石橋みちひろのブログ

「つながって、ささえあう社会」の実現をめざす、民主党参議院議員「石橋みちひろ」の公式ブログです。

退職者の会全国交流集会での講演

2012-05-09 23:51:51 | 活動レポート

今日の午後、熱海で開催されたNTT労組・退職者の会「全国交流集会」に参加。なんと、2時間もの枠をいただいて、懸案となっている「社会保障と税の一体改革」について講演し、意見交換をさせていただきました。

全国から120人余りもの新役員の皆さんが参加したこの交流集会。私としてもこれだけじっくりと時間をいただいて、これから各地で退職者の会の活動を担って行かれる先輩方にお話をさせていただくのは大変貴重な機会でした。

最初に約1時間少々、私から(1)私たちがめざすべき社会保障の姿、(2)社会保障制度の現状と課題、(3)社会保障を支える財源の状況、(4)改革の方向性、という4つの柱で今、政府与党が提案している一体改革の必要性と具体的な中身について説明。その後、参加者の方々から様々な質問をいただいて、与えられた2時間はあっという間に過ぎてしまいました(本当は、15分ほどオーバーしてました・・・)。

会場からの質問は大変鋭い、そして重要な質問ばかりで、「消費税引き上げはやむを得ないが、支出の削減にはどう取り組んでいるのか」「2009年のマニフェストで約束したことがなかなか実現出来ていないが、今、政権に就いている立場で何を実現すると約束出来るのか?」「原発の再稼働について、安全や災害対策がしっかりと行われた上での判断なら理解するが、現状では再稼働すべきでないと考えるがどうか?」などなど、そのまま答えたらそれだけで30分ずつぐらい回答してしまいそうなぐらい、大切な質問でした。

何と言っても嬉しかったのは、終了後の意見交換会で、何人かの先輩方から「もっと話を聞きたかった」と言っていただいたこと。2時間以上も話を聞いていただいたのに、それでももっと聞きたかったと言っていただいたのは、本当に政治家冥利に尽きます。「呼んでいただければ機会をつくって続きの話をしに行きます!」とお約束してお別れしました。

今回の社会保障と税の一体改革論議は、全ての世代の国民の皆さんに、将来にわたって安心を確保するために必要な改革を行うもの。社会全体での助け合い、支え合いを強化していこうというものです。その意味では、退職者の会の先輩方のご理解、ご協力もなんとしても必要です。今日の集会がそのための一つのステップになってくれたとすれば私としても幸いです!