今日はNTT労組北関東総支部の皆さん54名がバス2台でお越しいただきました。
(▲普段は素通りする参観ロビー内も解説。衛視さんに感謝)
道路事情がよく予定より早く到着。時間に余裕がもてたため、国会議事堂見学では、担当衛視さんが参観ロビー内の展示物も解説(写真)。丁寧な説明で、私もメモをとりながらの参観となりました。その後、少し足を延ばして憲政記念館を案内、長時間となりましたが参加者のみなさんにとっては充実した永田町見学となったことでしょう。
今日の参加者は北関東総支部に所属する各分会役員のみなさんでした。
これを機に参加された方の所属分会での国会見学企画が増えたらなぁと願っています。
私個人としても今日の国会見学を通じて、新たな発見をすることができました。
今後、メモの中から小出しに紹介していきたいと思います。
今日は、憲政記念館庭にて…の出来事を報告します。
憲政記念館内では、集合時間を決めて各自で館内をまわっていただきました。
時間に余裕ができたため、私は先輩K秘書を巻き込み?憲政記念館の庭を散策。
こちらは桜やハナミズキなどの草花がきれいと聞いていたのですが、訪れるのは初めてでした。
庭園を楽しむほかに、ここには2つの「へぇ~」がありました。
一つ目は、この敷地内に、「日本の土地の高低を表すための基準点」があること(下写真)。
全国の土地の標高を決める基準点となっているそうです。
ポツリとある建物でしたが、屋根下部分には「大日本帝国」との銘が。明治24年の創設で、明治期の数少ない近代洋風建築として建築市場貴重な文化財となっています。この中はどうなっているのだろうと、小さな鍵穴からのぞいてみるも、何も見えず・・・。
憲政記念館の受付で質問したところ、毎年一回扉の中を公開するそうです。
今年は5月25日(金)10:00~16:00に一般公開するとのこと。
中にある目盛をみることができるほか、資料展示も行うそうです。誰でも見ることができますので、興味のある方は是非!
そして二つ目は、加藤清正が掘ったと伝えられている井戸があること(下写真)。
加藤清正邸内にあったものですが、江戸の名水「櫻の井」と言われ、幕末当時、江戸城を訪れる通行人に豊富な水を提供し、重宝がられたそうです。江戸の名所として安藤広重の絵にも描かれました。安政7年3月3日には大老井伊直弼がこの井戸の脇から登城途中、暗殺されました。
こちらは首都高速のトンネル上にあり、加藤清正邸がかつてこの辺りに位置していた痕跡はありませんが、道路の向こう側、皇居(江戸城)の濠沿いに井伊直弼が暗殺された桜田門をみることができます。
短時間でしたが、歴史を感じるひとときを過ごすことができました。