英語を使い過ぎ(その 10)

2015-05-20 17:20:38 | 語学学習
 きのうの朝母が新聞を読んでいたら急に僕に「インシデントって何?」と聞いてきたので、僕はちょっとびっくりしましたが、「付随的な事件とか小事件という意味だ」と答えたら、母は納得して新聞を読み続けましたが、僕がびっくりした理由は、「なんでまたそこでわざわざ英語を使わなきゃいけないんだ」ということでした。

 「incident」という英単語は、「付随的な事件、小事件」という意味ですが、はたしてどれぐらいの日本人が知っているのでしょうか?ですから、その記事を読んだ人のうちすぐに意味がわっかた人がはたしてどのぐらいいたのでしょうか?疑問ですね。しかも「事件」というちゃんとした日本語があるんですからね......。なんでわざわざ英単語を使わなきゃいけないんですかね......。

 今までも言ってきたことですが、「コーヒー」とか「ピザ」とかのようにもともと日本にないもので外国から伝わったものには外来語を借用するしかないと思いますが、ちゃんとした日本語があるのに、わざわざ不必要に英語などの外国語を使用しなければいけないのでしょうか?こういう例は今までも言ってきましたし、これからもきっと言い続けていくと思いますが、外国語を使う時は、使うべき場面で正しく使いましょう、と言いたいですね。

 英語やフランス語を教えている側から見ると、外来語の乱用はかえって悪影響だと言わざるをえないですね。へたをすると英語とフランス語を混ぜて使っているという例もありますからね。

 とにかく、繰り返しになりますが、外国語は使うべき時に正しく使いたいものですね!!

 最近テレビや新聞などを見ていると、上記のような例が鼻についてしまって、「何だかなあ......」と感じていますので、こうやって記事に書いてちょっとでも「ストレス解消」をしないとすっきりしませんので......。読者の皆さん、お付き合い下さいね!

 では、きょうはこの辺で。


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