のんきいきいき So(走) Happy! -櫻庭健一の日記-

いつも笑顔と感謝を忘れずに
甘っちょろいと言われても希望を捨てず生きる
過去の少しの試練はそれで乗り越えたのだから

我慢のしすぎはよくないよ

2013年10月13日 06時19分01秒 | Weblog
父の晩酌。
夕食前に聞く。
「ご飯にする?お酒にする?」
絶対に「両方」という答えは返ってこない。
必ずどちらか一方である。
最近は大抵「お酒」を選ぶ。

「少なめにね」
と注文が付く。
一応健康に気を遣っているらしい。
そこでお銚子の四分の三くらいを満たして電子レンジでお燗。
半分くらい飲んでから
「これじゃいくら何でも少なすぎる」
と注文が付く。
「どれくらい?」
とお酒を追加で注いでいくと、満杯になるまでストップの声がかからない。
なみなみと注いだところで
「これでいい」
とお許しを頂く。
突っ込みたくなる。
これじゃあ結局いつもよりたくさん飲んでいるんですけどお。(苦笑)

まあいい。
こういうことに関する我が家の基本方針。
好きなようにやる。
好きなように飲み食いする。
長生きのためといって、やりたいことを我慢して、食べたいものを我慢して、結果辛い思いをずっとして。
数年寿命が延びたとして、それで幸せな人生かといえば違う。
だから我慢しない、させない。
父は糖尿病だから、お酒や甘いものは控えたほうがいい。
でも余程のことがない限りストップはかけない。
85歳の人に、あれするなこれするな、って制限かけてもねえ。

母がいなくなった今。
父に長生きして欲しいのはもちろんのこと。
それでもね。
父の生きたいように生きて欲しい。
心から願う。
それこそが父の人生。
生ききるということなのだから。