石橋みちひろのブログ

「つながって、ささえあう社会」の実現をめざす、民主党参議院議員「石橋みちひろ」の公式ブログです。

参議院本会議で代表質問始まる!

2012-01-29 22:54:49 | 活動レポート

1月27日(金)、参議院本会議で代表質問が始まりました。


(出典:民主党ホームページ)

 

民主党は、恒例により、輿石東・参議院議員会長(民主党幹事長)が代表質問に。通常国会で審議されるべきさまざまな課題を取り上げながら野田総理の考え、姿勢を質しましたが、私がとりわけ印象に残ったのが次のひと言:

「決断の政治を実現して、次の世代に『歴史的なたすき』をしっかり引き継ぐため、ぶれることなく、逃げることなく、この国難に真正面から挑む歴史的なときだ!」

これは、民主党幹事長としての野田総理に対する激励のメッセージであるだけでなく、民主党議員、そして全ての参議院議員に対する熱いメッセージだったのだと思います。

一方、自民党は、こちらも恒例で中曽根・参議院議員会長が代表質問に立ちました。いつものことですが、「マニフェスト違反」や「任命責任」といった政権批判に終始し、政策面で自民党としての具体的なビジョンや対案の提示はなかったように思います。

私個人としては、今回の「社会保障と税の一体改革」の議論に関し、その重要な部分をなす消費税の引き上げ案についての「マニフェスト違反である」という批判は、甘んじて受けなくてはいけないと思っています。ですが、それを理由として「議論にも参加しない」というのは、政党として全く無責任なのではないでしょうか?

そもそも、自民党政権が長い間、社会保障と税の抜本改革を先送りしてきたことや、労働市場をここまで柔軟化させてしまったこと、デフレを長期化させてしまったことなどが、今の事態を招いているわけです。当然、議席を得ていた全ての政党にその責任があります。今こそ、政治が問題を先送りしてきたことを真摯に反省し、社会保障制度や、税制のあるべき姿をについて、国政の場でお互いの案を出し合ってしっかり議論し、国民のために今考え得る最善の制度を力を合わせて創っていかなくてはなりません。それが、政治の責任です!

明日、月曜日(1月30日)にも引き続き、参議院本会議で代表質問が行われます。ぜひ、責任ある政党としての姿を考えながら、各党代表者の質疑をご覧下さい。