ABSOLUTELY LIVE DISC2はMIKEのベースが印象的な「DON'T CHAIN MY HEART」から始まります。そして「I'LL BE OVER YOU」「HOME OF THE BRAVE」と続いていきます。やはりメインボーカル不在のためでしょう、ほとんどがLUKATHERとPAICHのリードボーカル曲が占めていました。しかし「HOLD THE LINE」を飛ばすわけにはいきません。この曲はJENNIE DOUGLAS MACRAEがリードボーカルをとっています。いやボーカルそのものに全く不満はないのですが...でもやっぱりBOBBY KIMBALLの固定観念が抜けてないところに女性ボーカルってのはどうもいただけません。いわばTOTOをバックに夜もヒッパレかいなと思えてしまうところが悲しいところです。
そしてアンコール曲「WITH A LITTLE HELP FROM MY FRIENDS」、BEATLESのナンバーですね。TOTOがBEATLESナンバーをやるなんて意外だったんですが、原曲とはアレンジが全く異なっていて、最初同名の違う曲だと思ったくらいでした。JEFFに捧げたこの曲、ようやくバックボーカリストの特長を活かしきった、ゴスペルチックなまさに鎮魂歌になっています。なんだこの曲のためのボーカリストの人選だったのか、なるほどってなもんです。やはりJEFFの追悼ツアーですから、この追悼曲を演奏するに最も適した人選をしたと考えたいですね。
結局このライブアルバムはメインボーカルが不在、そしてJEFFの急死直後ということでTOTOとしてはある意味不完全な状態の記録でもあるわけです。であるが故にあくまでもTOTOとしての形にこだわると、どうしても不満が残ってしまうのかも知れません。しかし、JEFFを追悼するという趣旨においては残されたメンバーがそれぞれ気迫のこもった素晴らしい演奏をしていて、個々の演奏を取ってみればむしろ最近のライブアルバム2作品より完成度の高いものであることは間違いないなく、有終の美を飾ったとも言えるでしょう...少なくともこの時点においては。
私自身も含めて誰もがこれでTOTOは終わったと思いました。このライブアルバムの解説にも「もうTOTOは存在しない」と明言されてたほどですから業界的にもそれが常識だったんでしょう。しかし...SIMON PHILLIPSを正式なJEFFの後任に据えることにより、見事に復活を遂げることになるわけです。
ところで、前にこのアルバムのジャケットはオリーブの実がコンセプトになっている云々を書きましたが、さっきCDのデザインを眺めていて気がつきました。オリーブの実を串刺しにしているのはなんと!「聖なる剣」だったんですね。
そしてアンコール曲「WITH A LITTLE HELP FROM MY FRIENDS」、BEATLESのナンバーですね。TOTOがBEATLESナンバーをやるなんて意外だったんですが、原曲とはアレンジが全く異なっていて、最初同名の違う曲だと思ったくらいでした。JEFFに捧げたこの曲、ようやくバックボーカリストの特長を活かしきった、ゴスペルチックなまさに鎮魂歌になっています。なんだこの曲のためのボーカリストの人選だったのか、なるほどってなもんです。やはりJEFFの追悼ツアーですから、この追悼曲を演奏するに最も適した人選をしたと考えたいですね。
結局このライブアルバムはメインボーカルが不在、そしてJEFFの急死直後ということでTOTOとしてはある意味不完全な状態の記録でもあるわけです。であるが故にあくまでもTOTOとしての形にこだわると、どうしても不満が残ってしまうのかも知れません。しかし、JEFFを追悼するという趣旨においては残されたメンバーがそれぞれ気迫のこもった素晴らしい演奏をしていて、個々の演奏を取ってみればむしろ最近のライブアルバム2作品より完成度の高いものであることは間違いないなく、有終の美を飾ったとも言えるでしょう...少なくともこの時点においては。
私自身も含めて誰もがこれでTOTOは終わったと思いました。このライブアルバムの解説にも「もうTOTOは存在しない」と明言されてたほどですから業界的にもそれが常識だったんでしょう。しかし...SIMON PHILLIPSを正式なJEFFの後任に据えることにより、見事に復活を遂げることになるわけです。
ところで、前にこのアルバムのジャケットはオリーブの実がコンセプトになっている云々を書きましたが、さっきCDのデザインを眺めていて気がつきました。オリーブの実を串刺しにしているのはなんと!「聖なる剣」だったんですね。
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