★孫崎享氏の視点ー<2013/09/04>★ によると、TPP参加について、次のように警告しています、触りの部分を紹介します。
TPP:日本から為替を自由に決める権限すら奪う動きがある
自国通貨の価値を他国通貨との比較でどのような水準に置くかは
国家主権の最たるものである。
日本はプラザ合意で円高に誘導され、それが今日の日本経済不振の
最も重要な要因と言える。
今、TPPでこの主権を奪おうとする動きがある。
プラザ合意のあった1985年の年初の為替レートは、1ドル260円前後でした。その後円高につぐ円高で「日本の借金」と「日本経済(名目GDP)」が、どのように変化したかを簡単に要約すると、
財務省公表の資料「国債及び借入金並びに政府保証債務現在高」によれば、平成25年6月末現在の国の借金の合計(国債、借入金、政府短期証券)は1008.6兆円です。
17年前の平成8(1996)年6月末は、334.1兆円でした(何故か財務省はH8年6月末以前の、この形式の資料は公表していない)。
H8年→H25年に借金は、3.0倍に膨れあがったことになります。
だが、これだけの借金を増やしながら、
この間の名目GDPは、H8年→H24年:511.9→475.9兆円です、経済成長はゼロ以下(マイナス)です・・・国民の消費が伸びないことが主たる要因です。
ちなみに、米国のGDPは、1995年→2011年:7.4兆ドル→15.1兆ドルで2.04倍になりました。世界全体でみても平均2.3倍です。日本だげが、ゼロ~マイナス成長です。この間の日本人の年間収入は、世帯当り約120万円低下しました。
以上でおわかりの通り、その国の経済を為替によって遠隔操作(リモート・コントロール)することが可能であることがわかります。
円高によって日本人の収入を奪った(日本人の収入を低下させた)まま、消費税の増税をすればどうなりますか。日本経済は浮揚力を失って行きます。
国民経済は富裕層だけで堅調さが保たれているわけではない。国の経済も産業も、この国の大部分を構成する普通の人(並の人)たちが、豊かになることこそが、日本の底力になっているのである。
2年前から、貿易赤字が続いています。
貿易赤字について、
2011は ▲2兆5647億円、2012は ▲6兆9411億円です、今年は半年(1~6月)で既に▲4兆8438億円、7月だけで▲1兆240億円です。
いまのところ所得収支が上回り、経常収支はプラスを維持していますがこのまま貿易収支の赤字が慢性化する心配があり、経常収支が赤字に転落しかねません。他人事ではないのです、所謂双子の赤字となって、そのときこそ一気にハイパーインフレが爆発する恐れがあります。
TPP参加は、或る意味で国家の存亡がかかっている。次回も、この続きです。
それから歳ふること30年、この一族の長老である某氏が(普段は何もせずにぶらぶらしていた)L紙の権利をC紙に売却しようと言い出した。そこからは怒涛のように渋る者たちのケツをたたいて一気に話をまとめ、たしか2008年の5月にten billion dollarsでL紙の権利一切をC紙に売却してしまったのである。
それから4ヶ月後にリーマンショックが発生し買い取ったC紙社は破産申請をするおとになり、L紙の一族は更なるleft fan(左団扇)となった。
何時の世にも紀伊国屋文左衛門のごとく先の見える人間がいると感じさせる話である。
あらためて両題目ともに素晴らしい出来であり、志ん朝が死んでから12年もの年月が経つのが信じられなかった。
「唐茄子屋政談」をあれほど、艶っぽく演じられるのは志ん朝だけだったろうし(他ではただ一人小朝か)「柳田格之進」の方はそもそも志ん生、金原亭馬生、志ん朝の親子三人にしか出来ないし、またやらない。つまり「柳田格之進」が、高座に掛かることはもうないのである。
私は、もし人生をやり直せるなら落語家になりたかった人間で、その際には「いかりや亭小爆」とでも名乗って「柳田格之進」を練習してみたかった。― 往時茫々
いかりや亭爆睡 (これはいかにも芸がなさそうな感じ)
いかりや亭さ爆 (芸に潤いがなさそうだが鳥取県出身なら)
― お後がよろしいようで
明け烏さん得意の落語の小噺「ジジババ・リンピックの
実況中継」つーのはどんなもんでっしゃろ?
例えば、「ジジババ100m競争」、
”あっ、いかりや選手!一着でゴールしましたが、ばったり倒れて起き上がれません。
そのまま待機していた霊柩車で火葬場へ運ばれました”
お家族のインタビューによると、81才になるオバアチャンは、
”本人は一着でゴール、そのまま天国へゴールしたのだから本望でしょう”
”わたくしとしても、うるさい爺から解放されました”と。
少し考えると多少の同情の余地がないでもない。キリスト教はもともと近い将来、人類の破滅がやってくる。そのときにキリストを信じる者には救世主(メシア)が現れてその破滅から彼らだけを救ってくれるというのが布教の眼目だったのだ。ところが本当の破滅がちっともやってこないので、教義の解釈を変更したり公会議を開いてはあちこち予言や破滅の時期をずらしたりしながら、2000年つないできたのが実情だからである。
そうなると3・11でフクシマの原発が事故を起こして本物の「破滅」「破局」がやってきてしまうと、しかつめ顔で説いてきた教義そのものが完全に崩れてしまったのだ。
特に驚くべきは日本のキリスト者の中では、名あり、いささかの権威ありと見なされていた曾野綾子氏で、突然、「報徳教」に宗旨がえしたと思ったら、フクシマの被災者たちに、ひたすらの忍従を強いてくるありさまである。救世主はどうした!!いくら辛抱しても甲状腺ガンは子供たちを襲ってくるぞ!!
挙句、いつぞやに至っては日本船舶振興会の寄付によって出来た海上メガフロートに汚染水を貯めれば万事解決などと言い始める有様である。そんなもので収まると本気で考えるなら今直ぐ病院に行って痴呆症の検査をするのが先だと考える。
曾野綾子、櫻井よし子、竹中平蔵の三氏の如く日本船舶振興会から何らかの金や援助を得ている者たちの言論を絶対に信じてはならぬ。
ttp://www.onpa.tv/2013/08/11/1893
ttp://sunshine849.blog.fc2.com/blog-entry-118.html
汚染水を食い止め、暴走する原発を収束させる唯一の手段は、これ以外にはないだろう。。。