この30年における著作権収入ランキングというのがJASRACより発表された、ということでいろんなニュースで取り上げられています。
そのNO.1が「世界に一つだけの花」。
つまりは単にCD売上だけでなく、放送での利用とか、いろんな場面でのBGMやらコピー演奏やらカラオケ等々での利用も全て含まれるわけですから、とにかく曲そのものの価値が、この30年間の中で最も高かった曲であると言えるんでしょうかね。
NO.1にならなくてもいい~と言いながらこの結果ですからなんとも逆説的にも感じますが、今の時代まさにこんな気持ちこそが必要なんだということを表しているんでしょうね。声のデカイ者ばかりが闊歩する、この世の中に対する弱者へのいたわり…。解ります。
ところで、このニュースを見ていてよくわからなくなるのが著作権収入って一体誰の収入なのか、ということ。もちろんSMAPが歌っているから、テレビでもSMAPが歌ってるところがいっぱい出てくるんだけど、曲自体を作詞作曲しているのは槇原敬之であって、曲そのものの著作権はSMAPにはないはず。だから著作権収入で誰が儲けてるのかというと曲の作者であり著作権を有する槇原敬之なんだろうな…と思いつつもよくよく見ると、音楽出版者はジャニーズ出版とのこと。この音楽出版者ってのが著作権関係でよくわからない存在なんだけど、想像するに槇原敬之から権利を買い取るか管理委託を受けるかなんかして、曲そのものの権利を管理してJASRACとの間に入る、すなわち曲の著作権料は結局ジャニーズが受け取る、という関係になるんでしょうかね?てことは結局儲かってるのはやっぱりジャニーズということになるのかな。
考えると更によくわからんのがそもそもカラオケで歌われたり、吹奏楽で演奏されたりする(つまり譜面が市販される?)ことで入る著作権料は、SMAP自身には…入らないよね?でも曲の良し悪しよりも、この曲をSMAPが歌っていたから、というところに価値があるとすれば、SMAPにももしかしたら何らかの権利があって、いわゆる著作権料とは違う、何かの金が落ちるのかな。
この著作権の世界、仕組みの解説もなしになんとなくこうしてニュースで流れてはいるものの、結局誰の懐が最もあったかくなっているのか、と考えてみるとわかったようなわからんような…やっぱり複雑怪奇でよくわからないものです。
今日の通勤音楽
HEAVY WHETHER / WHETHER REPORT
INITIAL / MARLENE
そのNO.1が「世界に一つだけの花」。
つまりは単にCD売上だけでなく、放送での利用とか、いろんな場面でのBGMやらコピー演奏やらカラオケ等々での利用も全て含まれるわけですから、とにかく曲そのものの価値が、この30年間の中で最も高かった曲であると言えるんでしょうかね。
NO.1にならなくてもいい~と言いながらこの結果ですからなんとも逆説的にも感じますが、今の時代まさにこんな気持ちこそが必要なんだということを表しているんでしょうね。声のデカイ者ばかりが闊歩する、この世の中に対する弱者へのいたわり…。解ります。
ところで、このニュースを見ていてよくわからなくなるのが著作権収入って一体誰の収入なのか、ということ。もちろんSMAPが歌っているから、テレビでもSMAPが歌ってるところがいっぱい出てくるんだけど、曲自体を作詞作曲しているのは槇原敬之であって、曲そのものの著作権はSMAPにはないはず。だから著作権収入で誰が儲けてるのかというと曲の作者であり著作権を有する槇原敬之なんだろうな…と思いつつもよくよく見ると、音楽出版者はジャニーズ出版とのこと。この音楽出版者ってのが著作権関係でよくわからない存在なんだけど、想像するに槇原敬之から権利を買い取るか管理委託を受けるかなんかして、曲そのものの権利を管理してJASRACとの間に入る、すなわち曲の著作権料は結局ジャニーズが受け取る、という関係になるんでしょうかね?てことは結局儲かってるのはやっぱりジャニーズということになるのかな。
考えると更によくわからんのがそもそもカラオケで歌われたり、吹奏楽で演奏されたりする(つまり譜面が市販される?)ことで入る著作権料は、SMAP自身には…入らないよね?でも曲の良し悪しよりも、この曲をSMAPが歌っていたから、というところに価値があるとすれば、SMAPにももしかしたら何らかの権利があって、いわゆる著作権料とは違う、何かの金が落ちるのかな。
この著作権の世界、仕組みの解説もなしになんとなくこうしてニュースで流れてはいるものの、結局誰の懐が最もあったかくなっているのか、と考えてみるとわかったようなわからんような…やっぱり複雑怪奇でよくわからないものです。
今日の通勤音楽
HEAVY WHETHER / WHETHER REPORT
INITIAL / MARLENE