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Wake Up !

一人のヒーラーさんとの出会いから、私の世界が変わっていきました。

生前の生き様

2012-08-22 00:14:54 | 霊現象

昼間の通り雨のお陰で大分涼しくなり、先週つくつくぼうしの鳴き声を耳にしたと思ったら、虫の音がしだした。昼間の暑さが嘘のようである。

前回 父方の叔母の葬儀と書いたが、弔辞を頼まれた。しかし、私は疎遠で付き合いがない。

「疎遠で余り知りませんし、懇意にされてる方が読まれるほうがいいと思うけど。」と言って、断った。

私が知っている叔母の姿と言えば、20年ほど前に大阪の従兄弟の結婚式に参列ついでに京都観光を一緒にした事しかなかった。

その姿は金銭的にとても厳しく、未だにそれを上回る人はいない。義理の叔母と3人で周ったが、後の二人をうんざりさせるものだった。

当時消費税は3%、私は忘れていたが、義理の叔母が言うには

「みたらし団子1パックが350円で割り切れない。」と、文句を言い、高々しれている1円2円の事である。別れ際に京都駅でコーヒーを飲み、「支払いは一括で」と言われ、また割り切れず文句を言い始め、

「速くしないと 新幹線に間に合わないわ。」と、そわそわしだした。

しまり屋の義理の叔母でさえぶち切れて、

「こんなもん、いいわよ私が払うわ!」と言わせた。叔母はその言葉を待ってたみたいにそそくさと走っていった。

しかし、陸続きの九州、そんなに慌てる事も無い。私達の方が乗り換えもあり不便である。

案の定、チケット売り場でもたもたしている姿を見かけた。

帰宅して親にそれを言うと、2人とも呆れてしまい「そんなもの、全部払ってもしれているのに。」と言ったが、観光地に着くと、「カメラが無い」と言い出し、使い捨てカメラを買ったのは私。

口は出しても一切金は出さないし、宿の手配からすべてお膳立ては私だった。

1円でも余計に自分が出す事は許せないみたいで、出すべきものも人に迷惑を掛けても夫婦が共に出さず、財産を残した。

そんな事しか知らない。それを弔辞として言えば、大変な事になるだろう。

弔辞は友人の娘さんと言っても65歳の方が涙声で読まれ、時折喉を詰まらせた。

編み物や木彫りの趣味があり、その方は結婚祝いにもらったと言われた。

隣にいた義理の叔母と突きながら「ねぇ、もらった事ある?」「無い。そんな趣味あったのも知らないわ。」と、小声で話した。親族席は、3年近く患っていたので、諦めもありもう誰も泣く人も居らずご苦労様と言う感じだった。

広いホールに立派な祭壇、院号を付けてあるのに、なぜかお坊様は一人。参列者も身内親族が10人余りとご近所友人も同じくらいでこじんまりと2列ぐらいで 今まで参列した葬儀の中で一番寂しいものだった。生前の姿が現れている。普通のおばあちゃんってこんなものなのかしら?不思議に思ったのは従兄弟の同僚や友人の姿はなかった。

お経が途切れたのでふと前を見ると、一人で鳴り物をガチャガチャと鳴らしていて忙しい。

余り係わりたくなかったので、食事を済ませ葬儀場に行き、フェリーの便を口実に葬式が終わり、火葬場に向かうバスに一旦乗ったものの、松山の従兄弟が乗ってこなかった。

「微妙なんだよ。に乗れるかどうか。」と言う。予定表では17時にはまた、帰ってくるようになっていたが、どうも遅れそうである。

残っていた従兄弟のお嫁さんに確認すると、渋滞に巻き込まれると、火葬場は遠いので17時半でも帰れないそうであったので、そこで見送り、義理の叔母と従兄弟と駅に出た。野辺の送りもまた、いっそう寂しいものになった。

その晩、からをいれ、挨拶もせず帰った事を詫びたが、もう従兄弟達とも付き合うことは無いだろう。

具合が悪くなってから、叔父が先に急死し、心配した母が何かと送ったが、従兄弟達は冷淡で生物を送っても叔母にすぐに食べさせず、母が電話で指示する有様だった。

ノワタリさんはよく言われるが、

「自分のしてきた事を見せられ味合わないと逝けれない。」

その言葉通りの最後を過ごさなければならなかった人の姿を他にも身近に見せられた。

亡くなった叔父は父を裏切り続け、仕事もいい加減であった。他人の所ではたぶん務まらないであろうと思う。

その叔父の最後の3年はとても厳しく、生き地獄であった。

60代でありながら 喉に食べ物を詰まらせ、一旦息を吹き返したものの、肺に雑菌が入り高熱が続いた。

熱も下がり正気に戻った時には、手足どころか痰を吐くことも出来なくなっていた。

その状態で3年近く寝たきりで過ごし、未だに成仏は出来ていない。

その事を知ったのは嫁いだ従姉妹の新築の家に行った時、ドアを開けると息苦しかった。

「この家、息苦しいわね。」

「え!やっぱりそう思う?」と、従姉妹は驚愕して言ったが其処もノワタリさんに遠隔をしていただいたが、

「男の人が首をギューと大きな手で絞められてます。」と言われた。

食べ物を詰らせたことになっているが、見えない手で食事中に絞められたらしい事が分かった。

ある程度の事までは従姉妹もしたが、少し楽になると、此処も中途半端で終わってしまっている。

生き様が大切である。後もそれを引き続く事になる。それを私に知らせているみたいである。