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辻元清美議員、社民党に離党届…無所属で活動

2010-07-28 05:41:34 | Weblog
辻元清美議員、社民党に離党届…無所属で活動 2010年7月27日 読売夕刊
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100727-OYT1T00647.htm
 社民党の辻元清美衆院議員(大阪10区)は27日午後、大阪市内で記者会見し、「社民党に離党届を提出した。党でどのような判断を頂けるのか待つことになる」と述べ、無所属議員として活動していく考えを正式表明した。
 辻元氏は、離党する理由について「今の日本の政治状況を見て政権交代を逆戻りさせてはならない。野党で批判の急先鋒に立ってきたが、それだけで日本を変えることはできないという思いが強くなった」と述べた。

辻元議員「政権の外に出ると政策実現遠のく」2010年7月27日 読売夕刊
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100727-OYT1T00719.htm
 社民党の辻元清美衆院議員(大阪10区)は27日午後、大阪市内で記者会見し、「無所属議員として流動的情勢の中で新たな挑戦に進みたい」とし、同党離党の考えを表明した。
 辻元氏は、「今の日本の政治状況を見て政権交代を逆戻りさせてはならない。野党で批判の急先鋒に立ってきたが、それだけで日本を変えることはできないという思いが強くなった」と理由を説明した。
 社民党の政権離脱については、「やむを得なかった。政治の場で筋を通す意義を大切に思う」としたが、「政権の外に出ると、あらゆる政策実現が遠のくことも心配だった」とも述べた。
 また、参院選での社民党の得票減について「政権とかかわりながら現実的に実現する道を探るべきだという有権者の批判もあった」と評価した。
 さらに、辻元氏は国土交通副大臣を務めたことから、「理念と現実を往復しながら、物事を具体的に動かすのが政治だということも確認できた」と言明。「現実との格闘から逃げずに仕事を具体的に前に進めていきたいとの思いが強くなってきた」と述べた。
 また、沖縄基地問題については、「基地問題の解決のためにこれからも沖縄の方たちと力を合わせてがんばっていきたい」と述べた。

辻元氏離党の意向で「一緒に仕事したい」と前原国交相がラブコール 2010年7月27日 産経夕刊
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/100727/stt1007271252007-n1.htm
 前原誠司国土交通相は21日の記者会見で、社民党離党の意向を示した辻元清美前国交副大臣に対し「もし無所属になられたら、まずは同じ会派で一緒に仕事をさせていただきたい」と早速、ラブコールを送った。
 前原氏は、「国交省で一緒に仕事をした戦友。すばらしい政治家だ」と辻元氏を評価。離党については「党を離れるということは、政治家にとって重い決断。最終的には本人の判断だ」と述べた。
 将来的な民主党入りについては「離党も、入党も人から言われてするものではない。政治家としての判断が最も求められるところなので、コメントすることは僭越だ」と明言を避けた。

辻元議員の離党表明、地元に波紋広がる 2010年7月28日 読売
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100727-OYT1T00946.htm
 「ソーリ、ソーリ」と小泉元首相に詰め寄るなど、大阪弁の舌鋒(ぜっぽう)鋭い語り口で知られる社民党の辻元清美衆院議員(大阪10区)が27日の記者会見で離党の考えを正式表明したことに、地元の支援者や各党関係者には波紋が広がった。
 地元・大阪府高槻市では、社民党の川口洋一市議が「党の顔だけにダメージは計り知れない」。支持者のタクシー運転手男性(64)は「社民党が参院選で議席を減らし、限界を感じたのでは。早く政権内で実力を発揮して」と期待した。
 同党府連副代表の小沢福子府議は「一緒に活動してきたので残念。平和や労働問題などで協調できることがあれば、今後も力を合わせたい」と語った。
 民主党府連幹部は「連携する余地はある」と次期衆院選での支援に含みを持たせたが、「世話になった党を見限る姿勢に、選挙目当ての身勝手さを感じる」。一方、自民党府連幹部も「辻元人気を支えてきたのは鋭い政権批判。政権にすり寄るような離党劇は、有権者の支持を得られない」と冷ややかだった。



 で、辻元清美社民党議員ですが、(前日の離党示唆発言通りに)離党届を提出し、無所属で活動していくことを表明しました。
 まあ、辻元議員の場合は、思想信条的には社民党に一番近く、事実保坂展人氏や中川智子氏らと同様、土井たか子氏によって一本釣りされたいわゆる『土井チルドレン』であるその一方で、今回も『野党で批判の急先鋒に立ってきたが、それだけで日本を変えることはできないという思いが強くなった』と述べるなど、良い意味でも悪い意味でも早く切り替えができる現場適応能力の高い方で、桝添さんと同様に遊ばせておくには勿体無い人材。
 離党される社民党は大変だと思いますが、決して安くない国会議員報酬を国費として払っている以上は、使える人材は最大限に使いこなす方がこの国のためにもなるのではないでしょうか…。