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一支国博物館の特別展示【ルーヴル美術館の銅版画展】に行ってきました~
ルーヴル美術館・・・といえば、
私がピンっと思いつくのは、レオナルド・ダ・ヴィンチの、「モナ・リザ」です。
そのほか、多くの芸術作品を所蔵する、世界で最も有名な美術館の1つ
今回、一支国博物館で展示される作品たちは、ルーヴル美術館の中でも特に歴史が古い、カルコグラフィー室所蔵の“銅板コレクション”
カルコグラフィー室所蔵の“銅板コレクション”と言っても、「よ~わからん」と思いますよネッ(私も思いました)
そこで、河合学芸員に質問すると・・・
「カルコグラフィー」を訳すと、『銅板に描かれたもの』とのこと。それらを保管している部門がカルコグラフィー室なんですって。
(・_・D フムフム・・・
ん?じゃ、原版と説明文の中で出てくるんですが、絵を印刷してるんですか
(と、とんでもない質問をした私・・・)
河合学芸員:
「貴重な絵画を、印刷しませんよ!!」
スタッフK:
ですよねぇ~~~ごもっともです。
ん~~~~わかるような・・・わからないような・・・もう少し詳しく教えてください
河合学芸員:
「そうですね!!キャンパスに描くか、銅の板に描くかの大きな違いです。
例えば、絵画だと、絵具でキャンパスに絵を描きます。
出来上がった絵を観ながら、“彫り師”が銅の板に絵を彫って、“刷り師”が紙に印刷するというものなので、まったく違います!!」
スタッフK:
な~るほど使用する物が、全く違うってことですね!!
河合学芸員:
「そうですね・・・昔の新聞を思い出してください。昔の新聞って、鉛板に活字を彫って、凸部にインクをつけ、紙に転写する方式を使ってましたよね!!」
スタッフK:
TVで見たことあります!!沢山印刷できるようになったんですよね!!
河合学芸員:
「そうです。ルーヴル美術館のカルコグラフィーは、その技術を極めたもの!!です。」
ということで、匠の技の集大成である、銅版画を早速観てきまっす!!
ご覧ください
“彫られた絵”に見えますか???鉛筆で書いてあるのかと、見間違うくらいの、細かさ!!
銅板画を見ると・・・明暗の表現の仕方にビックリしました。
そのことを、学芸員さんに質問すると・・・
河合学芸員:
「明るい部分は、線の数を少なくすることによって表現し、暗い部分は、格子状に彫ったり、線の数を多くすることによって表現してるのです。」
スタッフK:
ということは、絵を見ながら“彫り師”は、出来上がりの明暗も予想して彫っているということですネッ
河合学芸員:
「そうなんです。良いところに着目しましたね」
スタッフK:
それほどでも~
河合学芸員:
「この“ルーヴル美術館の銅板画展”は、前半(一期)が、2015年12月11日(金)~2016年1月11日(月)、後半(二期)が、2016年1月13日(水)~2016年2月14日(日)にわかれます。
それは、前半と後半で、展示品の1部を入れ替えます。
後半では、色がついている銅板画が、どのようにして完成するのかの工程も展示されるので、見応えがあると思います。」
スタッフK:
楽しみです。後半も、観に行きます
ということで、前半と後半の2回観に行きたい方!!必見!!
お得な観覧料もこの通り↓↓↓
是非、銅版画展に足を運んで、めったに観れない今回の貴重な展示を
前半・後半ともジックリ鑑賞してはいかがでしょうか!!
壱岐市立一支国博物館
住所 壱岐市芦辺町深江鶴亀触515-1
電話 0920-45-2731
開館時間 AM8:45~PM5:30(最終入館 PM5:00)
休 館 日 毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日休館)
年間休館日 12月28日~31日休館
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