のんきいきいき So(走) Happy! -櫻庭健一の日記-

いつも笑顔と感謝を忘れずに
甘っちょろいと言われても希望を捨てず生きる
過去の少しの試練はそれで乗り越えたのだから

負けて強しの錦織圭

2011年11月07日 05時47分04秒 | Weblog
>私、夢見生のHP本舗“裕遊字的(ゆうゆうじてき)(http://ikiru.jp/)”内、今日の字遊航海
#男子テニスのスイス室内は6日、スイスのバーゼルで行われ、シングルス決勝で世界ランキング32位の錦織圭は、同4位で4大大会通算16勝の元世界王者のロジャー・フェデラー(スイス)に敗れ、2008年以来のツアー2勝目はならなかった。(asahi.comより)

以下、私はテニスに関しては素人で、
「知ったか」と言われはしないかと怯えつつ、
それでもテニスの評論ぽいことをすることを許して頂きたい。

生テレビ観戦いたしました。
昨日の準決勝、世界ランク一位のジョコビッチを破る代金星。
これは観なきゃいかんということで、
睡眠時間をうまく調節して真夜中の観戦となりました。
GAORAさん、生中継ありがとう。

観て思ったのはね。
確かにスコアの上では完敗なんだけれど、
こいつは凄いぞと。
この相手にあれだけのテニスをされたら、
誰だって勝てやしないでしょう。
それくらい凄いレベルの戦いだった。

フェデラーが錦織をナメてかかっていないのは明白だった。
「こりゃ気を抜いたらやられる」
その気迫がありあり。
その上での全力プレーの王者。
錦織も負けていなかった。
完全アウェーの中で、随所で観客から拍手を貰えた。

1-6、3-6。
完敗だった。
それは事実。
錦織の今の実力では勝てなかったのも事実。
ただ彼の「のびしろ」は無限を感じさせる。
現に今日の試合の中でも、ちゃんと成長していた。
試合中に成長したんだよ。
第1セットの錦織より第2セットの錦織のほうが間違いなく強かった。

人間は学ぶ。
勝ちよりは負けから多くを学べる。
それは誰でも同じこと。
勝ちを成功、負けを失敗と置き換えてもいいだろう。
人間は成功より失敗から多くを学べる。
錦織圭ほど凄くなくても、
より良き自分になるために日々学ぶこと、
チャンスはいくらでもある。

私はあんなに凄くはなれない。
私はダメな人間だ。
そう嘆く前に。
ダメな人間なら余計のこと。
学ぶことはたくさんある。
成功の機会もたくさんある。
ピンチはチャンス。
錦織圭もこの完敗を決して無駄にしないであろう。