英語を使い過ぎ(その 22)

2015-10-26 16:29:59 | 語学学習
 この前テレビでニュースを見ていたら、「プラントを建築する」という表現が聞こえてきた。そこで僕はまた、これを聞いてすぐに理解できた人がいったい何人いたのだろう?......と疑問に思ってしまったのだ。そう思っていたら、ご丁寧に字幕で「プラント(工場)」と出た。だったら最初から日本語で言えば済む話だ。「工場を建築する」と言えば字幕を出す手間もはぶけるしね。しかも、ニュースなんだから誰もがみんなすぐにわかる表現を使ったほうがいいんじゃないのか?

 とにかく、こうしてまた英語を不必要に使っているなあと感じてしまった。むやみやたらに使えばいいってもんじゃないのにね!

 ついでながら、「プラント」は「plant」と書きます。意味は、「植物」、「工場、発電所」です。どの意味で使うかは前後関係次第です。このように、同じ英単語がいろいろな意味を持っているという傾向がよくありますが、難しくないんです。前後関係がありますからね。

 いつも言っていることですが、英語やフランス語などの外来語を借用しなければならない時は、それらを使うしかないでしょうが、上記のように「工場、発電所」という日本語がちゃんとある時は、なにもわざわざ不必要に英語を持ってくることはないと思いますがね......。

 まあ、とにかく、きょうはこの辺で。

「バカンス」は、英語じゃないよ!

2015-10-12 15:38:32 | 語学学習
 先日テレビのクイズ番組を見ていたら、また日本語の単語を英単語で答えるというコーナーがあって、その中で「休暇」は?という問題が出てきて、解答者が「バカンス」と答えた。「ブーッ!」とブザーが鳴った。不正解だった。

 というのは、「バカンス」はフランス語だからだ。英語では「バケイション」と言う。ついでながら、「バカンス」は「vacance」、「バケイション」は
「vacation」と書くんです。

 なぜこういう現象が起きたかというと、日本で使われている「カタカナ語」は、英語が大多数で、それに加えてフランス語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語などがごちゃ混ぜに使われているので、外国語に詳しくない人にとっては全部英語なんだと思いこんでしまう傾向があるからだ。これは、僕の勝手な考え方かもしれないが、そういう傾向があるようだ。だから、そういう人が英語を使わなければならない状況になった時に、「通じない」という残念な結果になってしまうのではないか。

 やっぱり、外国語はむやみやたらに不必要に使えばいいってもんじゃない!まして、ごちゃ混ぜに使うっていうのは、いかがなものかなあ?と痛感してしまいます。上記のような弊害的な結果を招くこともあるわけですからね。

 まあ、とにかく、きょうはこの辺で。

 では、また。

 

単発レッスンも大丈夫です。

2015-10-01 17:14:48 | 語学学習
 おととい単発レッスンを受けに生徒さんのひとりが来ました。彼女は他の英会話スクールかどこかで外国人講師に英語を習っていますが、その中で文法的な質問がたまったら、僕のところに来て解決していくということにしているんです。

 今回は、一年二か月ぶりでしたが、そんなにブランクがあったのに僕の存在を忘れないでまた来てくれたということが、僕としてはとても嬉しいことでした。彼女が僕を頼りにしてくれているというのは、本当に嬉しいことです。

 彼女の質問は、レベルが高く、鋭い質問が多いので、なかなか大変ですが、僕の説明を聞いて、彼女は納得して満足して帰って行きました。

 今回また再認識したことがあります。生徒さんからお金をいただいてレッスンをするわけですから、決していいかげんなレッスンをしてはいけない、ということです。そのためには、僕自身も常に勉強していなければいけない、ということです。当たり前の話なんですけど、僕自身も日々努力をしていかなければならない、そうじゃないと生徒さんたちに申し訳ない、ということです。

 繰り返しになりますが、どんなにブランクがあっても僕を忘れずに当てにして来てくれる彼女に、大変感謝しています。

 今後も、僕は生徒さんたちが満足するレッスンをし続けていきたいですね!!

 何だかまとまりのない話になっちゃって、僕はいったい何を言いたかったんだろう?

 最後まで読んでくれた方々には感謝します。

 では、今日はこの辺で。