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~ Me Hana O Ka La I Ka Pu'uwai ~

おせち攻撃

2015-01-04 | おいしいもの
1月2日、仕事から帰宅したオットの両腕には、顔が見えなくなるほどの段ボールが積まれていました。


そっか…

暮れから残っているものをひたすら片づけるつもりで、大した夕飯の用意もしていなかったところに、ありがたく嬉しいおせちを職場からもらってきてくれました。

なくても仕方ない、いただければラッキー程度で正直おせちのことは忘れていたのだけど、今年はどどーーーんと2社5段のおせちですって


ひとつめは「にんべん」さんの和2段重≪なごみの華≫

壱ノ重


弐ノ重


鰹節専門店ならではの「だし」にこだわり化学調味料は使用していないという解説で、数の子には削りたてフレッシュパックの鰹節がついていました。

厚焼き卵のおいしさにびっくり!
信田巻含め煮とこんにゃく照煮の味が素晴らしいー!

大人になってから好きになった昆布巻きも、絶妙な歯ごたえ残しで、とっても丁寧に作られているのがわかります。


ふたつめは「芦ノ湖 山のホテル」さんの和・洋・中3段重

和の重


洋の重


中の重


和・洋・中を並べてみると、やっぱり和食の美しさが際立ちますねぇ。
細やかな包丁づかいが際立つ和の工作は、和菓子同様自然を表していて本当に綺麗


たとえば梅の花型人参はありきたりとしても、この松笠なんて可愛らしいでしょう?

紅白の奉書は干し柿に巻かれていて紐をほどくのも楽しくなるし、和食の献立にはひとつひとつ物語があるように感じるね。
(腰が曲がるまでとか、まめに働けるようにとか、よろ昆布とか、そういう語呂合わせが縁起いいのは和食ならでは)

そして、そっけない見た目と裏腹に洋食が何気に美味しいの。
紅ずわい蟹のテリーヌやポークのリエット、お肉のパテ ブリオッシュ包みなど、私、こちらのパテ系・テリーヌ系に感動してしまった。
練り物嫌いなはずなのになぁ?



洋の重に入っていた小さなマカロンは、まやかしの品じゃなく、味は本格的なしっとりさっくり私の大好きなマカロンでした。

ただ、和に関して言えば、にんべんさんの圧勝。
全体に味が濃いのが山のホテルさんで、ちょっと食べるのに苦労してしまった。
お酒の肴に最適な味付け?で、それは日持ちするようにとのことでしょうけど、酢もきつかったなー。
(そもそも同時に手に入れなければ食べ比べもしないよね)

けれど、山のホテルさんの洋の重はとーーっても大好き!
お酒をあまり飲まない私だけれど、少しのワインと共にお箸でちびちびとつつくパテ類は最高でした


消費期限1月1日までのおせちを2日に入手してひたすらいただくおせち攻撃
たぶんヤバそうなのからどんどん食べて、5日までかかってやっつけることになりそうです。



ダイニングのテーブルにこんな感じ(笑)
子供の頃だったら早々にギブだったろうけど、おせちが好きになった大人の今では、ありがたく感謝して毎日いただきます



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