TOTOからはじまったイモづる式音楽日記

旧タイトル:TOTOからはじまるLA FUSION CONNECTION~ネタはフュージョンやらAORやら。

小生的80年代アイドル

2008-02-17 23:49:29 | Weblog
というと、やっぱり「つちやかおり」なんですけど、他にもいわゆるアイドル歌謡曲も少しは聴いていたものです。
でも誰が好き、ということでもなくいい曲だな~と思ったシングルを時々買って聴いてました。

例えばこんなの。
・ ひとりぼっちは嫌い/高橋 美枝
本人のアイドル度はともかくとして、今でも聴きたくなる名曲ですよこれ。オフコースの松尾一彦の曲でした。すぐにいなくなっちゃったけど、曲は未だに小生の心にいつまでも残っております。ちなみにシングルB面は細野晴臣の曲でした。
・ 涙のクレッシェンド/伊藤つかさ
1984年の曲。これまた松尾一彦による曲。この曲のギターシンセは松尾氏本人の演奏じゃないのかな~。オフコースでもありそうなアレンジでしたし。これまたB面は一風堂の見岳章の曲だったりして。
・ 夏色のギャルソン / 松本明子
いや~まともにアイドルとして歌っているシングルを買った人は結構めずらしかったりして。
この曲のリリースは多分例の「四文字事件」を起こす直前だったんでしょう。(事件以降はしばらく干されてましたからレコードなんて出せるわけも無く…)
でもこの曲は秀逸です。多分当時土曜深夜の鶴光のオールナイトニッポン(2部)に出てたんで、そこでかかったのを一回聴いただけで即買いしてしまったんだと思います。間奏の部分のアレンジがすんごい良かった。「あなたはギャルソン~♪夏色のギャールソン~♪」なんてサビが今でも頭から離れませぬ。国安わたるという当時のニューミュージック系?の方の曲でした。1984年。
・ おんなになあれ / 森川美穂
飛鳥涼の曲。以前にもこの曲についてちこっと書いた気もしますが、この曲もよかった~。リリースされたのが1987年、そろそろいわゆるアイドル歌謡曲が下火になりつつあった頃。彼女もアイドルというよりはアーティスト的な売り方にその後変わっていきましたよね。そんなアーティストとしての歌唱力の片鱗を見せ付けるヒット曲でした。

それにしても今思えば80年代アイドル歌手の曲ってライターがいわゆるニューミュージック系アーティストがかなり活躍してましたね。細野晴臣とか呉田軽穂(松任谷由実)とか…。つちやかおりにしても松尾一彦はもちろん鈴木康博、長渕剛、大貫妙子に岸田智史とか。
さすがに90年代に入るといわゆるアイドル歌謡曲ってのはほぼ壊滅。アイドルはあくまでもグラビアとかバラエティ番組とかでの喋りが本業であって、歌はアーティストシンガーが歌う、というタレント分業制が確立してきたのもその時期です。たまにグラビアアイドルが人気に便乗してCD出したりしますけどまぁ売れやしない。それはそれで日本のリスナーの耳が肥えてきたということで、いいことなんでしょうな。

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