Wake Up !

一人のヒーラーさんとの出会いから、私の世界が変わっていきました。

デジャブ?

2010-11-17 22:18:39 | 霊現象

5年前のこの頃の寒い日、知り合いのご主人が脳梗塞で倒れた。その知り合いの家は山の中腹にあり、前日の夜麓の店へいつもの事だが単車でパンを買いに行かれた。帰宅してからのご主人の様子がおかしく、表情も無くろれつが回らなくなった。他の町に住んでいる息子さん夫婦に連絡をとり、病院に行ったが既に手遅れで2時間以内であれば、軽く済んだのかもしれないが、寝たきりになってしまった。

「死んだ方がまし」だと言ってリハビリもせずお気の毒に、今も寝たきりである。

その後夫婦は毎日朝夕、犬の散歩に戦国時代に落城した出城跡の付近に行っていた。今から20年位前、私もその場所にミニバイクで走った事がある。みかん畑を走りぬけ、何も無い草原になっていた。そこは城があるだけに町を一望でき、ずっと沖の宇和海まで見渡せる。その先は下りになり、貯水池とその管理の建物があった。

眺めがよく、此処に住んだらいいなと思った時、小さなたて看板が目に入った。長宗我部軍と呼応した隣町の城主とに攻められ落城したいきさつと年月日が書いてある物だった。

呼んだ途端、黒澤明の乱の落城シーンが思い出され、城の入り口付近で血まみれになっている兵士達が浮かんできた。私は大慌てで一目散にその場から走り去った事があった。

そんな事があったので何か憑いているのではと思い、ノワタリさんに連絡すると、お清めするようにと言われた。ノワタリさんにもその天辺の草むらがビジョンで見えていた。

日曜の朝、その場に御神酒、水、塩をリュックに入れ、その年の春ノワタリさんにもらった観音経と祝詞集と鈴をもって出かけた。近くまで車で行き、みかん山を探して歩いた。しかし、その場所が見当たらない。古ぼけたお堂とお墓…その近くのみかん畑の隅に立て看板はあったが、全く景色が違っている。しかし、その墓とお堂の周りを清めた。

たて看板を移動させたのかというと、その下の方に貯水池はあるから変っていないはず、あの草むらは???

納得できずぐるぐると山を回ったが見当たらず、時間だけが過ぎていき、もう10時になっていた。その日は諦めてまた、次の日曜日に出かけた。

八朔相撲がそのお堂の近くにあったのでよく知っていると言う友達がきてくれたが、「貯水池などが出来、子供の頃とは様変わりしてしまっている。」と言ってすぐに帰ってしまった。仕方なく、山の反対側に行くと大きくりっぱな五輪の塔があった。しかし、城主の姓と違うので個人の物だろうと思い其処から離れたが、後で思うとどうもその子孫が作ったものみたいだった。

その近くの林の中に城の石段らしき物が残っていたのでその周辺を清めて帰ったが、気付くと観音経本が無くなっていた。それで誰かの役に立つのであれば良いがと思った。

あの天辺の草むらは何処?現在のたて看板はみかん畑の隅、しかし、天辺ではない。結局解らずじまい。

しかし、その夜ノワタリさんに連絡すると、「また、寒気が…」と言われ、遠隔で霊視されると白装束で残バラ髪の武将の姿が現れ、喜んでいたと言われた。でも、倒れられた方の役には立てられなかった。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿