週末の土曜日、スーパーの袋を下げて帰宅したモアイ君。
「明日の朝食は俺が作る!」
花粉で鼻水を垂らしながら、鼻息荒く宣言しました。
イングリッシュマフィン…ということはとうとうあれを作るのね
ワタシも長いこと自宅で再現したいなぁと思っていたエッグベネディクト

パンケーキのお店で仲間とシェアして食べるのだと「○分の1」と一口で終わっちゃうから、
1人で満足いく量を食べたい…
そう思いながら、ポーチドエッグを作るのもオランデーズソースを作るのも正直少し億劫だったの。
そこを軽々と超えてくるのはいつもモアイ君のすごいところ。
朝起きて、ワタシが手持ち無沙汰で階下の掃除機をかけたりしてる時、
キッチンではモアイ君が涼やかにベーコンを焼いていました。
見たらもうオランデーズソースはできている…
お湯をぐるぐる回してポーチドエッグを今まさに作ろうとしているわ。
「ソースがさぁ、もう少し重くしたいんだよなぁ。」
完成したとおぼしきオランデーズソースはワタシから見たらまだただの卵黄。
「これ、湯煎が足りないみたいよ。もう少し熱いお湯につけていい?」
そうして出しゃばりすぎないように、ワタシがソースのトロミの最後の仕上げをしました。
ベーコンの横で焼いたマフィンは、トースターで焼くより香ばしく、
さらに余っていた生ハムをはさみました。
ワタシが手伝ったのは、パセリを刻んだのとパプリカパウダーをかけただけです。
ワクワク~

これ全部ワタシが食べていいんだね~
上手にできたポーチドエッグからは黄身がタラ~リ…
レモンの酸味もマフィンのカリカリもバターの香りも。
気分はまさにHawai'i~
よそと比べるほど何度も、たくさんの量も食べつけていないので比較はできないけど、
何度か小さな一口を食べたことがあるワタシには、これが一人前食べられるのはとっても嬉しい
5分で完食です…
もちろんモアイ君もプロのレシピをネットで検索したらしいけれど、
彼のすごいのはその分量や手順を覚えちゃうところ。
本番はサラッと何にも見ずに作ってるんだよねぇ。
ワタシなんてPCにレシピを立ち上げて、
「大さじ2で弱火30分」と覚えてキッチンへ行っても
「大さじ2で火加減は…」と

この繰り返しだもの
あーぁ

エッグベネディクト、先を越されちゃったな。
食べたことのないモアイ君の方が食べてみたい願望が強かったってことかなー。
どちらが作っても「美味しいねー」と並んで食べる食事は幸せ

ごちそうさまでした。
モアイ君をエッグベネディクト担当に任命するから、また作ってね