ファイナンシャルプランナーのニュースチェック

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前原氏、原発「再稼働なければ関西は計画停電」

2012-05-13 18:10:46 | Weblog
前原氏、原発「再稼働なければ関西は計画停電」 2012年5月13日 日経
 民主党の前原誠司政調会長は13日のフジテレビ番組で、関西電力大飯原子力発電所3、4号機(福井県おおい町)の再稼働がなければ、関西地方は計画停電が必要になるとの見通しを示した。「再稼働しなかった場合、計画停電をするのかどうか。関西地方はそこまでしないといけなくなる」と語った。
 同時に計画停電を実施した場合「医療機関などでは人の命にかかわる」と述べ、原発再稼働の必要性を強調した。



 個人的には、人間の命を取るか原発の再稼働を取るのかの二者択一を迫るようなやり方は好きにはなれませんが、今日再稼働のスイッチをいれたからすぐにフルモードで活用できるものではなく、また事務手続きや政治的な交渉に相当の時間がかかることを考慮すれば、いよいよ決断のタイムリミットが迫ってきたということなんでしょうね。
 ここの原発の再稼働が間に合わなければ他の原発の再稼働も(夏は勿論のこと)次の冬も困難でしょうし、民主党政権もいよいよ本気で政治的圧力をかけてきたということでしょうか…。
 今週あるいは今月にも新たなる動きが起こるのか 要注目です。

シャルレでまた社長交代 今度は就任8日で辞任

2012-05-13 08:48:14 | Weblog
シャルレ:「社長予定者が取締役でなかったから」 8日間での交代劇説明 2012年05月12日
http://mainichi.jp/select/news/20120512mog00m020003000c.html
 先月、2回にわたって社長交代を発表した婦人下着販売のシャルレの決算発表会見が11日、大阪市内であり、報道陣からは一連の人事に質問が集中した。
 同社は先月11日、岡本雅文前社長が社長を退くと発表。当時常務だった橋本欣也氏が12日付で社長に就いた。ところがその8日後、橋本氏が6月の株主総会を経て取締役相談役に退き、奥平和良執行役員が社長に就任する新たな人事を発表した。
 会見で同社は、異例の人事の発端となった岡本氏の社長辞任に関し「本人の『次』の事情があり、辞めたいとの申し出があった」と言及。ただ、詳細に関しては「個人の問題なので回答を控えたい」と述べるにとどめた。一方で、その後相次いで社長人事が発表されたことについては「社長に就任予定の奥平氏は、取締役でなかったため、当時常務だった橋本に社長に就いてもらった」と、あくまで一時的なものだったと説明した。

<参考記事>かつて三屋裕子氏を解任したシャルレ、社長交代 「一身上の理由」 2012年4月12日 産経夕刊
http://sankei.jp.msn.com/west/west_economy/news/120412/wec12041219450003-n1.htm
 婦人下着販売のシャルレは12日、岡本雅文社長(47)が「一身上の都合」で辞任し、後任の社長に橋本欣也常務(55)が同日付で就任したと発表した。同社は「岡本氏の詳しい辞任理由は聞いていない」(法務室)と説明した。岡本氏は6月15日付で取締役も辞任する。
 シャルレは平成16年、バレーボール五輪銅メダリストの三屋裕子氏を社長に抜擢したが、経営方針をめぐって創業家と対立し、19年に解任。三屋氏を解任した創業家出身社長も、MBO(経営陣による自社買収)をめぐり、「買い付け価格を不当に低く誘導した疑いがある」として、20年12月に解任された。
 これを受け、プロクター・アンド・ギャンブル・ファー・イースト・インクを経て13年にシャルレに入社していた岡本氏が社長に就任。橋本氏は代表執行役副社長(21年の監査役会設置会社移行に伴い、常務)として、岡本氏を支えてきた。
 シャルレでは、今月9日にもLED(発光ダイオード)照明の開発・販売子会社社長(シャルレ取締役)が、「一身上の都合」で辞任している。
 橋本欣也氏(はしもと・きんや) 兵庫県立星陵高校卒。昭和56年シャルレ。代表執行役副社長を経て、平成21年6月から常務。神戸市出身。





 元バレーボール五輪銅メダリストで有名だった三屋裕子氏を招聘するも、わずか3年で放逐したことで嫌な意味で有名になったあのシャルレですが、その三屋氏を解任した創業家出身社長も08年12月に解任。その後を岡本雅文氏が引き継ぐも3年ちょっとで一身上の都合で辞任して後任に橋本欣也氏がついたと思ったら、わずか8日で突然の退任となり、奥平和良執行役員が社長に就任するという新たな人事を発表。
 アパレルや女性下着業界はどこも経営が大変だというのに、世間の荒波の厳しさを知ってかしらずか、この会社は飽きもしないで未だにお家騒動を続けているんですね…(呆れ

 今でこそ品質の安定した下着メーカーと言えば、トリンプそしてそのつながりでトリンプジャパンを19年連続・増収増益の優良企業に成長させた現在はタイムマネージメントの講師として活躍されている吉越浩一郎氏を真っ先に連想する方が多いと思いますが、全盛期のシャルレの勢いを知っている1人としてはこの会社はどこまで自滅の道を歩み続けるのだろう…と暗澹な気持ちにさせられると共に、株式会社というものを社会の公器として受け止めているのか? と腹立たしい気持ちにさせられます。

海の日や敬老の日や体育の日を平日にしてシルバーウイーク作るって アホですか!

2012-05-13 08:42:24 | Weblog
10月に5連休の「シルバーウイーク」 民主PT構想 2012年5月12日 朝日
http://www.asahi.com/politics/update/0511/TKY201205110604.html
 民主党が秋の大型連休(通称シルバーウイーク)の導入を検討している。すでにある祝日3日分を10月に集め、土日と合わせて5連休にする構想。旅行者が増えることで観光地での経済効果や雇用創出を見込み、2014年からの実施をめざす。  11日に開かれた民主党の休暇のあり方を検討するプロジェクトチームで、座長の藤本祐司・元国交政務官は「お金をかけずに経済効果が見込める」と主張。シルバーウイーク導入の議論を本格化させた。  日本の年間の祝日は計15日と法律で定められている。構想では、祝日の総日数は変えない。たとえば、7月第3月曜日の「海の日」、9月第3月曜日の「敬老の日」、10月第2月曜日の「体育の日」を記念日として残すものの休日とはせず、この3日分を10月中の休日に充てることを検討。土曜日、日曜日と続けて5連休とする。



 ん…???
 今年のGWの連休も28日~30日&(1日と2日を挟んで)3日~6日という並びになった影響で、次の3連休は7月14日までない(体を休める合法的に休める日がない)と悲鳴を上げているサラリーマンやOLも多いのに、この上「海の日」や「敬老の日」「体育の日」まで秋に移動させて秋に5連休を作ろうなんて、民主党は若い人の気持ちがとことん読めていませんね…(呆れ
 別に秋に大型連休を作らなくても、既に仕事社会から引退したお金のある人は自分の過ごしたい時、使いたいようにお金を使うでしょうし、日本の年間の祝日は計15日と法律で定められているという規定に拘る理由も意味不明。単純に祝日を増やせばいいだけのことでしょう。
 100歩譲ってこういったGWとお盆・年末年始といった民族の大移動の機会を増やしたところで、当然ながら観光産業や飲食・ホテル業などに従事する人にとっては人が休んでいる時が最大の稼ぎ時なわけで、大型連休の恩恵など受けられませんし、むしろ休日を分散させる方が高速道路の渋滞緩和やホテルの稼働率の平準化にも寄与するのではないでしょうか。
 自民党といい民主党といい、こういったことの前に、子供の病気や学校行事といった上司に説得しやすい理由以外での全くの私用でも職場の年次有給休暇が取得しやすい、はたまた(日本人の気質にあうかという問題もありますが)欧州諸国のような三週間~2か月程度の長期バカンスが取得できて気持ちをリフレッシュさせて新たに仕事に取り組むことができる就業環境こそ後押しして欲しいものだと思います。