いつもココロに太陽を!

~ Me Hana O Ka La I Ka Pu'uwai ~

Bird Watching

2015-01-04 | 季節のハナシ&植物
1月3日、義父のいなくなったオットの実家に泊まりに行きました。

去年のお正月には、少し具合悪そうなりにお義父さんもいて、体の心配をしていたのだけど…
桜の咲く少し前にあれよあれよで旅立ってしまうことになろうとは、去年のお正月には想像もしていませんでした。

  

1人残ったお義母さんはとても元気で、お料理こそ昔ほど凝らなくなったけど、数点のおせち料理を作って私たちを迎えてくれました。
お義母さんが歳をとったなーと感じるようになった数年前からは、私もおかずを作っていくようにしていて、この日もきんぽらごぼうとオムレツを焼き、ケンタッキーのチキンを買っていったの。

晩ご飯の時には夫と3人で、太川陽介と蛭子さんのバスの旅を初めてじっくり4時間観ました
歩くたびにブーブー言うマルシアに腹を立てて突っ込みながら、テレ東さんの思う壺の視聴者だった私たち(笑)
人気コンテンツなのは知っていたけど、やっぱり面白い番組だねぇ。

  

翌朝、お義母さんが庭の木にミカンを2個刺してきました。
上半分の皮をむいた甘いミカン…

刺して間もなく、鳥がやってきたよ。

昔から庭の木に果物を刺すのが好きなお義母さんがリンゴや柿、ミカンを刺すと必ず鳥がやってくるんだよね。



一段高い左のミカンを長いことついばんでいるのは「ヒヨドリ」。
周りをたまに気にしながらも、けっこう夢中で房を食べています。

その様を地面からうらやましそうに眺めている小さな鳥は、ヒヨドリがいるうちには木に留まりません。

「はよしてーな。わても腹減ってまんねん」

やがてヒヨドリがいなくなった隙に、パッと木にやってきたのは黄緑色がきれいな「メジロ」。
ヒヨドリが食い散らかしたミカンじゃなくて、新しい右のミカンをこちらは怖々食べています。



食べるより周りを警戒している時間の方が長いメジロちゃん。

そして、気配を消してカーテンの陰から写メっているのはヒト科の「モアイ君」。



ちょっとでも物影が動くと、この鳥たちはすぐに飛んで行ってしまうんだそう。
誰も捕まえないからゆっくり食べていったらいいのにね。



甘いミカンはおいしいでしょう?

私も同じミカンを食べながら、しばし楽しいBird Watching Timeでした。

おせち攻撃

2015-01-04 | おいしいもの
1月2日、仕事から帰宅したオットの両腕には、顔が見えなくなるほどの段ボールが積まれていました。


そっか…

暮れから残っているものをひたすら片づけるつもりで、大した夕飯の用意もしていなかったところに、ありがたく嬉しいおせちを職場からもらってきてくれました。

なくても仕方ない、いただければラッキー程度で正直おせちのことは忘れていたのだけど、今年はどどーーーんと2社5段のおせちですって


ひとつめは「にんべん」さんの和2段重≪なごみの華≫

壱ノ重


弐ノ重


鰹節専門店ならではの「だし」にこだわり化学調味料は使用していないという解説で、数の子には削りたてフレッシュパックの鰹節がついていました。

厚焼き卵のおいしさにびっくり!
信田巻含め煮とこんにゃく照煮の味が素晴らしいー!

大人になってから好きになった昆布巻きも、絶妙な歯ごたえ残しで、とっても丁寧に作られているのがわかります。


ふたつめは「芦ノ湖 山のホテル」さんの和・洋・中3段重

和の重


洋の重


中の重


和・洋・中を並べてみると、やっぱり和食の美しさが際立ちますねぇ。
細やかな包丁づかいが際立つ和の工作は、和菓子同様自然を表していて本当に綺麗


たとえば梅の花型人参はありきたりとしても、この松笠なんて可愛らしいでしょう?

紅白の奉書は干し柿に巻かれていて紐をほどくのも楽しくなるし、和食の献立にはひとつひとつ物語があるように感じるね。
(腰が曲がるまでとか、まめに働けるようにとか、よろ昆布とか、そういう語呂合わせが縁起いいのは和食ならでは)

そして、そっけない見た目と裏腹に洋食が何気に美味しいの。
紅ずわい蟹のテリーヌやポークのリエット、お肉のパテ ブリオッシュ包みなど、私、こちらのパテ系・テリーヌ系に感動してしまった。
練り物嫌いなはずなのになぁ?



洋の重に入っていた小さなマカロンは、まやかしの品じゃなく、味は本格的なしっとりさっくり私の大好きなマカロンでした。

ただ、和に関して言えば、にんべんさんの圧勝。
全体に味が濃いのが山のホテルさんで、ちょっと食べるのに苦労してしまった。
お酒の肴に最適な味付け?で、それは日持ちするようにとのことでしょうけど、酢もきつかったなー。
(そもそも同時に手に入れなければ食べ比べもしないよね)

けれど、山のホテルさんの洋の重はとーーっても大好き!
お酒をあまり飲まない私だけれど、少しのワインと共にお箸でちびちびとつつくパテ類は最高でした


消費期限1月1日までのおせちを2日に入手してひたすらいただくおせち攻撃
たぶんヤバそうなのからどんどん食べて、5日までかかってやっつけることになりそうです。



ダイニングのテーブルにこんな感じ(笑)
子供の頃だったら早々にギブだったろうけど、おせちが好きになった大人の今では、ありがたく感謝して毎日いただきます