いつもココロに太陽を!

~ Me Hana O Ka La I Ka Pu'uwai ~

渋谷「唐そば」

2006-10-14 | 外食
今日は仕事を上がってから、渋谷で用があったため、少ない合間を縫って腹ごしらえが必要でした。
いつも「家めし」が多い私にとって、大変貴重な「ひとり外めし」♪

何を食べようか悩んだ結果 、いつも車中から眺めていた渋谷の「唐そば」に決定!

味は…よかったなぁ!
私はこってり豚骨ラーメンが苦手だし、麺も太麺に限る派。
しかしこの「唐そば」、あっさり系の豚骨で、麺も細めながらコシがあって、おいしい!
特筆すべきは千切りきくらげの歯ごたえ!
最高。
私の豚骨ラーメンランキングでは、1位かも…?
(いや、桂花と2トップかな?)

でもね、量、少な目だよね?
え~、これだけぇ?と思ってしまいましたわ。
おにぎり頼む勇気もないし、替え玉もなし。
しっかりひと口30回噛んで、乗り切りましたが。
ラーメンで30回も噛むなんて…

え?足りないの私だけ?


みんなへのフラ、あなたへのフラ

2006-10-14 | Hula
ハワイのクムからいい話を聞いた。
言われてみればそうなのだけど、
今まであまり真剣に考えたことがなかったことだ。

私たちが踊るフラには、
不特定多数に向けて踊るフラと、
たった一人の人に向けて踊るpersonalyなフラがある。

たとえば、「Ka uluwehi o ke kai」「Kaimanahila」などは
みんなに向けて発信するフラ。
~みんなの好きな海へ行こう。海草の香りがいい香り~
~私たちは外に出て、ダイヤモンドヘッドを見た、高くそびえた山~
といった Let's go together!的なフラ。
これはきっと、舞台でも満面の笑顔でモーションも大きく、
Livelyに表現してOKだろう。

一方、「Pua lililehua」「Ei nei」などはとてもパーソナルなフラ。
~どこへ行ったの、僕の愛しの花よ~
~こちらに来て、あなた。愛するのはあなた、あなただけなのよ~
といった For you,Just you・・・なフラは
もっと、個人を思い浮かべて表現しなければいけないだろう。

私はどちらかといえば、躍動感あふれる「みんなで楽しく」フラが得意といわれる。
自分でもそうだと思う。
だから、常にステージにいる自分を想像しながら練習しているし、
そうするとおのずと表現は前者に偏りがちだ。

しかし、クムいわく、
「一人の人と話をする時と、5人でにぎやかに話をする時とでは
声の大きさも、手の動作も違うでしょう?」と。
そりゃそうだ。
一人と話す時、そんな大声は必要ない。
「ううん、いや。」と首を小さく振ればことは足りる。
一方、大勢と話す時なら
「ダメダメ!いやだ~。」と首もブンブン振るだろう。
それが普通なのに、たったひとつのパターンしかないのはおかしいと言うのだ。

「この曲は、とても大切なたった一人の人に対するフラなのだから
そのような表現を考えて踊れ」と。

そうか、ヨシ!
曲の中にいる私、私の求めるたった一人のあなた・・・やってみた。
そしたら、自分でも全然違うんだよー。
これがパーソナルなフラなのか!
私には今まで意識したことがない分野だった。
フラを始めてだいぶたつけれど、やっぱりこうやって考えてはいなかったと思った。
ステージで「あなた」を意識しているつもりでも、
本心は「あなた」を意識している「私」を「みんな」に見てもらおうとしていたと思う。
でも、本当に物語の相手は「あなた」だけでいいのだ。

群舞で舞台という板に立った時、
ダンサーの一人ひとりが「あなた」だけを意識すればよいのか、
それとも群舞用の意識の広がりが必要なのか・・・

私のハラウの答えは間違いなく前者だろう。

どのダンサーを見ても個への意識が散漫でなく、
どのダンサー一人を切り取っても
そのダンサーが「あなた」を表現できていたとしたら、
見ている観客はきっと鳥肌もんではないだろうか?

そして次の曲ではパーッと「さあ!みんなで出かけよう!」なフラに切り替わったりできたら・・・
そんな感動的なステージはないだろう。

ハードルは少しあがったが、クムに言われたことを
もっと意識してみようと思った。
私にはそれができる。
そう信じている。