猫研究員の社会観察記

自民党中央政治大学院研究員である"猫研究員。"こと高峰康修とともに、日本国の舵取りについて考えましょう!

小泉総理の8月15日靖国参拝の公約実行を支持する

2006-08-15 18:37:43 | Weblog(未分類)
 小泉純一郎首相が、今朝、靖国神社を参拝した。5年前の自民党総裁選時の公約を最後に実行した形である。公約の実行は強く支持したい。小泉総理は、郵政民営化の公約実現のため、参議院で否決されたために衆議院を解散するという、憲法の制度趣旨に抵触しかねないアクロバティックなことすらやってのけた人物である。終戦の日の靖国参拝の公約を実行したのは当然過ぎることである。小泉総理が「15日を避けても(中韓両国などの)批判、反発は変わらない。いつ行っても同じだ。ならばきょうが適切な日だ」と述べているのもその通りだと思う。一つだけ注文をすれば、二礼二拍手一礼の正式な作法にのっとって参拝していただければなおよかった。
 小泉総理が8月15日に靖国参拝を果たすことができたのは、総裁選で公約で掲げていたことが大きいのは間違いないが、本来であれば公約に掲げる筋合いのことではない。したがって、自民党総裁選の争点にはすべきではないし、マスコミの「争点化は必至」という必至の煽りにもかかわらず争点化しないと思われる。中曽根元総理が「総裁選の際にこういう問題を公約すべきではない」と述べているのは、一般論としては、あながち見当はずれな指摘ではない。安倍さんはこのまま静観するべきであろう。対立候補の批判に乗って靖国が争点化するようなことがあれば、それこそ中韓の思う壺だからである。
 新しい総理総裁には、8月15日にこだわらずに例大祭に粛々と参拝していただきたいと思う。確かに8月15日は節目の日ではあるが、靖国は殉職自衛官も合祀されている場所であり、それならば自衛隊の最高司令官として、勅使が下向される格式の高い日である例大祭を選ぶのが適切である。



(参考記事1)
[小泉首相が靖国参拝=終戦記念日は初、公約に固執-昇殿、献花料は私費3万円]
 小泉純一郎首相は15日朝、東京・九段北の靖国神社を参拝した。終戦記念日の参拝は2001年の就任後初めてで、9月の退任を控えて5年前の自民党総裁選時の公約を最後に実行した。現職首相の15日参拝は、1985年の中曽根康弘氏以来21年ぶり。参拝中止を求めていた中国や韓国は強く反発している。また、靖国問題が今回の総裁選の主要な争点になるのは不可避とみられる。
 首相は首相官邸で「8月15日参拝」に踏み切った理由について「15日を避けても(中韓両国などの)批判、反発は変わらない。いつ行っても同じだ。ならばきょうが適切な日だ」と記者団に語った。一方、中国は「(日本による)侵略戦争の被害国の人民感情を傷つけた」などと非難。野党や与党の一部からも批判の声が上がった。
 首相は同日、モーニング姿で午前7時40分に靖国神社に公用車で到着。到着殿から拝殿を通って同47分、本殿に昇り一礼して参拝した。「二礼二拍手一礼」の神道形式は取らなかった。参拝に先立ち、「内閣総理大臣 小泉純一郎」と記帳するとともに、献花料3万円を私費で納めた。 
(時事通信) - 8月15日11時1分更新

(参考記事2)
<首相靖国参拝>「公約にすべきでない」中曽根氏が批判
 85年の終戦記念日に公式参拝した中曽根康弘元首相は15日午前、記者団に「総裁選の際にこういう問題を公約すべきではない。総理・総裁という立場に私的参拝はない」と語り、「8・15参拝」を公約にした小泉純一郎首相の姿勢を厳しく批判した。また、中曽根氏は「新首相はこういう問題を公約すべきでない」と述べた。
(毎日新聞) - 8月15日12時53分更新

☆ぜひとも、Blog●Rankingをクリックして、ランキングに投票して応援してくださいm(__)m


最新の画像もっと見る

17 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
文明の衝突というなら、日本は米国と戦争を継続すべきなのか?w (むじな)
2006-09-03 13:24:41
もしハンティントンの定義がまるっきり正しいというなら、日本と米国は文明圏はまったく異なっていますから、衝突しなければならないわけですな。

確かに戦争したこともありますし、米英が鬼畜だというのは彼らアングロサクソンの陰険な民族性を考えればその通りですがw。
返信する
欧米とイスラーム、日本と中国って文化的には同じなんだけどね! (むじな)
2006-09-03 13:22:54
>どうして日本人が異質な文明圏の中国人と同じ発想をしなければならないのかと。



漢字を使い、箸を使い、呉服や神社や歌舞伎を「伝統のもの」だと勘違いしているような日本人のどこが「中国人とは異質な文明圏」なの?



あまりにもあなたは日本も中国も、その文化や文明に即して理解していなさすぎです。



日本人が中国人のいっていることが癇に障るのはそれは発想が近いからなのであって、異質だからじゃありませんよ。



第一、もし異質なら、いっていることがまったく理解できないので、癇に障るわけがありません。



あなたこそ、本当に異質な人たち、中東やアフリカの人たちと話をしたことがないから、わかっていないだけです。



人間「違うから」衝突するんじゃなくて、実は「似ている」から衝突するもんなんです。

ハンティントンの本質的な間違いは「違うから衝突する」と思い込んでいるところです。



それに、イスラームと西欧の衝突というのも、冷戦後になって唐突に出てきた主張であって、冷戦時代には、イスラーム反共諸国のインドネシア、サウジなどは米国の盟友ですらありました。

冷戦後、共産主義という敵がなくなって軍需産業が困ったときにイスラームを新たに敵にしただけのことです。



そんな米国軍需産業のご都合主義に便乗しても意味がありません。



>もしかしたら中国の政治家達はかつての冊邦体制で周辺諸国を属国扱いしたように、日本もそのように扱いたいのでしょうか?



これは一理ありますが、忘れてはならないことは、日本がかつて冊封体制の一部に組み込まれていた時期もあったということです。

中国が日本には属国扱いの姿勢を示すのに、欧米や中東にはそうしないことからも、日本は「異質」なのではなくて、「本質的に文化が近い」ことが明らかです。

似ているからこそ、中国は中国の伝統的な基準と思考を日本に適用しがちなのだし、日本にもそれに従おうとするアホが出てくるんですよ。

荻生徂徠の時代と変わっていない。



>ともかく日本も中韓もお互いが全く異質な文明であることを意識すべきです。欧米とイスラムが全く同じ歴史認識を共有できるでしょうか?

>



これも笑止!

欧米とイスラームは宗教の教義や基本的な思考はきわめて似ているんですよ。

私は最近中東にはまっていますが、彼らの発想はきわめて西欧に近く、われわれ東アジアと異質だと思います。



欧米がイスラーム圏と対立しがちなのは、「似ているから」なのです。同じように、日本と中韓も「似ているから」こそ反発するのです。



>中韓の要求がどれほど失笑ものかわかろうというものです。



あなたは中韓の要求の意味するところが「理解」出来ているわけですよね?

その時点で、あなたの文化的背景は中韓と同一だということがわかろうものです。



これが、インドやましてエジプト人なんかと話したら、相手のいっていることが「まずわからない」んです。わからなければ喧嘩にもならないw。



欧米とイスラームは起源的には同じギリシャローマ文明を共有していますし、宗教もセム一神教を共有しているから、思考や世界観が同じなのです。だから衝突する。

日本と中韓もそうなのです。だから利害が衝突しがち。



でも、私は日本と中国が衝突するのは避けられないし、避けるべきではないと思っていますけどね。似たものどうしの争いは避けられないから。



返信する
ハンティントンはわかっていない (むじな)
2006-09-03 13:10:10
>ハンチントンの「文明の衝突」からすれば当然のようにこう考えられるのですが、残念なことに日本の政治家や言論人にこうした意見を述べる者は殆どいません。

>



当たり前です。

「米国の有名大学のエライ先生」のいっていることだからといってナイーブに信じるほうがおかしいのです。あなたはいまどき、米国崇拝主義者ですか?w



ハンティントンのいう「文明」は、本来の文明とは異なって、ネオコン政策を進めるためにでっち上げた誤った観念です。

そもそも文明というのは、物質が基礎だし、文化も文明も混合してなんぼですから、ハンティントンのように文化と文明を混同したうえで、混ざり合わないと思っている発想がアホなのです。



そもそも人類文明の発祥地であるメソポタミアとシナ中原の文明は、各地の文化や文明が混交したために生まれたのですからね。



メソポタミアもシュメールとバビロニアでは、系統がまったく違うし、シナ中原はそもそもアルタイ系とタイ系という異質なものが混交してできたものです。



また、ハンティントンのいうように、もし文明が根本的に異質だというなら、日本と中国よりも、日本と米国や西欧のほうがはるかに異質だし、イスラーム圏と西欧はもともと近いのです。



>これはむじなさんが言うような北方的思考よりも儒教文明のためだと見ています。

>



それは間違いです。あなたこそ、根源的な原因を求めないで、あくまでも結果としての表層を見ているに過ぎない。

儒教文明というのも、北方系で、冬は凍りつくような土地だからこそ成立する発想

儒教文化というのは、北方だからこそ生まれ、そして定着したものなのだから。

だから、台湾や沖縄では儒教的な思考なんて根付かない。

「儒教」は原因ではなくて、結果なのですよ。



>東南アジアや台湾もハンチントンは中華儒教文明圏に分類していますが、ここまで来れば同じ文明圏でも辺境になってしまます。しかも東南アジアはヒンドゥー文明の影響も強いです。それで中韓と歴史に対する態度が違うのではないでしょうか?

>



ぜんぜん違います。



それでは、明らかに中華圏のベトナムがなにも言わないのはなぜですか?



東南アジアは中華とヒンドゥーが混じっているのではなくて、ベトナムだけが中華文化圏で、残りはほとんどヒンドゥー圏なのです。

それはハンティントンも指摘しているはずですが、あなたは何もハンティントンすら正しく読めていないんですね?



それから、ヒンドゥー系だったら、歴史で争わないというなら、スリランカのタミール系とシンハリ系の争いは何?

インド各地で頻発するヒンドゥー教徒どうしの流血のいざこざは何?



それらは、日本の新聞に報道されていないから、あなたが「知らない」だけのことであって、「ヒンドゥー系だから」「歴史に固執しない」というあなたの主張はまったく成立しないのです。



それよりは、もっと気候条件や地理条件で説明したほうがいいのです。



あなたは、現実の東南アジアと中国・韓国を知らないから、私の主張を否定しているだけ。



それに台湾はそもそも中華儒教圏ではない。台湾には儒教なんて存在しない。台湾人はいろんな意味でマレー的で、上下関係の観念はあまりないんですよ。



その原因を突き詰めると、やはり気候とか基層文化であって、ハンティントンのいう「文明」はあくまでも表層的なものに過ぎません。
返信する
むじな氏へ。これは文明の衝突だ! (舎 亜歴)
2006-09-02 21:04:46
私は自分のブログ記事に書いてある通り、現状での靖国参拝には反対です。それは戦後のレジーム・チェンジと神社が相容れない部分があるからです。



他方で中国と韓国が歴史認識を執拗に突いてくることには不快感をおぼえています。これはむじなさんが言うような北方的思考よりも儒教文明のためだと見ています。日本と東アジア諸国は全く異質の文明圏で、西欧とイスラムの関係ときわめて似た関係にあると考えています。ハンチントンの「文明の衝突」からすれば当然のようにこう考えられるのですが、残念なことに日本の政治家や言論人にこうした意見を述べる者は殆どいません。



そうした観点から、中国の王毅大使が「東洋人は・・・」と発言し、日本側に説教をした際には失笑を禁じ得ませんでした。どうして日本人が異質な文明圏の中国人と同じ発想をしなければならないのかと。もしかしたら中国の政治家達はかつての冊邦体制で周辺諸国を属国扱いしたように、日本もそのように扱いたいのでしょうか?何せアヘン戦争に敗れるまで、ビクトリア女王さえ服属する蛮族の首長ぐらいにしか思わなかったのが中国の支配者達です。



東南アジアや台湾もハンチントンは中華儒教文明圏に分類していますが、ここまで来れば同じ文明圏でも辺境になってしまます。しかも東南アジアはヒンドゥー文明の影響も強いです。それで中韓と歴史に対する態度が違うのではないでしょうか?



ともかく日本も中韓もお互いが全く異質な文明であることを意識すべきです。欧米とイスラムが全く同じ歴史認識を共有できるでしょうか?中韓の要求がどれほど失笑ものかわかろうというものです。
返信する
むじなさまへ (asean)
2006-08-29 15:09:03
>MSNアカウントがあるにも関わらず・・・



申し訳ありません、どうもLiveに変更されてから調子が悪いようです(同じ現象がありました)、小生では原因が不明ですのでMSNに現在質問していますので

解決策があるようでしたら小生のブログ上でご連絡します。



ASEANでの反応は日本国内のメディアが”捏造”したのか否かは小生には判断が出来ませんが

ブログでも書いていますように、関心は日本のメディアが報道するようなモノでは決してありません。

(カテゴリーの中でも一貫して認識の違いは書いていますです、はい)



コメントズレで猫研究員さんには大変申し訳ありませんが、ヒズボラに関してですが・・

ヒズボラがレバノンの政党ではない・・っとは思っておりません(閣僚も出している訳ですし)が

レベノン政府の責任ある政党となれるのか?に小生は疑問を持っている訳です。



ハマスもそうですがどうも政治部に統制力が無いように見受けられる訳です。



小生の(5年程前の現地での)印象では、ヒズボラが穏健なのか他の政党が当たらず触らずなのか?にも若干疑問が感じられたことは確かです。



ただ、党是がどうであれレバノンという国(国民)に責任を担うことはどういうことなのか?が

ヒズボラに限らずレベノンの各種政党には希薄であったことが残念ではあったことは記憶しています。



再度、猫研究員さんへ

コメントズレであることをお詫び申し上げます。
返信する
aseanさまへ (むじな)
2006-08-27 01:48:50
MSNアカウントを持っているにもかかわらず、貴殿のブログに書き込みができないので、貴殿のブログのレバノン関係の投稿への意見をここで書くことにします。

「ヒズボラの政党化」ということですが、ヒズボラはすでにレバノンでは公認の政党として活動していますし、政党としてはあくまでも穏健で、他党と争わないで、福祉事業にも熱心で、対イスラエルレジスタンスだけに専念している姿勢から、かつて内戦時代に敵対したこともあるキリスト教徒やキリスト教系政党LFなどからも一定の尊敬と評価を受けています。



これはレバノンに実際行って、現地の雰囲気を見れば明らかです。私もレバノンに行く前と実際に行った後ではヒズボラ観が変わりました(よくなった)。



ただ今回ヒズボラによる拉致事件が戦争の発端となったことで、レバノン国内では反シリア勢力を中心にヒズボラ批判が高まっています。カーナー虐殺の後はヒズボラ支持も高かったのですが、停戦した後は批判が強まっています。



ただ、武装解除はしないでしょう。レバノン国軍に能力がないからです。また武装解除を求めている反シリア各派も本気でやると内戦が勃発しかねないので、現状のようにヒズボラが政党としては穏健で多党とも友好的な姿勢を見せて、ヘゲモニー政党を志向しない限りでは、ヒズボラの武装も黙認せざるを得ないでしょう。
返信する
東南アジアの新聞 (むじな)
2006-08-27 01:32:37
16日に同日付けの東南アジアの主要紙のHPをチェックしたところ、「靖国」のヤの字もなかった。

彼らの最大の関心事は、レバノン情勢。フィリピンはメイドをたくさん送り込んでいるし、インドネシアやマレーシアはムスリムが多い地域への関心。



誰も靖国なんて関心はなかった。まして「赤旗」あたりが「東南アジアの新聞でも批判」と書いていたようだが、大嘘。東南アジアで批判があるわけがないし、そもそも靖国みたいな「歴史」に東南アジアは関心はない。



何でも日本の歴史問題に関心を持つべきだと思っている時点で、自意識過剰というかそれこそ日本人の特殊な価値観の押し付けというべきもの。



東南アジアでは日本への関心は強い。でもそれは日本の「現在」の経済や国民性やシステムへの関心であって、過去や神社の話ではない。



返信する
東南アジアの一般的な「歴史認識」 (むじな)
2006-08-27 01:28:48
東南アジアは熱帯・亜熱帯なので、一般的に過去にこだわらない。

したがって、「日本がかつて侵略した」などといった過去にこだわることはほぼ皆無で、逆にこだわる中国などを見ると「嫌らしいやつら」と感じるもの。



日本の「左派」は、歴史というものはこだわるべきだという北方的な発想を持っているので、東南アジアにも歴史認識とやらを期待するだけ。



ところが、東南アジアにとってはそんなことはどうでもいい問題だし、そんなことをあげつらう人間のほうが嫌われる。



でも、だからといって日本の右派も喜ぶのは早い。

なぜなら、彼らは歴史を認識したうえで、「日本が好き」といっているわけではないからである。

彼らが靖国を見るときの基準は「英霊」なんてのは関係なくて、「綺麗なところダネ」という程度の軽い認識でしかない。

それはおよそ日本の右派が期待する「英霊を祀り、国家の価値を称揚する」という発想とは似ても似つかない発想。



結局日本の右派も左派も「国家」とか「歴史」という土俵にこだわっているだけで、それは普遍的でもなんでもないということ。東南アジア人の思考の基本はあくまでも「現実」と「家族」。そこには国家や歴史など容喙する余地はないのだ。
返信する
アセアンは靖国批判なんてしないが (むじな)
2006-08-27 01:20:52
>日本では余りASEANのことに関心はないでしょうけど、ASEAN側からすると日本のことには常に注意を払ってますから官僚クラスになるとメディア受けするコメントってのは幾らでも出来る訳でして・・



>シッガポール、マレーシア、インドネシアの3カ国はASEAN域内での陣取り合戦や対中南海での思惑等から

最も日本の注意を引きたい事情を抱えている訳なんです。

>



それは違うと思う。

単に日本の「左派系」メディアの捏造だと思う。



アセアンで靖国など日本批判が出るわけがない。そもそも靖国には興味がないし、対中警戒感が強くて日本にはもっとかんばってほしいと思っているのが世論でも大多数だから。



日本の「左派系」メディアのいかんところは、自分たちの願望を相手にも託して、相手が書いてもいないことを勝手に歪曲して捏造すること。



朝日の16日付け2面に「東南アジアでも批判」という見出しで東南アジアの反応が載っていたが、華人が多いシンガポール政府が「遺憾」といっているだけで批判しているわけではないことは明らかだし、マレーシアの反日華人団体300人がデモをしたなどというどうでもいいことを書いているだけ。

インドネシア政府にいたってはどうみても「批判」ではなくて「応援」だったしw。



私自身や靖国に否定的な立場だが、だからといって「東南アジアも非難している」などと事実無根の捏造をすることには反対。靖国はあくまでも日本人の問題。他国を「批判」に動員したり、まして捏造するべきではない。批判するなら、あくまでも戦後の日本や平和憲法に即して批判すればいいだけ。











返信する
マイケル・グリーンをTB (舎 亜歴)
2006-08-24 18:09:41
久しぶりです。この件に関しては、マイケル・グリーンがフォーリン・ポリシー誌とインタビューした記事をTBします。靖国に対する徹底したリアリストの姿勢と原爆投下への「贖罪(?)」意識など、余りに日本通過ぎてワシントンの有力政治家やオピニオン・リーダーとはずれがあると思いますが、多いに参考にはなります。
返信する
ASEANの一般的な反応 (asean)
2006-08-24 17:29:08
こんにちは・・

ネット上のニュースで気になるのは、この靖国参拝に関する中韓以外の海外での反応を

何気に日本へ批判的な解釈をして書いてしまうのを見受けることですね・・・



特にASEANでの反応なんてのは最たるモンでして・・・(僕のブログでも書いてますが、ご参考迄に)

Inside watch ASEAN Politics:首相の靖国参拝

http://aseanlethualook.spaces.live.com/blog/cns!121141892351AD6C!1077.entry



日本では余りASEANのことに関心はないでしょうけど、ASEAN側からすると日本のことには常に注意を払ってますから官僚クラスになるとメディア受けするコメントってのは幾らでも出来る訳でして・・



シッガポール、マレーシア、インドネシアの3カ国はASEAN域内での陣取り合戦や対中南海での思惑等から

最も日本の注意を引きたい事情を抱えている訳なんです。



そうした事情を端折って戦中の事情を日本人に想像させるような記事を報道されてしまうと

実は肝心のASEANにとっても良い結果を与えるとは思えない。



日本の人達には現在のASEANの正確な成り立ちを知って頂きたいものだと思うんですけどね・・・
返信する
お返事ありがとうございました。 (総理大人)
2006-08-20 11:50:30
日本人から見ると、大統領が聖書に手を置き演説する、こういうのは不思議ですね(少なくとも私は)。日本人は、教会で結婚式をし、お坊さんにお経を上げてもらって葬式をする。これは日本の文化となっていると思います。

そういうわけですから、現代で国家神道というようなものは、ありえないと思うんですね。私は。

ここらへんは埋まらない溝ですね♪



>追悼という行為はすぐれて宗教的な行為です



ですから、無宗教というのは正しくなく、特定の宗教に依拠しない国立施設。

いずれにしても、小泉さんの「使い分け」は許せないし、先人たちへの想いも伝わってこないし、あんな詭弁(だと思う)に納得しちゃうような人もいるみたいだし、世論調査もどういうわけか、数字が変わる。よくわからん(ーー;)笑
返信する
総理大人さんへ (猫研究員。=高峰康修)
2006-08-20 07:21:56
お久しぶりです。

私の意見は、既に何回か書いたはずなのですが、憲法20条を改正して政教分離の要件を緩和すべきだと考えております。その上で、靖国は神道のまま国が関与した形態にすべきです。追悼という行為はすぐれて宗教的な行為です(宗教の捉え方にもよるでしょうが)。したがって、無宗教の追悼施設には反対です。

「心の問題」に関しては、いみじくも指摘してくださったように、私は、首相の靖国参拝は本来は私的なものであってはならないと考えています。もっとも、現行憲法下ではそういうわけにはいかないのでしょう。
返信する
コメントありがとうございます (猫研究員。=高峰康修)
2006-08-20 07:10:46
返事が遅くなり、申し訳ありません。



・PJさんへ

騒がしかったのは事実だろうと思いますよ。しかし、その後の世論調査などを見ておりますと、国民の、総理の靖国参拝への期待と賛意からくる「肯定的な騒がしさ(?)」だったように思います。

「小泉さんの一礼」は、青い炎さんが指摘してくださっているように、政教分離に配慮したということでしょう。



・青い炎さんへ

私も全く同感でして、靖国参拝が政教分離に違反するなどという解釈がなされることのないような憲法にしなければならないと考えております。大体、厳密な政教分離というのは不自然な話です。
返信する
ご無沙汰しております。 (総理大人)
2006-08-19 16:08:28
・靖国は、普通の宗教法人とは違う。特別の宗教法人なので、首相は参拝すべき。

今回のエントリーでも、「自衛隊の最高司令官として」というフレーズが師匠にも見られますよね。

・一方、靖国は宗教法人なので、A級分祀などを口にするべきでない。政教分離の原則を尊重せよ。



この二つが、同じ人物の口から出ることが多いように思えます。自己矛盾。

総理は総理で「内閣総理大臣」なんて肩書きを記帳する、もっとひどいのは「公約は生きている」などと言う。

その一方で、「心の問題」と平然と言う。小泉さんは狂ってるとしか思えない。茶番を見ているようです。それに公約では「毎年8月15日参拝」なんだから、すでに公約も守れていないし。



私は総理の靖国参拝は、国内問題なんかでもないし、もちろん中韓の内政干渉を受ける問題でもないと思います。「宗教法人」靖国神社への参拝は「私的行為」であるべきで、ただただ「心の問題」です。二礼二拍手一礼でもいいし、昇殿してもかまわないし、むしろ私的参拝だからこそ警備上の理由からも昇殿すべきだと思うけれども、それはあくまで私的行為として行うこと。



そういう公私をきちんとわけられないなら、ちゃんと国立施設を設けるべきだと思うわけですし、なんで一宗教法人にそういう大事なことを任せておくのかわかんない。



って思っています。
返信する
小泉さんの一礼 (青い炎)
2006-08-17 18:36:16
小泉さんの一礼は一応政教分離に気をつかったのではないでしょうか?



現行憲法のもとでは、神道という特定の宗教にのっとっている訳ではないという言い訳を用意しておく必要があるように思います。



私としては、首相がきちんと参拝できないということを問題視して、ここから憲法改正へとつなげていくことが大切じゃないかなと思っています。首相が正々堂々と公式参拝できるような憲法にするべきです。
返信する
例年より (PJ)
2006-08-16 11:14:23
騒がしいお盆だったような気がします。

反日勢力とかマスゴミとか、いろんなことを知ったせいで気が付くようになっただけなんでしょうか。

小泉さんの一礼は何だったんでしょう。気になっています。

宮司さんに対する反感だったりして・・・。



夕べはNHKの『日本のこれから』を見ました。

国内問題なのに何でこんなに外国人がいるんだとか、こんなところにに来る欧米の人って中国のプロパガンダまともに信じちゃってるのよねとか思いつつ、携帯でアンケートに参加してました。でも一人のアメリカ人の男性が反日組が意見するときに馬鹿にしたような笑みを浮かべているのを見て、ちょっとビックリ。嬉しかったですw

少しずつでもわかってもらいたいですよね。
返信する