THE 羅針盤・・・キックボクシング

(旧キックボクシングの羅針盤)
豊富な経験と知識から【経営】【アポ無し行動学】を伝えていきます。

セームシュルトの強さを解剖する

2009-12-07 19:46:33 | Weblog
先日2009年のK-1グランプリがあり見事、セームシュルトが優勝

した。今日は、セームシュルトの強さを解剖して行きたい。


なぜ彼は強いのか?それは単純なコンビネーションの組み立てに

あった。

ほとんどの選手がコンビネーションをパンチから蹴り(上から下)

と言う流れなのに対し、セームシュルトはコンビネーションが

蹴りからパンチと言う下から上がほとんど。

決勝のシュルト対バダ・ハリの試合で、シュルトの左ストレート

でのダウンシーンがあるが、皆さんはこれを見て

「何であんなパンチで倒れるの?」と思った人は多いと思う。

蹴りでバダ・ハリの注意を下に向けてるからこそ、顔面(上)

の注意がおろそかになり、シュルトのパンチが当たっていた。

まとめると、K-1のほとんどの選手のコンビネーションが

上→下なのに対し、シュルトは下→上のコンビネーション

を多様する事で、相手選手の顔面のガードを下げ、パンチを

当ていた。

これが、シュルトの強さの秘訣だと断言できる。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。