石橋みちひろのブログ

「つながって、ささえあう社会」の実現をめざす、民主党参議院議員「石橋みちひろ」の公式ブログです。

日帰りで滋賀へ講演に行ってきました

2012-05-26 23:20:00 | 活動レポート

今日は早朝から新幹線に飛び乗って、滋賀県のおごと温泉へ。現地で開催されていた、NTT労組データ本部・データ関西分会のユースコースに参加して、「私たちの仕事、生活と政治」というテーマで講演してきました。

ユースコースでの講演は、今年に入ってもう何回目になるでしょうか。毎回、そう大きく中身が変わるわけではありませんが、それでも、少しずつ新しい話題を盛り込んだり、プレゼンの順番を入れ替えて改善しています。そして、聞き手の所属によって少しずつ内容を変えるわけですが、今日はデータの若手ということで、スマートTVやビッグデータの話題などを盛り込んで見ました。

さて反応は・・・

研修二日目の朝の講演というのはいつもやりにくいものなのですが、今日はみんな、大変熱心に聞いてくれたように思います。質問も出ないかな~と心配していたのですが、3人も手を挙げてくれて、「なぜ民主党なのか?」「原発問題についてのスタンスは?」「将来の目標は?」など質問してくれました。結果、なかなかいいやり取りが出来たのではないかと思います。

ちなみに、今日はおごと温泉まで行きながら、帰りの時間が決まっていたので温泉に入れずに帰ったのは、まあいつものこと。さらに、乗降した駅からは、まだ訪れたことのない比叡山延暦寺に行けたのですが、これも行けずじまい。残念でしたが、まあまた近いうちに機会があることでしょうね!


これが次世代のスーパーハイビジョン!

2012-05-26 23:10:35 | 活動レポート

先日お伝えした、NHKの「技研2012」レポート。

私のレポートは、通信と放送の融合に着目して「Hybridcast」が中心でしたが、実は、一番の主役は次世代の放送技術「スーパーハイビジョン」。技研2012に行って実際に見ることが出来た人は、その凄さに驚嘆したことでしょうね。なにせ、3Dじゃないのに、映像が立体的に見えるんですよ。

で、下記のサイトで、その技研2012とスーパーハイビジョンの様子がレポートされていたので、紹介しておきます。興味のある方はぜひ覗いてみて下さい!


憲政記念館庭園の「日本水準原点」一般公開(事務所だより)

2012-05-25 16:06:12 | 雑記

 

以前、事務所だよりで報告した、憲政記念館の庭園内にある「日本水準原点」の一般公開をみてきました。

こちら、年に一回、「測量の日」記念行事の一環として、一般公開しているものです。天気は雨でしたが、“年に1度だし…”といってまいりました。

普段は(写真左)ですが、今日は扉が開き、(写真中央)の状態です(裏側は写真右)。

この中央写真に写っている石の先端に水晶板がはめこまれていて、よぉくみると、メモリが赤くしるされています。

この「0メモリ」が、現在、標高24.3900メートルの位置にあたいするそうです。

「なぜ、こんな半端な数字なのか??」

私の疑問に国土地理院の方がきちんと答えてくださりました。

これは、関東大震災や東日本大震災等で地盤変動が生じたため、計測しなおしたところ、現在の数値が算出されたそうです。東京湾の平均海面上からの高さがもとになっています。

「なぜ、ここに設置されたの??」

昔の地図で説明いただきました。建設された明治24年、ここ一帯には参謀本部がありました。この近くには陸地計測部があったそうです。今は、庭園のなかにポツリと建っていますが、そのような歴史があったのでした。

この高さをもとに全国各地の標高が決められています。この写真のように、富士山の標高ももとはここから測量がはじまったと思うと、この「基準点」の大切さがわかります。もちろん、緯度や経度の基準点もあります。これら「基準点」が、現在の地図などに役立てられているのですね。

短時間でしたが、大人の社会科見学を楽しむことができました。


NTT労組ファシリティーズ本部の教育コース(ベーシックコース)参加者が国会見学(事務所だより)

2012-05-24 19:34:45 | 雑記

今日はNTT労組ファシリティーズ本部の国会見学を担当。

ベーシックコースという教育コースのカリキュラムの中で国会見学を組み込んでいただきました。

はじめに議員があいさつ(上写真右)。今の国会状況をふまえた近況報告とともに、参加者との意見交換を行ないました。

その後、国会議事堂内を見学。「議長応接室」のほか、予算委員会などテレビでよく目にする「第一委員会室」も案内することができました。

「あれ? ということは、連日テレビ中継されている、社会保障と税の一体改革に関する特別委員会を傍聴したの?」と思われる方もいるかもしれませんが、こちらは衆議院の「第一委員室」で行なわれています。(←衆議院では委員室、参議院では委員会室と名前がついています)。

つくりは国会議事堂の中心部分(上写真左のとんがり部分)を中心に左右対称のつくりになっているため、部屋のつくりはほぼ同じに見えます。

ということで、本日は、参議院の「第一委員会室」は未使用のため、見学することができたのです。建物内の写真撮影はNGのため、掲載できませんが、テレビでみるより小さな部屋だとみなさん言っていました。

議事堂見学後は石橋事務所で、普段、議員が仕事をしている部屋を見学(写真)。

教育コースの目的を達成できたかどうか、不安も残りますが、参加者にとって政治を身近に感じる機会となればうれしいです。

 


「NHK技研公開2012」で、放送と通信の融合を実感!

2012-05-23 22:55:28 | 活動レポート

「放送と通信の融合時代!」---- と言われて久しいですが、その実、当初考えられていたほどには、まだまだ私たちの生活に入り込んできてないな~というのが、大方の人の感じ方ではないでしょうか?

もちろん、携帯電話でワンセグの放送が見られたり、地デジでデータ連携が始まったり、新たにマルチメディア放送のNottv(ノッティーヴィー)が始まったり、インターネット経由でオンデマンド放送が見られたりと、新たなサービス展開は確かにあります。普及が遅れていたインターネットTVも、いよいよ本格的に離陸しそうな気配ですしね。

しかし、家では、私たちが子どもだった頃と同じように、子どもたちがテレビの前に座って普通にテレビを見て楽しんでいます。我が家のテレビはネットにもつなげますし、もちろんデータ連携も出来ますが、子どもたちは見向きもしません。「変わってないな~」と思ってしまうわけですね。大きく変わったのは、テレビが薄型になって、大画面化したことぐらいです。

やっぱり「通信と放送の融合」なんて夢物語だったのか???

最近、そんな思いを感じながら過ごしていたわけですが、今日、NHK放送技術研究所の「技研公開2012(内覧会)」に行って、最新の放送技術、とりわけ、放送と通信の融合技術に触れ、ようやくそれが「現実になるかも・・・」と思えてきました。


いろいろと紹介したいところですが、今日は、私が一番可能性を感じた「ハイブリッドキャスト(Hybridcast)」だけをご紹介。

これ、まさに放送と通信の融合です。簡単に言うと、テレビにアプリケーション実行環境としてHTML5ブラウザーを載せ、通信との連携プラットフォームをつくり、その上で、視聴者のニーズに合ったさまざまな放送通信連携サービスを実現するわけです。

例えば、上の写真。サッカー中継なのですが、全ての選手にタグ付けがしてあって、試合中の選手に名前が表示されるのです。選手が動けば名前も一緒に動きますから、誰がどの位置に居て、どう動いているのか、なんてことが分かるのです。

また、メインスクリーンには放送を通じて番組を映しておいて、スクリーン上に子画面を置き、その子画面にはインターネットを通じて流れてくる同じ番組を映すことができます。普通だと、インターネット経由の画面は何秒か遅れて表示されるわけですが、これがHybridcastではピッタリ同期します。

これで何が出来るかというと、例えば子画面の方に、自分の好きなプレイヤーだけをアップで追っかけて映しておく、ということが出来るわけです。スクリーンでは全体の動きを見て、子画面で特定の選手だけを映す、そんな使い方が出来るわけですね。

いや~、このHybridcastは、ここでは説明しきれないほど、いろいろなサービスの可能性が広がります。そして実際に見て貰えれば、その可能性の大きさが分かると思います。東京近辺の皆さん、ぜひNHK技研公開に行って、実際に体験してみて下さい。

Hybridcast以外にも、次世代のスーパーハイビジョン技術など、放送の未来、放送と通信の融合時代の明日を感じさせてくれる技術が盛りだくさんですよ!