日々口実を見つけては、飲みに行ったり、マージャンしたり。
人生結構、楽しいやん。
日々是口実!(旧 「日々是好日!!」)
地球ゴルフ倶楽部 20周年 パーティー
ゴルフエッセイストの夏坂健さん。
そして彼のゴルフ精神を継承していくべく設立された「地球ゴルフ倶楽部」。 今年創立20周年ということで記念のパーティーが開催された。
私はご縁が有って最近入会させてもらったのだが、会員は全国に200名ほどいるらしい。
この「ご縁」というのは本当に偶然だった。
昨年、私の自宅近くの練習場でフリーマーケットが開催された。
私はクラシッククラブを集めているのだが、それらを使って死ぬ前にプレーしてみたいコースがいくつかある。 「ロイヤル・ドーノック」や「プレストウィック」、「ラヒンチ」、「バリーバニオン」等がそうなのだが、それらコースのグッズを沢山出しているお店がそのフリマにあった。
その店で買っては車に運び、又行っては買って・・・ ドーノックのレインウェア、マクハーニッシュやバリーバニオンの帽子、挙句の果てに売り物ではなかった「世界の有名コースのボール数十個とケース」 まで無理やり売って貰った。
このお店の主が「地球」の5代目会長のKさんだった。
いつ夏坂さんの話になったのかはっきり覚えていないのだが、ドーノックとくれば当然話はそこに行く。 幸い「入会しませんか?」とのお誘いを受けた。 (実は入会前に相応しいかどうか試験ラウンドが有ったのだが・・・(^ ^;
私は夏坂さんと直接会ったことはないが、夏坂ワールドに魅せられた一人で作品もたくさん持っている。数年前思い切って蔵書を大量に処分したときも夏坂さんの本は一冊も捨てなかった。 大げさに言えば人生観が楽しい方にかなり変わった。
「地球ゴルフ倶楽部」なるものが、かつて存在していたことはエッセイの中にも書かれていたので知ってはいたが、夏坂さんが逝かれて15年、その会が今どうなっているか知る由もなかった。
私がフリマに行かなければ、又 Kさんがそこにお店を出されていなければこういう展開は無かった。
何か天国の夏坂さんが、「そんなに私の作品を気に入ってくれているなら、地球ゴルフ倶楽部のメンバーと会ってみたら?」 と引き合わせてくれた様な気がする。
さて、会は生前の夏坂さんの交友を反映して色々な方が来られていた。
沢山の方が挨拶されたが、中でも・・
写真家の山田兼道さん。 井上誠一設計のコースの写真は有名。
この日は、仕事を断ってこられたのだとか・・
博多の辛子明太子の「福さ屋」の佐々木社長。
「皆さん、ゴルフは哲学そのものなんですよ!」と 言う為にこの日福岡から奥様と共に出てこられたそうだ。
会場隅では、夏坂さんの写真が映しだされていた。
当然相当上手な人も多いようだが、 「ゴルフは上手い下手じゃない。 上手くても下品で下種なゴルファーは多い。 次も一緒にプレーしたいと思ってもらえるようなゴルファーになることが肝心」
という精神の会なので私の様なダッファーでも十分居心地の良い集まりであった。
この会まだまだ続いて行きそうだ。