来てから改めて「ﾌﾞﾗﾀﾓﾘ」を見てみたら出雲大社の作法は4拍手が正しいんだそうで･･･あっちゃ～やってもうた。「ﾌﾞﾗﾀﾓﾘ」見てから行こうと思ってたんだけど、すっかり忘れていた。その意味では残念なことをしてしまっていたのです。

出雲大社からは本日の宿、出雲駅前のﾎﾃﾙには一畑電車、通称「ﾊﾞﾀﾃﾞﾝ」で。
学校帰りの高校生が自転車のまま乗ってくるんですな。電車の揺れも相当なもので、いろんな意味でｽﾘﾘﾝｸﾞな乗り鉄体験になりました。



ﾊﾞｽにしようかﾊﾞﾀﾃﾞﾝにしようか悩んだんだけど、やっぱり電車で正解でしたね。せっかくの一人旅、こういう色もつけなきゃね･･･と思いつつ、これも忘れてました、事前に映画「RAILWAYS」を見ておくの。ﾊﾞﾀﾃﾞﾝが舞台となった映画だけに、これまた行く前にも一度見ておこうと思ってたんだけど、こちらもすっかり忘れていて･･･楽しみ方の一つを置き忘れてきてしまったような気がして勿体なかったな～、痛恨の極み。

ということで本日のお宿はやはり一畑電鉄経営の「ﾂｲﾝﾘｰﾌﾞｽﾎﾃﾙ出雲」でした。



そうそう、ちなみに今回も当然温泉も絡めてます。
出雲市駅のこれまた駅前にある「出雲駅前温泉 らんぷの湯」に。



すんごい鉄分の多い温泉で錆び色の湯はなんかいろいろと効きそう。購入したﾀｵﾙは洗っても洗っても茶色が抜けないくらい濃厚な鉄分を含んだ温泉らしい温泉でした。
ただ、駅前の割には結構狭くて、どうも混雑感が先に立ってゆっくりとはしにくかったな。露天風呂も一人用の湯船が3つ並んでただけだったんで、結局入れなかったしね。

今日の通勤音楽
8:30 / WEATHER REPORT
FORCE / TRIX

お父さんの夏休み2016の2

思い出の「鉄な」写真日記の続き。

米子に着いてからは境線に乗り換え。
待っていたのは鬼太郎ﾌｧﾐﾘｰに彩られたｷﾊ40なのです。
車外だけなのかと思いきや座席にもかわいい目玉親父、更には天井にも･･･。





そして車内ｱﾅｳﾝｽは鬼太郎と猫娘。各駅には妖怪の名の愛称までも。

そして終点境港。
かの有名な水木しげるﾛｰﾄﾞも含め、まあとにかく妖怪三昧の路線なのです。
街中でも目玉親父に見張られてたりして･･･。



いろいろあってゆっくりできなかったのが残念ではありましたが、それなりの雰囲気は楽しめました。

帰りは子泣きじじい車両に。



なんとも不思議な路線です。
観光で来る分には楽しいんだけどね～日々利用している人はどう思ってるんだろうか･･･なんて思わなくもない。

米子に戻ってからは「ｽｰﾊﾟｰまつかぜ」で出雲市まで。



「ｽｰﾊﾟｰまつかぜ」たった2両の特急で、自由席は1両だけ。既に20人を超えるであろうｵﾊﾞﾁｬﾝ団体が並んでたけど、全然問題なく座れました。やっぱり山陰って人が少ないんだな～というのを実感したのです。
ｷﾊ187に乗ったのは･･･実は15年ぶり。どんな走りだったかは忘れてたけど、改めてその乗り心地は･･･かなりかっ飛ぶんですな、この列車。胸がすくような見事な走りっぷりに感動。そんな走りをしばし堪能すると出雲市に到着です。

今日の通勤音楽
ONE HOT MINUTE / RED HOT CHILI PEPPERS
ASIAN STREET STYLE / KORENOS

お父さんの夏休み2016の1

というわけで、この土日はお父さんの夏休み、山陰に一人旅をしておりましたので、今日からしばらくまたまた思い出の「鉄な」写真日記を。

いや～木曜日の時点では台風12号が日曜日にはﾓﾛに山陰にぶち当たるという予報だったんで往生しましたが、急に台風の速度が遅くなったようで、これならなんとか行けそうだという決断をするに至ったのです。

まずは新幹線で新大阪まで。
敢えて岡山までは新大阪始発の九州新幹線直通列車に。
車輌はもちろんN700系の九州新幹線仕様。
これにも乗ってみたかったのです。



普通車なのに4列の座席がなんとも豪華で･･･1時間もかからなかったのがなんとも勿体なかったのです。



岡山からはもちろん「やくも」。
今や貴重な国鉄型特急車輌なのです。
しかも「ゆったりやくも」ということで、座席がまた気持ｲｲ。




ただ･･･やはり自然振り子の381系だったせいなのかな、下車する直前あたりにはなんだかやけに嫌な汗が出てきて、どうも若干酔ってしまったようで･･･。

今日の通勤音楽
R40 LIVE / RUSH(DVD)
THE INTRO! / 高木里代子

無事

最後の難関、サンライズ出雲。
おかげさまで台風の影響を受けて運休することなく、無事乗ることができました。
よかったよかった。

なんて日だ

お父さんの夏休み、ということでおなじみの一人旅。
だけど…いろいろありますわ…。
正直、生きた心地しない…。