のんきいきいき So(走) Happy! -櫻庭健一の日記-

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平野達男復興担当相、これは失言か?

2011年10月19日 23時59分00秒 | Weblog
>昨日のニュースより
#平野達男復興担当相は18日、福島県二本松市で開かれた参院民主党の研修会で講演し、東日本大震災の津波被害に関連して、「私の高校の同級生のように逃げなかったばかなやつもいる。彼は亡くなったが」と発言した。(毎日jpより)

不快な思いをされた方もいらっしゃると思いますが、
私の個人的な考えでは、
この発言を政争の具にするのは間違っていると思います。

「馬鹿」というのは敬愛を込めて言う場合もあるでしょ。
この発言も前後をちゃんと見ていれば、
蔑視の意味での「馬鹿」でないことは明白だ。

例を挙げたいと思う。
身近な人が亡くなったとする。
「俺たちをおいて先に逝っちまった。本当に大馬鹿野郎だよ。」
涙ながらにこう言ったとき、
発言者を非難できるだろうか。

いつも言っていることだが、
発言のセンセーショナルな一部だけ切り取って、
非難するのは慎重にならなければね。
一部を切り取られることも前提に発言しなければならない。
この意味では政治家に同情する。

今回の失言とされる騒動は、
松本龍前復興担当相の失言とは一線を画すべきだ。
悪意があったか否か。
どんな気持ちでその言葉を発したか。
それはちゃんと理解してから非難の対象にするかは定めたほうがよいと思うよ。