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カダフィ氏リビア脱出情報…軍用機、デモに発砲

2011-02-22 06:36:01 | Weblog
カダフィ氏リビア脱出情報…軍用機、デモに発砲 2011年2月22日 読売
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20110221-OYT1T01033.htm
 最高指導者カダフィ氏の独裁体制に対する抗議デモが全土に広がったリビアの首都トリポリで21日、軍の航空機がデモ隊に空から発砲した。
 中東の衛星テレビ、アル・ジャジーラが伝えた。ロイター通信によると英国のヘイグ外相は21日、カダフィ氏がベネズエラに向かっていることを示唆する情報があると語った。軍部隊や側近らの離反も加速しており、41年に及ぶカダフィ体制は崩壊の瀬戸際に立たされている。
 ヘイグ外相は「カダフィ氏がベネズエラに現在いるという情報はないが、向かっていることを示唆する情報がある」と欧州連合(EU)外相会議の開かれているブリュッセルで語った。これに対し、ベネズエラの政府高官は「そのような情報はない」と語り、情報は交錯している。

リビア戦闘機がデモ隊攻撃 政権側、大規模反撃開始か 2011年2月22日 朝日
http://www.asahi.com/international/update/0222/TKY201102210653.html
 リビア国営テレビは21日午後6時(日本時間同日午前1時)すぎ、「治安部隊がテロリストや破壊工作者の根城に対する攻撃を始めた」との速報を伝え、市民に治安機関や警察に協力するよう求めた。
 衛星テレビ局アルジャジーラが伝えた目撃者の話では、トリポリで21日夕、軍用機が反政府デモ隊を上空から実弾攻撃したという。また、別の衛星テレビ・アルアラビアはトリポリ空港に外国人傭兵(ようへい)を乗せたと見られる航空機が着陸した、と伝えた。リビア国内の電話は21日午後7時現在、不通状態となっている。カダフィ政権側が情報を遮断したうえで、攻撃に乗り出した可能性がある。

リビアで武装集団が韓国企業の建設現場襲う、18人負傷 2011年02月21日 ロイター
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnJS884614020110221
 韓国外交通商省は21日、リビアの首都トリポリにある韓国企業の建設現場を武装集団が襲撃し、少なくとも18人が負傷したと明らかにした。負傷したのは韓国人3人とバングラデシュ人15人で、そのうちバングラデシュ人2人は刺されて重傷だという。
 武装集団は現地時間午後11時ごろ建設現場に乱入し、いったん立ち去ったものの、数時間後に再び襲撃した。
 韓国の聯合ニュースによると、現場では韓国人40─50人のほか、バングラデシュ人1000人以上が働いていた。

駐印リビア大使が辞任、リビア政府の武力によるデモ隊弾圧に抗議 2011年02月21日 ロイター
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnTK884586620110221
 英BBCが21日報じたところによると、北アフリカのリビアで、カダフィ大佐の独裁的な支配に抗議する反政府デモ隊を政府が力づくで弾圧しようとしていることに抗議し、駐印リビア大使が辞任した。
 Ali al-Essawi大使は、政府がデモ隊の弾圧に海外の雇い兵を展開したことについても非難した。
 BBCは同大使と話したことをロイターに対し確認した。
 在印リビア大使館からのコメントは今のところ得られていない。

イランのデモ弾圧に抗議、駐ミラノ副領事も辞任  2011年02月22日 読売 
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20110221-OYT1T00865.htm
 イラン改革派の反政府デモが再燃する中、同国の在ミラノ領事館のアハマド・マレキ副領事が20日、政府のデモ弾圧に抗議して職を辞任したと明らかにした。
 英BBCテレビ(ペルシャ語版)の電話インタビューに語った。
 副領事は「今や、改革派弾圧に異を唱えるのは一般市民に限らず、政府高官の間でも多数を占める」と述べ、今後は反政府運動に加わる考えを示した。
 イラン外務省内では、2010年1月に駐ノルウェー領事、同年9月にはフィンランドやベルギー駐在の大使館員が相次いで辞任するなど改革派弾圧に対する抗議の動きが続いている。

反政府デモの影響、F1バーレーンGP中止 2011年2月22日 読売
http://www.yomiuri.co.jp/sports/news/20110222-OYT1T00123.htm
 自動車のF1世界選手権今季開幕戦、バーレーン・グランプリ(GP、3月13日)の主催者は21日、同国内の反政府デモによる混乱のために、同開幕戦を中止すると発表した。
 主催者は、サルマン皇太子の「今の我が国の最優先事項は悲劇を乗り越えることだ」との談話を添え、開幕戦の中止を表明。同時に国内の混乱が収拾された場合の今季中の開催には含みを残し、統括団体の国際自動車連盟(FIA)も同GPを「延期する」とした。今季初戦は、3月27日のオーストラリアGPとなる。
 バーレーンGPは04年から毎年開催されている。

中国ネット厳戒態勢、「茉莉花」など検索規制も 2011年2月22日 読売
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20110221-OYT1T01010.htm?fromhttp://www.yomiuri.co.jp/world/news/20110221-OYT1T01010.htm
 中国の胡錦濤政権は20日、チュニジアの政権崩壊劇に倣って、インターネット上で呼びかけられた全国13都市での反体制集会を厳戒態勢で封じ込めた。
 だが、4億5000万人以上のネット人口を抱える中国では、若者を中心に、当局の接続規制をかいくぐり、反政府的情報を共有しようとする動きが続いている。
 同日午後、デモの呼びかけがあった上海市中心部の繁華街には、学生や会社員ら約50人が集まった。ある男性は「一党独裁を終わらせ、言論の自由を実現させたい」とささやいた。
 長期独裁政権を倒したチュニジアに続こうとする「中国版ジャスミン革命」の要求は民主化。政権にとって、従来の愛国・反日デモよりはるかに危険だ。大卒のワーキングプア「アリ族」をはじめ、社会に不満を募らせる若者、貧困層が、中東と同じようにネットでつながる可能性も大きい。
 20日、中国語で「ジャスミン」を意味する「茉莉花」のネット検索ができなくなった。文中に「茉莉花」の単語を含む携帯電話のショートメッセージは送信できなかった。簡易投稿サイトでは、集会場所の広場名の検索もできなくなった。






 う~ん。世界中で広がる民主化を求めるデモ騒動ですが、リビアでは、軍の航空機がデモ隊に空から発砲し、武装集団が韓国企業の建設現場を襲うなど事態はますます深刻化。
 駐印リビア大使が抗議の辞任を行うなど、さすがに国内でもカダフィ大佐の辞任要求が高まっているようです。
 カダフィ大佐については、ベネズエラに脱出したという情報もあるものの真相は不明。まあ、ここまで事態が深刻化した以上は、アメリカだけでなく、イタリアなどリビアと関係の深い他の先進国の圧力も高まることも必至でしょうし、カダフィ大佐の辞任も時間の問題ではないでしょうか…。
 一方の中国はネットによる影響を抑え込むことに躍起ですが、こちらも国の民主化を進める時期が早まりそうな気がします。