TOTOからはじまったイモづる式音楽日記

旧タイトル:TOTOからはじまるLA FUSION CONNECTION~ネタはフュージョンやらAORやら。

GUITAR WORKSHOP IN L.A.

2011-11-24 22:53:32 | TOTO&FUSION
最近リイシューされたアルバム。なんでも1977年に渡辺香津美や山岸潤史、森園勝敏、大村憲司が集まって始まったシリーズ企画モノが、どういうわけかL.A.に飛び火して1988年にリリースされたアルバムなんだそうです。このCDのリリース情報を知るまで、そんな企画モノが存在していたことすら知らなかった小生ではありますが。
それにしても、これが何故日本のプロデュースのもとにL.A.のミュージシャンによって制作されたのか…更に参加している日本人ミュージシャンがただ一人、小島良喜だけなのか…その経緯はなんだかよくわかんないけど、ただ言えることはこのアルバム、サウンドプロデューサーであるDAVID GARFIELDのソロプロジェクトのうちの一つ。要は一連のKARIZMAとそのファミリーミュージシャン、そしてLOS LOBOTOMYSからDAVID GARFIELD名義のアルバムのベースとなっているサウンドそのもの。実際収録されている曲の一部は、それらのアルバムに収録されている曲だったりするわけですし。その意味では以前から何度もここで書いているような、小生お気に入りのジャンルいろいろごった煮サウンドが展開されているわけです。その意味ではまさに文字通りのL.A.フュージョンを文句なしに楽しめるアルバムになっています。ただ、ちょっと違うのはあくまでもギターが主役という点から、基本ギターフュージョンがメインになっているところですかね。
もちろんJEFF PORCAROも参加。だからってのもあって買ったんだけどね~。6曲目の「BULL FUNK」でのシングルハンド16ビートには痺れます。ちなみにこの曲スネアとタムの音がどうもJEFFらしからぬ軽快な音触なのがちょっと珍しい雰囲気です。
ただ、こうしてギターフュージョンアルバムとして比較をしてしまうと、これまた日本のギタリストが大集合して制作された「TIME MACHINE」、ごった煮度はこちらの方が勝ってるな~。
とうことで次回は「TIME MACHINE」について。

GUITAR WORKSHOP IN L.A.
JEFF BAXTER/BUZZY FEITEN/JAMES HARRAH/TEDDY CASTELLUCCI(g)JEFF PORCARO/CARLOS VEGA(ds)JOHN PENA/JIMMY JOHNSON(b)DAVID GARFIELD/YOSHINOBU KOJIMA(keys)LENNY CASTRO/LUIS CONTE(perc)STEVE TAVAGLIONE/LARRY KLIMAS/BRANDON FIELDS(sax)
コメント
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