いつもココロに太陽を!

~ Me Hana O Ka La I Ka Pu'uwai ~

「もくよく」のススメ

2021-01-29 | 健康づくり
相模原にある健康センター(お風呂)が10日前に閉店してた
久しぶりにあの薬湯に入りたいと、車を走らせていったのに、
もう建物を取り壊しているではないか。

HPによると、
「40年ご愛顧いただきました」らしい

たしかに建物は古く、お世辞にもきれいな施設ではないけれど、そこに味があったのになぁ。

オットは茶色い薬湯に入ると
「タマがピリピリと痛ぇんだよ」(オットの言葉通りに書きました)だそう。

薬湯には何種類もの漢方が放り込まれていて、その中に唐辛子もあったもんね
そのピリピリも含めて効能があった気がしたのになぁ。

そして、体温より少し低い・・・たぶん36~7℃くらい?のお湯がまた心地よくてねぇ。
決してのぼせることのない一日中ウトウト入れるようなあのお湯にもう浸かれないかと思うと、悲しい悲しい




結局いつもの回数券を購入しているお風呂にハンドルを切りましたよ。





「もくよく」にご協力ください。

店内に増えた貼り紙。


「沐浴」とは主に赤ちゃんをベビーバスで入浴させるときに使う言葉よね。
ワタシはヨックモックなら好きだけど


イヤイヤ、ちゃうねん

「黙浴」・・・新しい造語ですね。

黙ってご入浴ください、ってこと。
コロナ禍ですもんね~。



ワタシとオットは湯船につかるおじさんおばさんのことを「カピバラ」と呼んでいます

「今日、カピバラ多かった?」みたいな。

自分のことを差し置いて
人から見ればワタシもオットも立派なカピバラでしょうが、ねー。


女湯のカピバラたちはほんとうにおしゃべりが大好き。
基本1人で女湯に入るワタシはずっと前から「黙浴」派なわけですが、
お仲間で来たり、顔見知りになったりした人は湯船の中で実にいろんな話をしています。

ある時はどこのメーカーのソーセージが美味しいかの話。
ある時は息子のお嫁さんからの母の日ギフトの自慢大会。
そして、自分がいかにここのお風呂に通っているかをとても具体的に一週間のスケジュールと合わせて教えてくれる人もいます。

正直、内容は大したことはなく、自然と聞こえるその話を
心の中では「ツマンナイ話をしているなぁ」と思わなくもないですが、
じゃあ哲学の話をすれば高尚かっていうとそういうことでもなくて。
ここがカピバラたちのストレス発散の場なのだとしたら、話題は軽く、それでいいのだと微笑ましくさえ思います。


でも!
今しばらくは「黙浴」

湯船に静かな沈黙の時が流れます。

ボコボコの泡風呂で隣に寝そべったお姉さま。
手をひらひらと動かして、それは確実にフラを踊っています。
頭の中ではハワイアンが流れているのでしょう

ワタシはそれを横目で見ながら、何の曲を踊っているか推理したりしました
(歌詞がわかる曲なら思いつく時がありますよ)

そんなハワイアンカピバラも黙浴中


みんなのおしゃべりがまた溢れ出すまであとどのくらいかかるのかな。
もうしばらくは辛抱しましょうね。


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