つれづれなるままに

日々の思いついたことやエッセイを綴る

寺島しのぶ ベルリン映画祭で最優秀女優賞

2010年02月22日 | 芸能
              ベルリン映画祭で最優秀女優賞を受賞した寺島しのぶ
(毎日新聞より)
世界3大映画祭の一つ、第60回ベルリン国際映画祭の授賞式が20日(日本時間21日未明)に行われ、コンペティション部門に出品された日本映画「キャタピラー」で主演した寺島しのぶさん(37)に最優秀女優賞(銀熊賞)が贈られた。
日本の俳優の同賞受賞は1964年の左幸子さん(対象作「にっぽん昆虫記」「彼女と彼」)、75年の田中絹代さん(対象作「サンダカン八番娼館 望郷」)に次いで35年ぶり3人目。

◇日本の俳優は35年ぶり3人目
「キャタピラー」の監督は「実録・連合赤軍 あさま山荘への道程」(08年)などの社会派作品を手掛けてきた若松孝二さん(73)。
第二次大戦中に四肢と聴覚、声を失って帰郷した男性と彼の妻の苦闘を描いている。
日本では8月15日に公開される予定。

寺島さんは、体は不自由でも食欲や性欲を失わない夫を献身的に支えながら、やがて戦争への怒りを募らせていく妻を好演した。
父は歌舞伎俳優の尾上菊五郎さん(67)、母は女優の富司純子さん(64)。
92年、文学座に入団して女優としての活動を始めた。
03年の映画「赤目四十八瀧心中未遂」で毎日映画コンクール女優主演賞などを受賞。
演技力には定評があり、映画やテレビ、舞台作品に数多く出演している。

     ◇     ◇     ◇     ◇     ◇

寺島しのぶは演技の上手い女優であると常々思っていた。
女優としての仕事をわきまえていて、作品を格調高いものにしている。
余貴美子とともに上手い女優であるとみていた。
世界で名誉あるベルリン映画祭での最優秀女優賞を受賞。
今後の益々活躍を期待したい。

(2月22日記)

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