月日の経つのは早いもので・・・
9月の最終週に『オトナの遠足』で巾着田に行ってきました。
高校時代の友達と企画を出してあちこちと。
第4回は高麗の巾着田で曼珠沙華を観るツアーでした。
(曼珠沙華色のモヘアセーターとストラップチェンジしたポシェット)
「ワタシ、巾着田行きたいんだよねぇ」と提案したのはワタシ
オットに行きたいとずっと言ってもなかなか実現しないんだもん。
曼珠沙華の見頃は9/10-10/10。
この頃にはここ巾着田は見学者でギューギュー混みになるんだよね。
「高麗駅」に集合し、巾着田まで歩く道すがら、沿道の農家さんはここが勝負と路地物を売ってくれています。
遠足はまだこれからだというのにもうここでお野菜を買いまくってしまう私たち。
農家のおじさんが「帰りまで預かっておくよー」と言ってくれたのだけど、帰りはこの道を通らないんだよ~
あーぁ。
いきなりサブバッグの登場だよ
川に沿って巾着袋のように膨らんだ土地に曼珠沙華が一面!
バーーーン
すごい!
燃える真っ赤がキレイだわ~。
木立の根元にびっしり群生する赤。
一度見に来たかったのよ
ステキ~
暑くて全然セーター日和じゃないわ。
ここ数日寒かったからプランしたのに、ニット帽もカブってられへーん!
曼珠沙華を見ながら散策マップどおりに足を進めると、広場が売店になっています。
行く前から「鮎焼きとかあるんだよ」と教わっていて、ワタシ、鮎が食べたい!と思っていました。
ありました!
みたらし団子を食べたりソフトクリームを食べたりとみんなめいめいに散り、ワタシは一目散で鮎をほおばりました。
ハルミンは親指を骨折したてなのに、元気に参加した健気な子
ポーズが上手です(笑)
ハイポーズ!
みんなで来ると楽しいねー。
畑には珍しい白い曼珠沙華もポツポツと咲いていましたよ。
「ねェねぇ、私たちって今どの花ぐらいかなぁ?」
ワタシが花を指さし、お題を出しました。
曼珠沙華は咲きたて(若者)から枯れる前(老齢)がすごく顕著にわかるお花です。
これは咲きたてでまだつぼみもある10-20代。
でも、花弁が硬そうでまだ味わいがないの。
これは美しさが満開の狂い咲きで30-40代って感じ。
「こっちの少し色褪せ始めたのが私たちかなー?」と言うワタシに、
「えー、私たちまだこっちだよ~
」と30-40代の花を指さすハルミンとミナコ。
「いやいやこっちですって
」
「それは無理があります
」
と色褪せた方を指さすその他大勢(ワタシもこっち)。
お花ひとつでも自分が今どこかが、人によって違うのが面白かった。
ワタシはあんな真っ赤な曼珠沙華の時期はもう…過ぎちゃったと思うなぁ。
悲しいけれど
さっきの農家のおじさんが
「スイフヨウも満開だから見ていったほうがいいぞ~」
と言っていたスイフヨウってなに?
曼珠沙華の畑を過ぎ、少し行った先に『酔芙蓉』の群生がありました。
こちらも地元の方がきちんと手入れをしてくれているらしいです。
橋を渡り、無料開放してくれている高麗郷の古民家を見学しました。
縁側が・・・うらやましいなぁ
さぁて、これで終わりなら中高年の遠足。
まだ色褪せ始めたばかりの若中年の私たちはここからハイキングです
山登りに詳しいミドリをキャプテンに、高麗峠に入りました
はぁはぁ
ふぅふぅ
きっつぅ~
ちょっと待ってぇ~
声を掛け合いながらよいしょよいしょ。
開けた場所で「お茶!休憩!
」
ここでしばらく休憩~と内心思っていても、
「さ、あんまり休むとダルくなるから行くよ~」とミドリが
厳し…しっかりしているの
「ねーまだー?」
「もう半分は来たよね」
はぁはぁ
やがて山頂に着きました。
高麗峠を入り、私たちは天覧山に登っていたんですね。
登ってみればわずか195mの小さな山。
なのにそれなりに疲れた感が・・・
こりゃ富士山なんて一生無理だな。
ま、無理でいいや
山頂からは西武武蔵の街並みが一望です。
山を下り、名栗川のほとりにランチ予約をしておいたお店がありました。
『清河園・蜻蛉亭(せいかえん・とんぼてい)』
ミドリのタイムシフトが完璧で、道中少し迷ったのに予約時間ちょうどにお店に着きました。
なにはなくともビール!ビール!
イッチャンがそう叫び、うん、ワタシでもそう思う(笑)
そして美味しい懐石をいただきました~。
楽しかったね、また今回も。
次回はもう少し高い山に登ってみようね。
それと月島のもんじゃにも行ってみたいよ~。
15時過ぎまでゆっくりお食事をいただき、大人の遠足は少し早めの解散です。
「みんな夕方までには帰れるね。」
「お夕飯の仕度間に合うかな?」
「ワタシは駅前でお弁当を買って行っちゃう
」
それぞれが家路の先を考え、高校フレンズの顔から主婦の顔に戻りました。
最後に、友達が撮った一枚。
なるほど~こういう風に苔むした木を主役にするのねぇ。
ワタシにはやっぱり写真のセンスが皆無だわ。