今年も確定申告、無事に終えました。
2月に入るのを待ってすぐに税務署に赴き、2/16からの一般受付より前に何度か教わりながら書類を作りました。
今年はモアイ君も申告しなきゃいけない案件があり、彼は彼で初めて知ることがいっぱい。
そしてワタシも。
ワタシ、知らないうちに(笑)『個人事業主』になっていたの
いや、正確には「知らないうちに」では済まされない。
きちんと契約書も書き、お仕事に対する報酬も受け取っていたんだから、社会的には「知りませんでした!」では済まないわ。
でもその実、知らなかったというお粗末な知識で・・・
税務署に行って去年の収支を見せた時、
「個人事業主ですので、38万円を超えたら扶養から外れますよ」と言われてからの心臓ドキドキったらなかったわ。
たまたま去年は途中からの契約なのでギリギリその金額を越えなかっただけで、いつも通り103万円辺りのことしか意識していなかったワタシには、何が何やら本当に驚く話ばかりで。
そしてそれはそのまま「今年(同じペースで働いたら)あなたは扶養から外れます」と宣告されたことになり・・・
え?え?え?
ワタシ、どうしたらいいんですか?
と税務署員さんに食い下がってしまった。
やれ経費だの、やれ青色だのと、今まで源泉徴収票で103万円のことだけ(笑)気にしてきたか弱き主婦(のつもり)にとって、寝耳に水の難しい話ばかり。
フリーランスで仕事を請け負い、その報酬をもらうこと=個人事業 になるんだとは・・・
報酬 ≠ 給与 なのねーーーっ!
パート勤めの友達の中には「マイナンバーも職場に届けてないし、確定申告行かないわ」なんて人もいる。
もちろん還付金がいらなければそれもいいでしょう。
その場合の地方税の算出がどうなるのかはよくわからないけれど、国税レベルでは還付金を請求に来ない人はいいお客さんだよね。
でもワタシ、まじめに税務署に行っておいてよかったわー
今まで「正直者が損をする」世の中しか見てこなかったけれど、今回ばかりは正直に確定申告に行ったことで自分の現状を知ることができ、今年の働き方を考える機会を詳しく学ぶことができました。
経費も帳簿も、そんなシチめんどくさい働き方はもうこの歳では出来ない。
もちろん、映画に1本出て2,000万円の報酬だっていうんなら、会社員のオットの扶養なんて「ケッ」とばかりに蹴とばして、自分で保険でもなんでも払いますよ。
でもそれだってその報酬が未来永劫続かなければ怖いことで。
保険に年金、家族手当?
抜けるのは簡単だけど戻るのは本当に大変。
それが社会です。
つまり、深い思慮なしにお仕事は何でもかんでもバンバン「請け負って」はいけないことなのね。
「Marchさん、講演会でお話してください。報酬は50万円」
例えばこんなお誘いがあったとして「アルバイトと合わせて103万円以下だからOK!」なーんて簡単に請け負ってしまうと即「個人事業主」になってしまうので要注意。
ま、講演会のお誘いはないとしても、一回限りの美味しい『報酬話』はあながちない話じゃないから、今回お勉強できて本当に良かった
そして、何とか法の目をくぐって・・・じゃなくってきちんとした正規のルートで(笑)、契約のスタイルを転換しましょ。
今年も働きまっせ!
追伸:
所得税の他に「復興特別所得税」っていうのも徴収されるのね。
そんなことも知らなかった。
でも、国民みんなで復興の手助けができるなら・・・少しも惜しくはない。
むしろきちんと徴収してくれて嬉しいわ。
正直、時間が経つと自分で募金にはなかなか行かなくなっちゃうけど、それが税金なら気持ちよく納めますとも!
頑張ろう、日本!
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