Drジョー:
タミフルの危険性については十分に論じたつもりですが、同剤の副作用による死亡の強く疑われる事例が、またもやネット記事にて配信されていましたので、しつこく考察を加えました。
<記事全文(9月9日、時事通信)>
「新型インフルの男性死亡=持病なし、因果関係不明-大阪府」
大阪府は9日、新型インフルエンザに感染した同府四条畷市の男性会社員(45)が同日死亡したと発表した。府健康医療部によると、男性に持病はなく、死因は不明。新型インフルとの因果関係も特定できていないという。新型インフルに感染したか感染の疑いのある人の死亡は国内で12人目。
府によると、男性は3日にのどの痛みを訴え、5日に37.3度の発熱があった。7日も37.2度の発熱があったため医療機関を受診。簡易検査でA型陽性と診断され、タミフルを投与されて自宅療養し、8日には平熱に下がった。
9日朝も症状はなく平熱だったが、午前11時すぎ、自宅で意識不明で倒れているのを家族が発見、病院に搬送されたが正午すぎに死亡が確認された。同日午後の遺伝子検査(PCR)の結果、新型感染が判明した。
<考察1>タミフルの添付文書には、以下の『使用上の注意事項』が明記されている。『治療に用いる場合には、インフルエンザ様症状の発現から2日以内に投与を開始すること(症状発現から48時間経過後に投与を開始した患者における有効性を裏付けるデータは得られていない)』
本事例においては、症状発現後2日以上経過してからタミフルが投与されたことは明白であり、医療機関がタミフルを処方したこと自体、医師の注意不足=医療ミスと言えるのではなかろうか。
<考察2>タミフルの副作用による死亡であることが強く疑われる。タミフルの『用法及び用量』は、『1回75mgを1日2回、5日間経口投与』と記載されていることから、死亡した男性は、自然治癒によってインフルエンザの症状が消失した後もタミフルの服用を続けていた可能性もある。
*なお、今後タミフルの副作用ではない別の死因が明らかにされる可能性もゼロとは言えませんので、現段階では「疑惑」に留まる考察であることを追記いたします。
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蛇足、政界秋景色
いかりや:
自民敗残兵は内輪もめしながら、16日召集の特別国会での首班指名選挙で「麻生はいやだとか、白紙投票だ」とか言っていましたが、「若林正俊両院議員総会長」に投票することを決めた。
一年前、圧倒的多数で麻生総裁を選んだにもかかわらず、この有様。
若林正俊氏って何者?名前は「若林」なるも御年75歳というではないか。後期高齢者とちゃいますか、自公政権では、後期高齢者をないがしろにして邪魔者あつかいしていたんとちゃいますか。
この期に及んで、後期高齢者を大事にする気になった? 仕方がないんだよ、「残ったのは 世襲議員と お年寄り」、「見渡せば 森や青木が原の樹海かな」、森や青木っつーわけにいかないし。金融G20を出席拒否?した与謝野さんつーわけにもいかず・・・。
若林さん、過去3人連続脳衰相トラブルで、その都度ピンチヒッターを勤め、最後は当選の見込みのない名誉の自爆候補だっていうのだから、よほど人徳があるのか運がある方なのだろうか。
笑っちゃいますなあ、なんだか麻生さんが可愛いくみえる。
麻生さん、次の選挙まで4年間塾通いして、じっくり漢字の勉強して出直ししなはれ。
今日も嫌味亭2号店 いかりや
「国の借金どうするつもり?」の続きは明日にします