つれづれなるままに

日々の思いついたことやエッセイを綴る

櫻井よしこさんの講演

2008年11月18日 | 日記
                櫻井よしこさんと(パレスホテル)

東京国際大学の公開講演会に参加しました。
会場はパレスホテルで1000名以上の人が集まっておりました。
今回の講師は、ジャーナリストの櫻井よしこ先生
櫻井よしこ先生の略歴。
ベトナム生まれ。新潟県立長岡高校卒業。ハワイ大学歴史学部卒業。アジア新聞財団DEPTH(デプス)NEWS東京支局長。NTVニュースキャスター。現在はジャーナリストとして活躍中。

講演の演題は「世界が変わる、21世紀の展望」でした。
世界はどのように動いていくのか。そして日本のとる立場はどうしたらよいか。
とてもはっきりした口調で、明解に話してしてくれたのであっという間の90分でした。
内容は、2004年中国はロシアと共同歩調をする方針を打ち立てた。2007年には、ユーラシア、中央アジアでの合同軍事訓練を周辺の国々を巻き込んで行った。中国の台頭は日本の脅威である。日本はアメリカとの協調路線であるいくとの方針でいる。ブッシュ米大統領は2001年の就任演説で「米国にとって中国は戦略的パートナーである」と語る。その後9.11事件でテロとの戦いに方向を展開した。結論は米中は密の関係となった。
世界を先導していく先進国サミットG8は、いずれ米中の2Gで進むことを目論んでいる。中国は日本に対して常に「歴史認識」を切り札に出してくる。そして日本の経済利益を米中に分けよと迫る。
このような状況でも日本は世界で最強の通貨(円)を持っている一番の経済大国である。それが世界に対する一番の武器である。これからの日本はどのように展開していけばいいか。それは真の日本人となること。歴史を知っているかどうか。価値観を認識すること。日本の歴史を知らない人は日本人ではない。誇りと勇気と気概を持つことが必要。国際社会を知ることは日本を知ることである。とまとめていた。

講演会後の懇親会で櫻井よしこ先生と名刺交換をした。
自分のQRコード入りの名刺を出して、「ここからたくさんの情報を知る事が出来ますよ」と説明すると目を輝かせて話を聞いていました。そして「頑張っていきましょう!」と言って手を差し出したので、こちらの手を出して握手をした。その手からは温かさと信念の強さを感じざるを得なかった。
同行した山下太郎さんとともに記念の写真におさまる。

講演会のお土産には、櫻井よしこ著「いまこそ国益を問え」(ダイヤモンド社)がサイン入りで入っていた。

(11月18日記)
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする