石橋みちひろのブログ

「つながって、ささえあう社会」の実現をめざす、民主党参議院議員「石橋みちひろ」の公式ブログです。

ODA視察派遣団報告記2~ビルマ(ミャンマー)初日

2012-01-08 23:46:52 | 活動レポート

さあ、今日からミャンマーでの視察がスタートしました。初日の今日は、ヤンゴンでの行動です。中身をじっくり報告したいのですが、もう本当に盛りだくさんなので、それはまた別の機会に譲るとして、今日は写真だけで駆け足の報告をしたいと思います。

まずは朝の風景。ホテルの部屋から撮りました。ちょっと朝もやがかかっていますが、とってもいい天気です。正面に見えているのがシュエダゴンパゴダ。

市内の風景。車の中から撮ったので、ちょっとノイズが入ってます。今日は日曜日なので、車も人通りも少なめ。

最初に訪問した、ヤンゴン南部に位置するティラワ港の港湾開発プロジェクトと、隣接するティラワ輸出加工区(EPZ)の視察。ミャンマー政府は日本の投資に期待しているようですが・・・。

市内に戻って、次の視察に行く前にシュエダゴンパゴダの前で写真撮影だけ。隣に移っている僧侶は、たまたまタイミング良く横を通っただけです。

小鳥売りのおばさん(おねえさん?)。この小鳥、買って、放してあげるのだそうです。で、それをまた捕まえて、売る・・・ん?

とうもろこし売ってました。団長の中村さんが買って、半分分けてくれました。まずまずのお味・・・。

お花売りのおばさんのおねえさん。

これ、電話屋さんです。家に電話がなく、携帯もまだ高価なので、このような電話屋さんが道ばたで商売してます。国内通話だけで、国際電話はかけられないとのこと。

社会福祉行政官の育成プロジェクトのサイトで。一緒に写っている皆さんは、手話通訳者。3年間のプロジェクトを終えると、手話通訳者の養成者として巣立っていきます。ビルマ(ミャンマー)には、ろう者が分かっているだけで6万人もいるのに、ろう学校がヤンゴンとマンダレーの2カ所しか無く、しかも小学校だけなので、多くのろう者が全く教育を受けられず、社会にも出られないのだそうです。手話通訳者を養成するための先生を育成することが必要で、そのためのプロジェクトです。使命に燃えてがんばっている姿勢がとても印象的でした。

小規模養殖普及による住民の生計向上事業のサイト。農業従事者の副収入として、田んぼやその近くの池で鯉や鮒を育て、それを売って生計の足しに出来るよう、支援するのだそうです。網を持っているのがプロジェクトの参加者で、彼らが将来、指導者になります。

そのプロジェクトサイトにあった農家の家。一般的な家はこんな感じだそうです。

野党関係者との会談の模様。少数民族の代表者の皆さんで、非常に有益な情報をいただきました。内容はまた今度。

この後、日系NGOの皆さんとの懇談会や、さらに団とは離れて私が単独で望んだ労働組合の皆さんとの会合があり、この日の日程が全て終わったのは夜の10時でした。

明日は・・・あっ、もう日付が変わって今日になってしまいましたが、朝5時に起きて空港へ。7時発のフライトに乗って首都ネピドーへ移動します。ネピドーでは、政府高官の方々との会談が予定されていますが、ハイライトはテイン・セイン大統領との会談。労働団体法の施行について話を聞きたいと思っています!