運転手は日雇い労働 契約書交わさず 2012年5月4日
産経 http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120504/dst12050400440000-n1.htm
読売 http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120503-OYT1T01176.htm
群馬県の関越自動車道の高速ツアーバス事故で、自動車運転過失致死傷容疑で逮捕された河野化山(こうの・かざん)容疑者(43)が、貸し切りバス会社「陸援隊」(千葉県印西市)との間で、契約書を交わさずに日雇い労働でバスを運転していたことが3日、国土交通省関東運輸局への取材で分かった。日雇いでの運転は運輸規則で禁じられている。群馬県警は同日、河野容疑者を送検した。
同局の特別監査で「陸援隊」の針生裕美秀(はりう・ゆみひで)社長(55)は、運転手が手配できないときに河野容疑者に依頼していたと説明。河野容疑者への給料は日払いで、勤務管理の乗務員台帳もなかったという。
日雇いでの運転手の雇用は、安全管理が行き届かないとして道路運送法の運輸規則で禁止されており、県警は運転手の健康管理などがずさんになった原因がそこにあるとみて調べる。
針生社長は河野容疑者から「金沢へは初めてで道が分からないので不安だ。別の運転手も同乗させてほしい」と相談を受けていたことも判明。往路は別の運転手と2人で運行させたが、河野容疑者がその後も「もう少し先まで一緒にいってほしい」と訴えたため、事故を起こした復路の途中まで同じ運転手が同乗した。事故当時は1人だった。
陸援隊の山本至弁護士によると、針生社長は「過重な勤務はなかったと思う」と話しているという。山本弁護士も「河野容疑者が運転に慣れていないということはないはずだ」と語った。陸援隊はツアーを募集した旅行会社「ハーヴェストホールディングス」(大阪府豊中市)と協議の上、ゴールデンウイーク明けにも被害者を集めた説明会を開く予定。山本弁護士によると、河野容疑者は「取り返しのつかないことをしてしまった。大変申し訳ない」と謝罪したという。
河野容疑者は石川県から東京ディズニーリゾートへ出発する前の行動について、ホテルを出た後、「疲れたかなと思ってちょっと車内で寝た」と話し、ホテル内でも「寝たり起きたりしていた」と説明したという。
運転手、疲労で毎日ボーッと…ずさんなバス運行 2012年5月4日 読売
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120503-OYT1T00683.htm
関越自動車道で7人が死亡したツアーバスの事故では、運転手の河野化山かざん容疑者(43)=自動車運転過失致死傷容疑で逮捕=が疲れから居眠り運転をしていた疑いが浮上しているが、同様のツアーバス業者間では、安全や法令を無視した運行が横行している。
複数の運転手らが読売新聞の取材に応じ、「運転手は極度の疲労で、毎日ボーッとしている」などと語った。
「居眠り運転や、休憩中に寝過ぎて客から起こされることもある」
東京を午後10時に出発、大阪に翌朝午前8時頃に着くツアーバスの30歳代の運転手は、疲れた様子で語った。午後10時には、再び大阪から東京に向けハンドルを握る。合間の約12時間は旅行会社が用意した格安ホテルで休憩することになっているが、午前中はチェックインできなかったり、午後3時頃にチェックアウトさせられたりすることも。「結局、バスに乗ったまま時間をつぶさなければならず、疲れは取れない」と訴える。
国土交通省の安全基準では、乗務後、運転手を8時間以上休ませることになっている。だが、別の元バス会社従業員も「乗客を降ろし会社に戻って洗車すると、次の乗務まで家で休めるのは3、4時間だけ」とため息をつく。
ずさんな運行管理が放置されているケースもあるという。道路運送法では、バス会社には試験に合格した運行管理者を1人以上置くことを義務化。乗務前の運転手の健康の確認や、行程などを記した運行指示書の確認は運行管理者が行わなければならない。
だが、今年2月まで埼玉県内のバス会社で運行管理者を務めていた男性(54)は「出発前のアルコール検査や体調、行程の確認などは一切やっていなかった」と明かす。また、複数の運行管理者が会社にいるように装うため、他社から1人3万円を払って名義を借りていたという。運行管理用の日報もいいかげんで、行程の都合で運転手の乗務の間に8時間の休憩が挟めない場合も、「別の運転手の名前を書いていた」と証言する。
河野容疑者、ホテル滞在中に中国人ツアー手配か 2012年5月4日 読売
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120504-OYT1T00047.htm
群馬県藤岡市の関越自動車道で7人が死亡したツアーバス事故で、自動車運転過失致死傷容疑で逮捕された千葉市中央区新宿、運転手河野化山かざん容疑者(43)が、休息のため石川県内のホテルに滞在中、中国人向けツアーの手配をしていたことが3日、バス運行会社の関係者らの話で分かった。
群馬県警は、河野容疑者がツアー手配のため十分な休息を取らなかった可能性もあるとみて、詳しく調べる。
関係者などによると、河野容疑者は4月27日夜、千葉県浦安市の東京ディズニーリゾートをバスで出発、翌28日朝、金沢市内で最後の乗客を降ろした後、石川県内のホテルに午前9時前にチェックインした。午後4時半のチェックアウトまでに、ホテルの部屋で、今回のバス運行とは別の中国人向けのツアーを手配していたという。
河野容疑者は群馬県警の調べに対し、「寝たり起きたりしていた」などと供述しているが、ツアーの手配をしていたことで、睡眠を十分に取れなかった可能性もあり、県警はホテルでの行動などについて詳しく調べる方針。
事故バスツアー、2業者仲介し安値受注 往復15万円陸援隊への発注の流れ 2012年5月4日
朝日 http://www.asahi.com/national/update/0504/TKY201205030597.html
群馬県の関越自動車道で46人が死傷した高速ツアーバス事故で、ツアーを企画した旅行会社とバス会社「陸援隊」(千葉県印西市)の間に、2業者が介在していたことが国土交通省の特別監査で分かった。事実上の仲介料が発生したため、陸援隊は相場より安い料金で受注。短期雇用の運転手の河野化山(こうの・かざん)容疑者(43)を乗務させていた。国交省は無理な受注・運行が事故の背景にあったとみて調べている。
国交省の調べでは、旅行会社「ハーヴェストホールディングス」(大阪府豊中市)は、千葉県と金沢市を3日間で往復するツアーバスを企画。運行を17万円で千葉県内の仲介業者に発注した。この業者は同県内のバス運行会社に16万円で発注し、さらにこの会社が陸援隊に15万円で発注していた。
こうした契約は「傭車(ようしゃ)」と呼ばれ、中小のバス会社の間では常態化しているという。ただ、ツアーバスを請け負う別のバス会社によれば、このルートの相場は18万円前後。国交省も「かなり安く、原価を考えれば赤字にもなりかねない料金」とみている。
河野容疑者「バスでシートベルトする人いない」 2012年5月4日 読売
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120503-OYT1T01044.htm
関越自動車道で7人が死亡した高速ツアーバスの事故で、バスの最前列に座っていて重傷を負った石川県志賀町、県職員牧出光さん(23)が事故が起きる前、自動車運転過失致死傷容疑で逮捕された運転手の河野化山容疑者(43)から「バスでシートベルトを着ける人なんていない」と説明されたことが3日、家族の話からわかった。
群馬県富岡市の病院に入院する牧出さんから話を聞いた父(51)らの説明によると、牧出さんは事故前、座席のシートベルトが壊れていることに気づき、河野容疑者に直すよう頼んだが、「『シートベルトを着ける人はいない』と言われた」という。
牧出さんはそれでも再度頼み込み、シートベルトを直してもらい、装着したという。 牧出さんの祖母(75)は「装着していたおかげで車外に放り出されず命が助かったのではないか」と話した。
バスのシートベルトについては、軽傷を負った金沢市割出町、金沢工大生(22)も母に「座席のシートベルトが装着できず、壊れていた」と説明していたことがわかっている。
う~ん。荷物量の繁閑の差が大きい貨物の世界(トラック運転手)ならまだしも、物ではなく人を運ぶ高速バスの運転手を日雇いで雇うなんて、それだけでも常識を疑いますが、法律では健康管理の観点から当然禁止されているものの、誠に遺憾なことながら、現場の最前線ではバスの運転手さえ法違反を承知の上で日雇いで採用している現実があるようですね…(吃驚
とはいえ、荷物なら品物さえ時間通りに運んでくれればその過程は問題ではなく、別に請負扱いでも構わないと思います(万が一運転手の体調が悪ければ、近くのパーキングエリアで休憩を取って貰えばいいだけのことです)が、高速バスの場合は所定の停留所や予定の休憩エリア以外の場所で勝手に停車することは(当然と言えば当然ですが)できるわけがなく、ましてお客さんは高速で移動する中、運転手に身を任せるしかないわけで、それだけに運転手の体調管理は慎重すぎるくらいがちょうどよいかと思います。
今回の事故は当の運転手自身の健康管理や乗客への安全管理に対する認識不足が大事故につながった可能性が高いと思いますが、どうもネットで価格を比較できるサイトを携帯電話で簡単に検索できる時代になってから、逆に利用者の側が事業者の評判の確認を怠る弊害も出てきているように思いますし、もし迅速に法整備を強化できないのであれば、例えばネット上の価格比較サイトに事業者の評判の口コミも(良いことも悪いことも含めて全て)書き込みできるような仕様にする(じゃらんのホテル検索サイトのようなイメージです)なり、長距離の場合は交代
運転手の有無も掲載するなど、第三者目線で利用者が情報を取捨選択した上で自己防衛できる手段の整備が急務になっているように思います。
産経 http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120504/dst12050400440000-n1.htm
読売 http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120503-OYT1T01176.htm
群馬県の関越自動車道の高速ツアーバス事故で、自動車運転過失致死傷容疑で逮捕された河野化山(こうの・かざん)容疑者(43)が、貸し切りバス会社「陸援隊」(千葉県印西市)との間で、契約書を交わさずに日雇い労働でバスを運転していたことが3日、国土交通省関東運輸局への取材で分かった。日雇いでの運転は運輸規則で禁じられている。群馬県警は同日、河野容疑者を送検した。
同局の特別監査で「陸援隊」の針生裕美秀(はりう・ゆみひで)社長(55)は、運転手が手配できないときに河野容疑者に依頼していたと説明。河野容疑者への給料は日払いで、勤務管理の乗務員台帳もなかったという。
日雇いでの運転手の雇用は、安全管理が行き届かないとして道路運送法の運輸規則で禁止されており、県警は運転手の健康管理などがずさんになった原因がそこにあるとみて調べる。
針生社長は河野容疑者から「金沢へは初めてで道が分からないので不安だ。別の運転手も同乗させてほしい」と相談を受けていたことも判明。往路は別の運転手と2人で運行させたが、河野容疑者がその後も「もう少し先まで一緒にいってほしい」と訴えたため、事故を起こした復路の途中まで同じ運転手が同乗した。事故当時は1人だった。
陸援隊の山本至弁護士によると、針生社長は「過重な勤務はなかったと思う」と話しているという。山本弁護士も「河野容疑者が運転に慣れていないということはないはずだ」と語った。陸援隊はツアーを募集した旅行会社「ハーヴェストホールディングス」(大阪府豊中市)と協議の上、ゴールデンウイーク明けにも被害者を集めた説明会を開く予定。山本弁護士によると、河野容疑者は「取り返しのつかないことをしてしまった。大変申し訳ない」と謝罪したという。
河野容疑者は石川県から東京ディズニーリゾートへ出発する前の行動について、ホテルを出た後、「疲れたかなと思ってちょっと車内で寝た」と話し、ホテル内でも「寝たり起きたりしていた」と説明したという。
運転手、疲労で毎日ボーッと…ずさんなバス運行 2012年5月4日 読売
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120503-OYT1T00683.htm
関越自動車道で7人が死亡したツアーバスの事故では、運転手の河野化山かざん容疑者(43)=自動車運転過失致死傷容疑で逮捕=が疲れから居眠り運転をしていた疑いが浮上しているが、同様のツアーバス業者間では、安全や法令を無視した運行が横行している。
複数の運転手らが読売新聞の取材に応じ、「運転手は極度の疲労で、毎日ボーッとしている」などと語った。
「居眠り運転や、休憩中に寝過ぎて客から起こされることもある」
東京を午後10時に出発、大阪に翌朝午前8時頃に着くツアーバスの30歳代の運転手は、疲れた様子で語った。午後10時には、再び大阪から東京に向けハンドルを握る。合間の約12時間は旅行会社が用意した格安ホテルで休憩することになっているが、午前中はチェックインできなかったり、午後3時頃にチェックアウトさせられたりすることも。「結局、バスに乗ったまま時間をつぶさなければならず、疲れは取れない」と訴える。
国土交通省の安全基準では、乗務後、運転手を8時間以上休ませることになっている。だが、別の元バス会社従業員も「乗客を降ろし会社に戻って洗車すると、次の乗務まで家で休めるのは3、4時間だけ」とため息をつく。
ずさんな運行管理が放置されているケースもあるという。道路運送法では、バス会社には試験に合格した運行管理者を1人以上置くことを義務化。乗務前の運転手の健康の確認や、行程などを記した運行指示書の確認は運行管理者が行わなければならない。
だが、今年2月まで埼玉県内のバス会社で運行管理者を務めていた男性(54)は「出発前のアルコール検査や体調、行程の確認などは一切やっていなかった」と明かす。また、複数の運行管理者が会社にいるように装うため、他社から1人3万円を払って名義を借りていたという。運行管理用の日報もいいかげんで、行程の都合で運転手の乗務の間に8時間の休憩が挟めない場合も、「別の運転手の名前を書いていた」と証言する。
河野容疑者、ホテル滞在中に中国人ツアー手配か 2012年5月4日 読売
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120504-OYT1T00047.htm
群馬県藤岡市の関越自動車道で7人が死亡したツアーバス事故で、自動車運転過失致死傷容疑で逮捕された千葉市中央区新宿、運転手河野化山かざん容疑者(43)が、休息のため石川県内のホテルに滞在中、中国人向けツアーの手配をしていたことが3日、バス運行会社の関係者らの話で分かった。
群馬県警は、河野容疑者がツアー手配のため十分な休息を取らなかった可能性もあるとみて、詳しく調べる。
関係者などによると、河野容疑者は4月27日夜、千葉県浦安市の東京ディズニーリゾートをバスで出発、翌28日朝、金沢市内で最後の乗客を降ろした後、石川県内のホテルに午前9時前にチェックインした。午後4時半のチェックアウトまでに、ホテルの部屋で、今回のバス運行とは別の中国人向けのツアーを手配していたという。
河野容疑者は群馬県警の調べに対し、「寝たり起きたりしていた」などと供述しているが、ツアーの手配をしていたことで、睡眠を十分に取れなかった可能性もあり、県警はホテルでの行動などについて詳しく調べる方針。
事故バスツアー、2業者仲介し安値受注 往復15万円陸援隊への発注の流れ 2012年5月4日
朝日 http://www.asahi.com/national/update/0504/TKY201205030597.html
群馬県の関越自動車道で46人が死傷した高速ツアーバス事故で、ツアーを企画した旅行会社とバス会社「陸援隊」(千葉県印西市)の間に、2業者が介在していたことが国土交通省の特別監査で分かった。事実上の仲介料が発生したため、陸援隊は相場より安い料金で受注。短期雇用の運転手の河野化山(こうの・かざん)容疑者(43)を乗務させていた。国交省は無理な受注・運行が事故の背景にあったとみて調べている。
国交省の調べでは、旅行会社「ハーヴェストホールディングス」(大阪府豊中市)は、千葉県と金沢市を3日間で往復するツアーバスを企画。運行を17万円で千葉県内の仲介業者に発注した。この業者は同県内のバス運行会社に16万円で発注し、さらにこの会社が陸援隊に15万円で発注していた。
こうした契約は「傭車(ようしゃ)」と呼ばれ、中小のバス会社の間では常態化しているという。ただ、ツアーバスを請け負う別のバス会社によれば、このルートの相場は18万円前後。国交省も「かなり安く、原価を考えれば赤字にもなりかねない料金」とみている。
河野容疑者「バスでシートベルトする人いない」 2012年5月4日 読売
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120503-OYT1T01044.htm
関越自動車道で7人が死亡した高速ツアーバスの事故で、バスの最前列に座っていて重傷を負った石川県志賀町、県職員牧出光さん(23)が事故が起きる前、自動車運転過失致死傷容疑で逮捕された運転手の河野化山容疑者(43)から「バスでシートベルトを着ける人なんていない」と説明されたことが3日、家族の話からわかった。
群馬県富岡市の病院に入院する牧出さんから話を聞いた父(51)らの説明によると、牧出さんは事故前、座席のシートベルトが壊れていることに気づき、河野容疑者に直すよう頼んだが、「『シートベルトを着ける人はいない』と言われた」という。
牧出さんはそれでも再度頼み込み、シートベルトを直してもらい、装着したという。 牧出さんの祖母(75)は「装着していたおかげで車外に放り出されず命が助かったのではないか」と話した。
バスのシートベルトについては、軽傷を負った金沢市割出町、金沢工大生(22)も母に「座席のシートベルトが装着できず、壊れていた」と説明していたことがわかっている。
う~ん。荷物量の繁閑の差が大きい貨物の世界(トラック運転手)ならまだしも、物ではなく人を運ぶ高速バスの運転手を日雇いで雇うなんて、それだけでも常識を疑いますが、法律では健康管理の観点から当然禁止されているものの、誠に遺憾なことながら、現場の最前線ではバスの運転手さえ法違反を承知の上で日雇いで採用している現実があるようですね…(吃驚
とはいえ、荷物なら品物さえ時間通りに運んでくれればその過程は問題ではなく、別に請負扱いでも構わないと思います(万が一運転手の体調が悪ければ、近くのパーキングエリアで休憩を取って貰えばいいだけのことです)が、高速バスの場合は所定の停留所や予定の休憩エリア以外の場所で勝手に停車することは(当然と言えば当然ですが)できるわけがなく、ましてお客さんは高速で移動する中、運転手に身を任せるしかないわけで、それだけに運転手の体調管理は慎重すぎるくらいがちょうどよいかと思います。
今回の事故は当の運転手自身の健康管理や乗客への安全管理に対する認識不足が大事故につながった可能性が高いと思いますが、どうもネットで価格を比較できるサイトを携帯電話で簡単に検索できる時代になってから、逆に利用者の側が事業者の評判の確認を怠る弊害も出てきているように思いますし、もし迅速に法整備を強化できないのであれば、例えばネット上の価格比較サイトに事業者の評判の口コミも(良いことも悪いことも含めて全て)書き込みできるような仕様にする(じゃらんのホテル検索サイトのようなイメージです)なり、長距離の場合は交代
運転手の有無も掲載するなど、第三者目線で利用者が情報を取捨選択した上で自己防衛できる手段の整備が急務になっているように思います。