明け烏:
2003年の場合(為替介入)、
財務省による為替介入の40兆円→米国債→半分の20兆円が外資の日本株の底値買いの資金になって還流(ここは、いかりや氏と意見が異なる)
いかりや:
2003年1月~2004年3月、この間に為替介入した金額(ドル買い円売り)は、財務省統計資料によれば、35兆2564億円です。買ったドルの使い道を、財務省は明らかにしていませんが、殆どは米国債に化けたのではないでしょうか(この間の外貨準備高の増加もそれに見合っています)。
この年(2003年の3月19日)、ブッシュ大統領はイラク戦争を開始しました。その戦費を当時の小泉政権から調達したとみれば辻褄があいます。このときの日本のドル買い円売りの「為替介入」は、表向きの理由にすぎない(介入前と介入後の為替レートは殆ど変化なし)。尚、2003年1月~2004年3月の為替介入のための財源・政府短期証券(無論国の借金)の動きは、次の通りです。
(2002年12月末現在) 政府短期証券 435,258億円
(2004年3月末現在) 政府短期証券 861,259億円
861,259-435,258=42兆6千億円
明け烏:
2011年の場合、
日銀の100兆円の買いオペ→メガバンク→ヘッジファンド→再度、日本株の底値買いとFXの往復ビンタの資金に。
財務省・日銀が、相場の急所で外資に国家歳入クラスの(またはそれ以上の)博打のタネ銭を提供しては大勝させるという信じがたい行為を言われた通りにやっている。この悪関係を断たないことには、日本財貨の流出は止まらないのではないか。きっかけは「ノーパンシャブシャブ事件」だと思う所以である。
いかりや:
(asahi com3月25日)によれば、
日本銀行は3月25日、銀行や証券会社などが必要な資金をやりとりする短期金融市場に、計4兆3千億円の資金を供給する公開市場操作(オペ)を実施すると発表した。東日本大震災後の資金供給は9営業日連続となり、この間発表した供給額は計110兆9千億円になった。
長期不況にあえぐ日本経済に安全確実な運用先はありません。ましてやそんな巨額の金の運用先が今の日本にあるわけがない。日銀からの資金提供とは言えども、タダというわけではありません。メガバンクにとって安全確実な金の運用先とすれば、火事場泥棒(ヘッジファンド)しかない。
その結果、この短期間に為替は1usドル82円→76円→84円とめまぐるしく動いた。彼らは「売り」で儲けて「買い」 で稼ぐ。こんなことができるのは、裏で繋がっているとしか考えられない。国民の目が震災被害と原発事故報道に釘付けされている時に、1年間の国家予算を遥かに上回る資金があっという間に動いた。アメリカはイラク、アフガン、日本の災害支援?そしてリビヤにも・・・さぞかしお金が忙しい(笑)。こんなことに協力出来るのも属国日本しかない、アーリントンに献花した菅だから? 2003年のときは、プレスリー宅の前ではしゃいだあの男だった。
>きっかけは「ノーパンシャブシャブ事件」だと思う所以である。
そう言えば、「ノーパンしゃぶしゃぶ楼蘭」には顧客リストがあって、二百数十名の官僚たちの名前と当時の役職がずらりと出ています。その顧客リストのトップにはあの福井俊彦(当時日銀副総裁、その後総裁)氏の名前が出ています。
今回改めて調べてみたら(物好き?)、次のように書いてありました。
ウィキペディア:ノーパンしゃぶしゃぶは、女性店員がノーパンで接待してくれるしゃぶしゃぶ料理店。 多くの店では床を鏡張りにして、覗きやすいようにしていたともいい、高いところにアルコール類を置くことで、女性店員がそれらを取ろうとして立ち上がることで、覗き ...。
わしも、一度でいいから「しゃぶしゃぶ楼蘭」で左手でノーパン部分を触りながら右手で・・・などと妄想したりして(笑)。
それにしても、「noblesse oblige」はどこへやら、今は「偉くなるほどバカになる」→「偉くなるほどモラルを失う」・・・「実るほど頭を垂れる稲穂かな」は、日本人の頭から消えてなくなった。