超ベテランな新作

先日届いた新しいCD3枚。
まずはWILL LEEの新作「LOVE,GRATITUDE AND OTHER DISTRACTIONS」という長いタイトル。ソロ名義としては20年振りなんだとか。そうか、あの「GEORGY PORGY」のカバーが入ったアルバム「OH」を手に取ったあの日からもう20年も経つのか…。で、気になったのが9曲目のプレーヤーの組み合わせ。なんとSTEVE LUKATHERとDAVID GARFIELDが共演しているのです…。思い起こせばLOS LOBOTOMYS OFFICIAL BOOTLEGの一件でLUKATHERはGARFIELDとは二度と共演しないと宣言した経緯があったのですが、LOS LOBOTOMYSの元々のメンバーでもあったWILL LEEが間を取り持ったのでしょうか…。これはなんともハッピーなサプライズ。

そしてSTEVE GADDの「GADDITUDE」。こちらもスタジオ録音のリーダーアルバムとしては25年振りだとか。WILL LEEの新作にも当然のように名を連ねているGADDさんですが、このアルバムではメンバーを固定し、「STEVE GADD BANND」名義でのリリースになっています。ちなみにベースはJIMMY JOHNSON。ちょっとだけど意外な気もするのは何故でしょう。ところでこのアルバムのリリースはVIDEOARTSからなんですが…デジパックなのはいいけど日本盤なんだから解説の一つくらい入れて下さいな。

ついでと言ってはなんですが、元オフコースの松尾一彦氏のニューアルバム「忘れ得ぬ人」。話題はやはり…鈴木康博と清水仁の参加でしょうか。前作のミニアルバム「せつなくて」では小田和正がピアノプレーヤーとして参加していましたが、同様に今回もボーカルでなくギタリスト、ベーシスト、としての参加というところがなんとも微妙なのです。ちなみに、小田さんの代わりと言ってはなんですが、佐藤竹善もコーラスで参加というのもまた面白い関係ですね。唯一オフコースっぽいメンバーでのアルバムを作っているだけに、オフコース再結成の鍵を握るのはこの人…?なのかな。それにしてもこのジャケット、こんなおっさんのドアップ写真を入れるとは…と思いつつそういえば、昔のソロアルバムでそっくりなジャケット写真があったな…と。初心に帰る、という訳ではないでしょうが、そんな意識があるんでしょうね。松尾さんも病気をされて20k以上痩せられたとか…。これだけメンバー皆さんが近いところにいるんですから、いつかはオフコースの再結成を…というのはやっぱり欲張りすぎなのかな。

今日の通勤音楽
わらべJAZZ / TRI4TH
SUN SUN / CASIOPEA