石橋みちひろのブログ

「つながって、ささえあう社会」の実現をめざす、民主党参議院議員「石橋みちひろ」の公式ブログです。

「NHK技研公開2012」で、放送と通信の融合を実感!

2012-05-23 22:55:28 | 活動レポート

「放送と通信の融合時代!」---- と言われて久しいですが、その実、当初考えられていたほどには、まだまだ私たちの生活に入り込んできてないな~というのが、大方の人の感じ方ではないでしょうか?

もちろん、携帯電話でワンセグの放送が見られたり、地デジでデータ連携が始まったり、新たにマルチメディア放送のNottv(ノッティーヴィー)が始まったり、インターネット経由でオンデマンド放送が見られたりと、新たなサービス展開は確かにあります。普及が遅れていたインターネットTVも、いよいよ本格的に離陸しそうな気配ですしね。

しかし、家では、私たちが子どもだった頃と同じように、子どもたちがテレビの前に座って普通にテレビを見て楽しんでいます。我が家のテレビはネットにもつなげますし、もちろんデータ連携も出来ますが、子どもたちは見向きもしません。「変わってないな~」と思ってしまうわけですね。大きく変わったのは、テレビが薄型になって、大画面化したことぐらいです。

やっぱり「通信と放送の融合」なんて夢物語だったのか???

最近、そんな思いを感じながら過ごしていたわけですが、今日、NHK放送技術研究所の「技研公開2012(内覧会)」に行って、最新の放送技術、とりわけ、放送と通信の融合技術に触れ、ようやくそれが「現実になるかも・・・」と思えてきました。


いろいろと紹介したいところですが、今日は、私が一番可能性を感じた「ハイブリッドキャスト(Hybridcast)」だけをご紹介。

これ、まさに放送と通信の融合です。簡単に言うと、テレビにアプリケーション実行環境としてHTML5ブラウザーを載せ、通信との連携プラットフォームをつくり、その上で、視聴者のニーズに合ったさまざまな放送通信連携サービスを実現するわけです。

例えば、上の写真。サッカー中継なのですが、全ての選手にタグ付けがしてあって、試合中の選手に名前が表示されるのです。選手が動けば名前も一緒に動きますから、誰がどの位置に居て、どう動いているのか、なんてことが分かるのです。

また、メインスクリーンには放送を通じて番組を映しておいて、スクリーン上に子画面を置き、その子画面にはインターネットを通じて流れてくる同じ番組を映すことができます。普通だと、インターネット経由の画面は何秒か遅れて表示されるわけですが、これがHybridcastではピッタリ同期します。

これで何が出来るかというと、例えば子画面の方に、自分の好きなプレイヤーだけをアップで追っかけて映しておく、ということが出来るわけです。スクリーンでは全体の動きを見て、子画面で特定の選手だけを映す、そんな使い方が出来るわけですね。

いや~、このHybridcastは、ここでは説明しきれないほど、いろいろなサービスの可能性が広がります。そして実際に見て貰えれば、その可能性の大きさが分かると思います。東京近辺の皆さん、ぜひNHK技研公開に行って、実際に体験してみて下さい。

Hybridcast以外にも、次世代のスーパーハイビジョン技術など、放送の未来、放送と通信の融合時代の明日を感じさせてくれる技術が盛りだくさんですよ!

 


NTT労組データ本部組合員が国会見学に(事務所だより)

2012-05-23 19:05:11 | 雑記

 

今日は、NTTデータ社の創立記念日だそうで、社員は午後から特認休暇がもらえるとのこと。その半日休暇を利用して、NTT労組データ本部所属の組合員の皆さんが国会見学にいらっしゃいました。

最年少参加者は1歳! 集合写真を撮る際、「はい、チーズ!」といったところ、1歳の子どもがまねをして「ハイ、チーズ!」と…。

とてもかわいらしかったです。

本日も他団体から数多くの国会見学者がいて、駆け足の見学になりましたが、議員との対話などを通じて、充実した半日となれば幸いです。

さて、ただいま7月29日、30日の子ども国会イベントに先駆け、「子どもたちの新聞展~復興から未来へ~」が行なわれています。

参議院1F入口付近や参観ロビーには全国の学校から送られてきた学校新聞・学級新聞が展示されています。震災と復興への思いや子どもたち自身の活動が紙面を通じて伝えられています。もしかしたら、自分の母校の新聞を発見できるかもしれませんよ。