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(6日の自治体選挙)北九州市長に北橋氏 再選果たす 投票率37%、過去最低

2011-02-13 16:29:00 | Weblog
北九州市長に北橋氏 再選果たす 投票率37%、過去最低 2011年2月7日 西日本
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/225259
 任期満了に伴う北九州市長選は6日、投開票され、現職の北橋健治氏(57)=無所属=が、無所属新人で北九州市立大名誉教授の三輪俊和氏(67)=共産推薦=を破り、再選を果たした。
 同市長選で初めて自民党が独自候補擁立を断念し、事実上の北橋氏信任投票となったことから、有権者の関心は低調だった。投票率は37・00%で、5割を超えた前回を19・57ポイント下回り、8年前の過去最低を更新した。
 選挙戦で北橋氏は行財政改革の推進を強調。さらに環境、省エネルギー産業の拠点化を進めることで雇用や税収を増やし、全国の政令市で最も進行が早い高齢化への対応や子育て支援などに財源を振り向ける「緑の成長戦略」を提唱した。
 前回は民主、社民、国民新党の推薦を受け自民、公明の推薦候補と対決したが、今回は「市民党」を掲げて政党推薦を一切受けず、自民、公明支持層の一部を取り込むことに成功。終始優位な戦いを繰り広げた。
 三輪氏は、北橋氏の市政を「大型公共事業を優先して、福祉を切り捨てている」と厳しく批判。昨年11月に市が発表したJR小倉駅北口のスタジアム建設計画の中止を掲げ、批判票の取り込みを狙ったが、支持は広がらなかった。
 当日有権者数は79万8568人(市選管調べ)。
★福岡県北九州市 市長選挙結果
当 北橋健治 無現 214227
  三輪俊和 無新  76980


 遅くなりましたが、6日に行われた自治体首長選挙結果についてお送りしたいと思います。
 福岡県北九州市は、山口県下関市と海を挟んで反対側に位置する人口98.1万人程の政令指定都市で、市長選は現職の北橋健治氏に対して、共産党が推薦する北九州市立大名誉教授の三輪俊和氏が挑戦したものの、
 現職の北橋健治氏が21万4227票を獲得し、76980票を獲得した三輪俊和氏にトリプルスコア近い大差をつけて危なげなく再選を決めました。まあ、こちらは事実上の信任投票状態だったように思いますね。

(6日の自治体選挙)舞鶴市長に多々見氏が初当選、現職に大勝 京都

2011-02-13 16:26:36 | Weblog
舞鶴市長に多々見氏が初当選、現職に大勝 2011年2月7日 京都
http://www.kyoto-np.co.jp/top/article/20110206000083
 任期満了に伴う舞鶴市長選は6日投開票され、無所属新人で医師の多々見良三氏(60)が、無所属現職の斎藤彰氏(55)を大差で破り、初当選した。多々見氏は地域医療再編計画の見直しなどを掲げ、広範な市民から支持を得た。
 今回の市長選は、医師不足を背景に、地域医療再生の道筋が最大の争点となった。
 多々見氏は、現市政の進める病院再編計画を見直し、「東西の地域バランスがとれた体制の構築」を掲げた。医療への無駄な投資を省き、経済や福祉施策の充実を訴えた。医師会や連合、自民系市議らがきめ細かな集会で支持を固め、「医療の専門家」に問題解決を託す幅広い層から信任を受けた。
 斎藤氏は「基幹病院の建設と府立医科大からの医師派遣窓口の一本化」を軸とする再編計画の推進を訴え、府との協調関係や現職としての実績、行政手腕を強調。公明や一部市議、保守系府議らが支えたが、多々見氏側の厚い布陣と市政刷新を望む有権者の声に再選を阻まれた。
 当日有権者数は7万1684人。投票率は61・41%と、前回市長選(2007年)を2・78ポイント下回った。
★京都府舞鶴市 市長選挙結果
当 27823 多々見良三(60)無新
  15766 斎藤彰(55)無現



 遅くなりましたが、6日に行われた自治体首長選挙結果についてお送りしたいと思います。
 京都府舞鶴市は県北部に位置する人口8.8万人程の市で、市長選は現職の斎藤彰氏に対して、舞鶴共済病院前院長の多々見良三氏が挑戦しましたが、
 「舞鶴の医療が崩壊するという危惧があり、立候補を決めた」と、医療問題を最重要課題として取り組む決意を示すと共に、市が掲げる公的病院の再編計画について「いったん白紙に戻し、福知山市や綾部市も含めた中丹医療圏全体で考える必要がある」と述べ、また、市政の効率的な運営や港町の特性を生かした地域振興、子育て支援などの政策を掲げた多々見良三氏が27823票を獲得し、
 企業誘致や地域医療の確保を最重要課題と位置づけて市政を推進してきたことを説明し、「これまでの施策に加え、明日の舞鶴を切り開く施策推進への決意を新たにし、市民の審判を仰ぐ決断をした」と訴え15766票を獲得した現職斎藤彰氏 に12000票以上の大差をつけて、見事初当選を決めました。
 京都北部や兵庫県北部と言えば、慢性的な医師不足に悩まされている地域ですが、新市長に就任する多々見良三氏はどのような市制運営を行ってくれるのでしょうか。
 医師不足問題はそう簡単に解決できる問題ではありませんが、市民の期待を背負った新市長に私も大いに期待したいと思います。

(6日の自治体選挙)厚木市長選は小林氏が再選、保守系一騎打ち制す/神奈川

2011-02-13 16:24:41 | Weblog
厚木市長選は小林氏が再選、保守系一騎打ち制す/神奈川 2011年2月7日 神奈川
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1102070014/
 任期満了に伴う厚木市長選は6日、投開票され、無所属で現職の小林常良氏(61)が無所属で新人の前市議会議長石射正英氏(57)を破り、再選を果たした。
 前回と同様、保守系候補の一騎打ちとなった。小林氏は、経済活性化の推進や、子育て・教育環境の充実などを公約に、「改革を止めるな」と市政の継続を訴えた。市民協働による「B―1グランプリ」の盛況や行財政改革などの実績を強調。前回選挙で公約に掲げた情報公開や治安対策の向上もアピール。政党の推薦や市議の応援も受けて、手堅く票を固めた。
 一方、石射氏は「厚木復活」を掲げて、小林市政を批判。中心市街地の活性化や「健康都市」の推進などを訴えた。前回の市長選で小林氏に敗れた山口巖雄前市長の支援や街頭演説を中心とした草の根選挙で支持層の拡大を図ったが、昨年11月の出馬表明という出遅れを挽回できなかった。
 投票率は40・44%で、「多選」が大きな争点になった前回の45・34%を4・9ポイント下回った。
 当日有権者数は17万5628人(男9万981人、女8万4647人)。
★神奈川県厚木市 市長選挙結果
当 39168 小林常良(61)無現=自民、公明、みんな推薦
  31142 石射正英(57)



 遅くなりましたが、6日に行われた自治体首長選挙結果についてお送りしたいと思います。
 愛知県厚木市は、県のほぼ中央に位置する人口約22.5万人程の市で、市長選は現職で自民・公明・みんなの党が推薦する小林常良氏に対して、前市議会議長石射正英氏が挑戦する保守対決となりましたが、
 経済活性化の推進や、子育て・教育環境の充実などを公約に、「改革を止めるな」と市政の継続を訴えると共に、市民協働による「B―1グランプリ」の盛況や行財政改革などの実績を強調し、前回選挙で公約に掲げた情報公開や治安対策の向上もアピールした現職小林常良氏が39168票を獲得し、
 「厚木復活」を掲げて、小林市政を批判すると共に、中心市街地の活性化や「健康都市」の推進などを訴え31142票を獲得した石射正英氏 に8000票あまりの差をつけて再選を決めました。

愛知県安城市長選、神谷氏が3選

2011-02-13 16:21:32 | Weblog
(6日の自治体選挙)安城市長選、神谷氏が3選 2011年2月7日 中日
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2011020690232505.html
 愛知県安城市長選は6日、投開票され、無所属現職の神谷学氏(52)が、無所属新人の元市議永田敦史氏(40)を破り、3選を果たした。投票率は64・56%。8年ぶりの選挙で、7・54ポイント上回った。
 神谷氏は2期8年の実績を前面に、健全財政や、産業育成策の充実を訴え、自民系市議や連合愛知などの支持も受け、優位に展開した。永田氏は、市民税10%分を買い物券で還元する公約を掲げて支持拡大を図ったが、浸透できなかった。
 当日有権者数は13万5458人。
★愛知県安城市 市長選挙結果
当 60062 神谷学 (52)無現
  26381 永田敦史(40)無新


 遅くなりましたが、6日に行われた自治体首長選挙結果についてお送りしたいと思います。
 愛知県安城市(あんじょうし)は、豊田市や岡崎市などに隣接する人口17.9万人程の東三河地方に位置する市で、市長選は現職の神谷学氏に対して、元市議で40歳の永田敦史氏が挑みましたが、
 「行政改革で財政は健全、余力を残している」と実績を強調すると共に「今後、最も力を入れたいのはこの地域の産業活力の再生。中卒までの医療費の無料化を高校在学中まで実現させ、ゆかりのある新美南吉の童話を活用した夢のあるまちづくり、孤独死を出さない高齢者福祉を実現し、親なきあとの障害者福祉のあり方を考えたい」などと訴えた現職の神谷学氏が60062票を獲得し、
 「前例踏襲、事なかれ、横並び、先送りという古い旧態依然とした安城市の政治体制を大きく変える。未来や将来に夢や明るさ、楽しさ、安心感のある市を作る。マニフェストのシンボルとして、市民税10%分を単なる減税ではなく、市内で使える通貨・買い物券として市民に還元し、生活の支援、地域経済の活性化を図る。必要な年間11億円の財源を確保するために、安城版事業仕分けを含め、徹底した行政改革をする」と訴え26381票を獲得した永田敦史氏 にダブルスコア以上の大差をつけて危なげなく再選を決めました。

 名古屋市に近い小牧市では現職を破り河村名古屋市長と考え方の近い山下史守朗氏が現職を破ったものの、こちらでは現職が勝利。10%減税と事業仕訳だけではやはり現職を破ることは難しかったということでしょうか…。

(6日の自治体選挙)小牧市長に35歳・山下氏 現職ら破り初当選

2011-02-13 16:17:34 | Weblog
小牧市長に35歳・山下氏 現職ら破り初当選 2011年2月7日 中日
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2011020790002629.html
 愛知県小牧市長選は6日投開票され、無所属新人で元県議の山下史守朗氏(35)が、5選を目指した無所属現職の中野直輝氏(65)らを破り、初当選した。山下氏は
県内最年少の首長となる。投票率は52・13%で、前回を3・37ポイント下回った。
 山下氏は若さを強調し、4期16年続いた現職市政からの刷新と世代交代を訴えた。市長の多選自粛条例制定や市民税10%分の行革などの公約で、若年層の関心も
引き寄せた。中野氏は行政手腕を訴えたが、多選批判の前に票が伸びなかった。
 当日有権者数は11万5191人。
★愛知県小牧市 市長選挙結果
当 30650 山下史守朗(35)無新
  26393 中野直輝(65)無現
  1902 宮田勝三(68)無新



 遅くなりましたが、6日に行われた自治体首長選挙結果についてお送りしたいと思います。
 愛知県小牧市は、名古屋市の北に位置する人口約15万人程の市で、市長選は5選を目指した現職で65歳のの中野直輝氏に対して、35歳と若手の元県議の山下史守朗氏、不動産仲介業で68歳の宮田勝三氏が挑戦しましたが、
 「16年間(中野)市政が続いているが、時代はどんどん変化している。新しい発想をもって変革を断行することで、活力が生まれる」と多選批判を展開すると共に、市長任期を3期12年までとする「多選自粛条例」を制定すると公約し「陳情によって予算を分配する市政を改め、市民が自分で優先順位を決める地域協議会を創設したい。創意と活力に富んだ地域自治を確立し、市民力を活性化する」と訴えた山下史守朗氏が30650票を獲得し、
 「16年間、きっちりと市政を運営してきた。私の誇り」と4期の実績をアピールすると共に、ごみ焼却場問題や中心市街地の再構築など市の課題について、「経緯といきさつを知り尽くした私が解決するしかない」と強調し、自身が全国市会副会長を務めていることから、「現場の声を国や県に伝えられる立場にある」と訴え26393票を獲得した現職中野直輝氏 に4257票差をつけて 見事現職を破って初当選を決めました。
 「市民税と固定資産税で20億円を減税する。これによる経済効果は、約90億円が見込まれる」と減税政策を訴えると共に、市長給与3割カットなどを約束し、周辺市町村との合併と市民病院の建て替えに対しては反対を表明。市の中心に位置する小牧山について、「南北にトンネルを掘って交通の利便性を高める」「回覧板に市民が意見を書き込めるようにして、開かれた市政を実現する」と訴えた宮田勝三氏はわずか1902票 と現職中野氏と初当選を決めた山下史守朗氏の両氏の戦いに完全に埋もれました。
 現職を破って初当選を決めた新市長の山下史守朗氏はどのような市制運営を行ってくれるのでしょうか…。