岡山県北（赤和瀬渓谷～うたたねの里） オオイワカガミなど

泉山を下山したのは１５時をちょっと過ぎていましたが、娘宅へ向かう前に、ここからさらに岡山県北に向かいます。

いつも泉山とセットで行っている鏡野町上斎原の「うたたねの里」方面です。

赤和瀬渓谷を抜けて伯州山に至る山郷です。

これまでにも何度も撮影した見慣れた風景、茅葺屋根の建物は農村レストラン「いっぷく亭」です。
４月２７日に、この近くの伯州山へイワウチワを見来た時には、ここでアメゴの塩焼きを買って縁側で食べさせてもらいました。
　　　　　　　　


当たりの田圃では、もうはや田植えも終わっています。向こうに見えるのは伯州山方面です。
　　　　　　　


香川ではもう新緑の季節をとおに過ぎて、深緑の木々が山を覆っていますが、５月半ばすぎのこのあたりは、
やっと木々の芽吹きが終わって、今から若い葉が展開しようとしている時期です。
　　　　　　　　



いつもの場所へ足早に向かいます。見たい花の咲き具合が気がかりです。
トキワイカリソウは、４月末には、咲き始めたばかりでしたが、さすがにもう終盤ですが、よくみると
まだまだこんなに綺麗なものもたくさんありました。
　　　　　　


　　　　　　　


ちょっと奥手の子もいましたよ～～
　　　　　　　





本命の花はこちら、オオイワカガミです。　イワカガミの変種で葉が大きいのでこの名が～～
　　　大きな葉に守られるように咲いている
　　　　　　　　　


　　　　　　　　



イワカガミは四国の山でも見られますが、オオイワカガミは四国での分布はありません。
　　　　　本州中部の日本海側に分布とあります。


初めてここでこの花を見つけた時には、飛び上がって喜びました。
近くの伯州山でも、オオイワカガミの葉がたくさんあったので、このあたりではよく見かける野草なのでしょうが、
それでも、よく行く岡山森林公園では出会った事がありませんし、公園のパンフレットにも自生の記録はありません。


なんと今年は今までにないほどの豊作♪♪
訪れるタイミングがよかっただけなのかどうかはわかりませんが、とにかくちょっとした斜面のそこここにピンクの集団です。
　　　　　　　　


　　　　　　　　　


　　　　　　　　　　


　　　　　　　　　　


　　　　　　　　　　　


本当はもっとゆっくりとあの伯州山のオオイワカガミの様子も見に行きたかったのですが
娘宅に行くのがあまり遅くなっても、心配かけるし・・・（多分してないと思うけど）

いつものように、鯖の押しずしを買ってお土産にして、ここを後にしました。
余談ですが、ここの鯖の押しずし、すごく美味しいんですよ～
なんと孫たちもお気に入りになるほど、お寿司の味付けも良いし鯖の身も厚いし・・・


帰り道では、赤和瀬渓谷の新緑があまりにも綺麗だったので、何度か車を止めて眺めては撮影
　　　　　　


ここではフジの花も今からです。　（少し南に走ると、木々に巻き付いて花盛りのフジがみられましたが、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　このあたりはかなり気温が低く春の訪れも遅いのでしょうね）
　　　　　　　



同じようにタニウツギも津山に近づくと車道沿いにもこんなに咲いた花が見られました。
　　　　　　　　



泉山でのダイセンキスミレやイワカガミ、ベニドウダン咲きはじめをみて
その上、この場所では大豊作のオオイワカガミやまだまだ美形のトキワイカリソウにもであって
満足ないい１日でした。