TOTOからはじまったイモづる式音楽日記

旧タイトル:TOTOからはじまるLA FUSION CONNECTION~ネタはフュージョンやらAORやら。

MOYO / KEIKO MATSUI

2007-05-19 00:02:58 | J-FUSION
松居慶子としてのアルバムは今回初めて購入しました。
神保さんのラストソロアルバムだった「STONE BUTTERFLY」では大フィーチャーされていてなかなかの存在感が良かったんですが、なんとなく日本での売り出し方がKENNY Gとかみたいなスムースジャズの典型みたいな印象が先立ってしまい、どうも今まで手を出せなかったんです。そこで今回の新作では、神保さんも参加しているっていうんで、ちょいと一回まともに聴いてみよ~と思って購入した次第です。

う~んちょっとやられましたかね。神保さんの参加は最初の1曲だけ。全曲までは期待しないけど、せめて2~3曲は参加していて欲しかったな~。日本セールス向けのボーナストラックみたいなものなんでしょうか。
全体的な印象も想像していた通り。熱いものがこみ上げて来ない。確かに神保さんのソロアルバムもスムースジャズ系ではありましたが、そこは神保さんの曲ですからスムースジャズの一言では片付けられないものがありました。
つまりはこのアルバムもやっぱりスムースジャズの一言で片付く範疇を超えることはできないものだったということ。意外な発見にならなかったのがちと残念です。
ただ1曲だけ、「BLACK RIVER」という曲は結構気に入りました。理由はめちゃくちゃ神保さんのソロアルバムに入っていた曲っぽい雰囲気だったということなんですけどね。(SAXのPAUL TAYLORは神保さんのアルバムの常連でしたし)
とはいえ、BLUCE GAITCHのアルバムみたいに聴いているうちにハマってしまう可能性もまだありますんで、その時はその時ということで。

ところで、おしどり夫婦としてつとに有名であった旦那さん、松居和氏と離婚したなんて噂もありますが、真相はどうなんでしょうか。確かにアルバムのクレジットにはKAZ MATSUIの文字がどこにも見当たらない…。SPECIAL THANKSにもたいがい記載されるTO MY FAMILYも書いてないしね。

ちなみにタイトルの「MOYO」って、勝手に日本語の「模様」のことなんかな~と思い込んでましたが、スワヒリ語で「HEART & SOUL」という意味なんだそうな。

MOYO / KEIKO MATSUI
KEIKO MATSUI(p)RICHARD BONA(b,vo)AKIRA JIMBO/ROB WATSON(ds)TLALE MAKHENE(perc)DEREK NAKAMOTO(keys)GRECCO BURATTO/LAWRENCE MATSHIZA/KUNLE(g)LUCAS SENYATSO(b)GERALD ALBRIGHT/VIVIAN THULANE/PAUL TAYLOR(sax)HUGH MASAKELA/ADAM HOWARD(tp)BEZ ROBERTS(tb)WALDEMAR BASTOS(vo)
コメント
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