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一人のヒーラーさんとの出会いから、私の世界が変わっていきました。

麗しのフランス女優達

2013-07-28 22:03:11 | 日々のつぶやき

昨日の新聞に懐かしのランスの女優のベルナデッド.ラフォンの死亡が載っていた。

「私のように美しい娘」の性悪女が印象に残っている。公開された映画も少なく70年代に先の映画とドヌーブと共演した「恋のモンパルナス」と ルルーシュの男と女の下書きのような作り方「行きずりの二人」ぐらいしか見てはいないが、この映画もやはり悪女で男を眠らせて金品を取るという役だったが、野性味がありそんな役が似合っていた。

ハリウッド映画の女優さんよりもフランス映画の女優の方がエレガントなうえ粋で好きだったが、残念ながら最近は全くこちらには来ないので、BS映画を気をつけてみるしかない。つたやに行っても韓流のコーナーは大きくあっても名作コーナーに肩身が狭そうにほんの少しあるくらいである。

高校生の頃、余り主演作品の公開が無くてもオードリー.ヘップバーンとしょっちゅう主演映画が掛かっていたアラン.ドロンが映画雑誌の投票で何時も1番だった。

ドロンの映画がヒットしていたお陰か?その頃はランス映画も結構目にする機会があった。

ドゴールの暗殺未遂を描いた「ジャッカルの日」を見た時、出た場面は少なかったがデルフィーヌ.セイリグの洗練された美しさにあこがれた。そのほか見たのは「ロバと王女」と「インデア.ソング」そしてタイトルは分からないがネットの動画で吸血鬼のエリザベート伯爵夫人に扮しているのを見たくらいだが、大好きな女優さんの一人である。残念ながら58歳で亡くなっている。

ロミー.シュナイダーの出演作は結構公開されたが、彼女も40代で不幸な死に方をしている。

若い頃はブスと思っていたが、70年代に入って「どしゃぶり」「夕なぎ」「離愁」「追想」としっとりとした大人の女性の魅力が出てステキで、必ず映画館へ行った。テレビの深夜に遺作となった「サンスーシの女」を見たが、麗しのマチュー.カリエール様が悪役で出演していて美男が魔法使いのお爺さんっぽくなっているのにどっと疲れた。

本当に洗練された綺麗な女優さんが多かった。

「勝手にしやがれ」「悲しみよこんにちわ」のジーン.セバーグもアメリカ映画に出た途端色あせてしまった。何かを見に行って3本立ての中のひとつに網走番外地のもじりみたいな「西部番外地」と言う変なタイトルの映画で退屈で、あまり内容も覚えていないが、何か見覚えのある顔と思ってたらジーン.セバーグだった。セシールカットをまねてしてもらったが、今のように整髪剤が豊富にある時代でなかったので、剛毛の私の髪はつんつんして、前髪はひさしのようになってしまった。

ピンクパンサーのクルーゾー警部の奥さんと「ベルモンドの怪盗二十面相」くらいしか知らないがキャプシーヌもさすがモデル出身でゴージャスで綺麗だった。この人も、事故か自殺かわからないような死に方をされている。

美人女優の代表のようにと言われているカトリーヌ.ドヌーブの映画もよく公開されたが、つんとした冷たい雰囲気があり、役柄のせいか底知れぬしたたかさを感じ、あまり好きではなく魅力を感じなかった。

みんな美人薄命であの世の方ばかり、あこがれても無理で所詮土台が違い、洗練さ欠けらも無く、いい歳になっても足元にも及びません。

まだまだ、好きなフランス女優は多くいるんですが、次の機会に。興味のある方はDVDでも見てください。