いかりや爆氏の毒独日記

最近の世相、政治経済について「あれっ?と思うこと」を庶民の目線から述べていきたい。

国の借金って一体何なのさ?こんなこと考えたことありますか。その1

2009-04-19 14:35:45 | 日記

 平成20年12月末時点の国の借金は、847兆円です。 政府は、「この借金はやがて税金で返さなければならず、公債発行による借金は、将来世代への先送りにほかなりません」と言っております。

 「この借金はやがて税金で返さなければならない」ということは、返済の原資は「税金」だと言うのです。つまり国民から返済金(税金)を徴収するということです。  そもそも、この国が投じた金847兆円はどこに消えたと思いますか。

 話が固くなってすみません。この世の中は資本主義経済ですね。資本主義経済は基本的にゼロサム構造になっています。わかりやすく言えば、どんなバランス・シート(貸借対照表)でも左側(資産の部)と右側(負債の部)は、必ずイクオールです。つまり、プラ・マイはゼロになっています。

  したがって、国が使った借金のお金は、ドブに捨ててなくさない限り、必ずどこか(外国へ流出していることを含めて)に存在するはずです。 本来ならば、国家財政は支出と収入が均衡させなばならないのです。そのバランスが崩れて国の借金ばかりが残ったということは、政府の経済・財政政策が間違っていたことの証です。国の間違った責任を国民に転嫁しようとしています。

  そして、その借金分が富としてどこかに蓄積されているはずです。 国家財政のバランスが崩れたその最大の要因は、富(収益)にたいする課税の不公平の結果が今日の状況を招いたのです。 よくかね余り現象と言われます、庶民にとっていったい、どこにそんなに金が余っているのか不思議です。でも、金は「あるところにはあるんです」。百年に一度の金融危機の言いだしっぺは、前のグリーンスパンFRB議長です。現在の状況が治まれば、また金余り現象という言葉が頭をもたげてくるに違いありません。(続く)



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