goo blog サービス終了のお知らせ 

TOTOからはじまったイモづる式音楽日記

旧タイトル:TOTOからはじまるLA FUSION CONNECTION~ネタはフュージョンやらAORやら。

NO LOOKIN' BACK / MICHAEL McDONALD

2011-08-22 23:46:04 | AORとか
今日の通勤アルバムはMICHAEL McDONALDのセカンドソロアルバムであった「NO LOOKIN' BACK」。これは去年の今頃位に買ったのかな。だけどこのアルバムって実はファーストソロであった「IF THAT'S WHAT IT TAKES」の気に入り度合いを思えば全然思い入れがないんだよな。ましてや最近になって再びハマっているMICHAEL在籍時のDOOBIE BROTHERSの素晴らしさを思えば。あれだけよく聴いていた「IF THAT'S~」に続くアルバムなのにね、このCD買うまでほとんど聴いた覚えもない。
で、今日聴きながら思った。やっぱりこのアルバムは80年代過ぎたんだと。シモンズビシビシに、シンセベースがビョンビョン、ピアノ系音触はいかにもDX系なシンセ音ばっかりで、オーソドックスなアコピやRHODESなどのエレピ系やクラヴィサウンドがこのアルバムでは聴くことができません。そう、MICHAELの歌声に軽々しいシンセサウンドって似合わないんだよな。やっぱりRHODESなどの重厚なエレピサウンドでこそ映えるというものだね。更にDOOBIESに至ってはそのルーツから来る泥臭さとMICHAELの持つソウルフルなAOR・フュージョン系サウンドの絶妙なブレンド感がいい味を出していたんだろうと。「IF THAT'S~」は良くも悪くもそんな雰囲気を引き摺っていたんだろうけど、この「NO LOOKIN' BACK」、80年代シンセ系サウンドに染まってしまったが故に、当時その辺どこにでもあったような、金太郎飴みたいな印象に陥ってしまったのがMICHAELならではの音楽性を殺してしまったのであろうか。何曲かはいい曲もあるんだけどね、そんな意味でイマイチになってしまった、惜しいアルバムなのです。

NO LOOKIN' BACK / MICHAEL McDONALD
MICHAEL McDONALD/CHUCK SABATINO (vo,keys)JEFF PORCARO/GEORGE PERILLI/STAFF FIELDHOUSE(ds)WILLIE WEEKS/NATHAN EAST(b)DAVID PACK/JOE WALSH/ROBBEN FORD(g) MIKE HANNA/CHRIS PELONIS/SCOTT PLUNKETT/BRIAN MANN/RANDY GOODRUM(keys)CORNELIUS BUMPUS(sax)PAULINHO DACOSTA(perc)


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« RAY OF HOPE / 山下達郎 | トップ | TOTO絡み »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。

AORとか」カテゴリの最新記事