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陽だまりでアフタヌーンティ

願望をタイトルにしました。
食べたり作ったりする事が好きなのでそんな話を中心に、時にはその日の出来事を添えます。

推理小説「帝国の亡霊、そして殺人」

2023年06月02日 | Weblog

      ・作者 ヴァシム・カーン

      (1949年、インドボンベイ。

       共和国化を目指した大晦日の夜、パーティーの最中に

       英国外交官のヘリオット卿が殺された。

       犯行現場の金庫は空。さらに上着からは暗号めいた

       メモが見つかった。捜査に当たるペルシス警部。

       インド初の女性刑事として警察組織の内外で逆境に

       立たされながらも、明敏な頭脳と不屈の精神で国家を

       揺るがす大事件の真実に迫る。)

      ・独立運動の遺恨と共和国化の混沌の只中にあるボンベイを

       舞台に、女性警部の活躍を描いた英国推理作家協会賞受賞の

       歴史ミステリー。

      ・インドとパキスタンとの宗教が絡む分割の歴史。

      ・英国から独立するも、いまだに「見下げられた民衆」の苦悩!。

      ・男尊女卑の因習が色濃く残る社会に獅子奮迅の女性警部。

       (ロンドン警視庁付犯罪学者の援助が少しだけの「癒し」でした)

       ※ 読む睡眠薬「ミステリー小説」、副作用がありません!

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