のんきいきいき So(走) Happy! -櫻庭健一の日記-

いつも笑顔と感謝を忘れずに
甘っちょろいと言われても希望を捨てず生きる
過去の少しの試練はそれで乗り越えたのだから

阪神大震災。あの午前5時46分から16年。

2011年01月17日 23時15分12秒 | Weblog
>私、夢見生のHP本舗“裕遊字的(ゆうゆうじてき)(http://www.ikiru.jp/)”内、今日の字遊航海
#阪神大震災は17日、発生から16年を迎えた。6434人の犠牲者を悼むろうそくの炎が各地にともり、発生時刻の午前5時46分に遺族や被災者、市民らが手を合わせた。(asahi.comより)

今朝、その瞬間。
NHKテレビを見ながら。
1分間の黙祷。

16年前、当時私は「ぷーたろう」であった。
先の見えない病気という名のトンネルの中。
それでも「働いていない」という負い目を背負いつつ。

茫然自失。
それが一番ぴったり来る言葉だった。
未明、首都圏でも揺れは感じた。
それが「とんでもないこと」であることに気付くのは、
いつものように遅く起きたあとのことであった。

積み木のおもちゃを崩したように倒壊した高速道路。
街は火の海。
続報が入るたびにどんどん増える死者の数。

唖然として、それでも目をそらすことが許されないのは自分でもわかり、
食い入るようにテレビを見続けた。
ショックだったな。
働いていないから、家にずっといて、報道のシャワーの中。

あの火や瓦礫の下にある現実。
想像に難くない訳で。
そして自分はなにもできない無力な存在な訳で。

実際に被災された方は、
私なんぞ足元にも及ばない絶望の中にいただろう。

忘れることのない。
忘れることのできない。
記憶。

あれから16年。
高校生には震災の記憶はない。
それくらいの年月が流れた。

私は非情なのか。
泣かなかった。
泣けなかった。
ただ唖然。

あの記憶は決して消えることはないだろう。
被災されたすべての人から。
語り継がれた子どもたちから。
そして無力な私の心の中から。

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